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「ミレニアム 4(下)」を読み終えました [推薦図書]

スティーグ・ラーソン作のミステリー「ミレニアム」シリーズ全3巻(各上下)は、本国のスウェーデンだけでなく多くの国の言葉に翻訳されて全世界で8千万部以上も売れているヒット作ですが、著者は「ミレニアム」が刊行される前に50歳の若さで病没されています。

だから、「ミレニアム3 眠れる狂卓の騎士」を読み終えるときは、この先はないのだと寂しい思いをしました。
それが、別の作者による「ミレニアム4」が出てきたものだからビックリです。

ミレニアム4下.jpg


小説は文字で書かれているものですから画がありません。それ故に読者の想像力を駆り立てて百者百様のイメージを抱かせます。それが読書の醍醐味であるわけですが、違う人が書いたもので満足できるだろうかというのが読む前の正直な気持ちでした。

でも、「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」を読み終えた感想は、「やられた。」という思いでいっぱいです。
同じ作者が書いたと言われても良いぐらいまったく違和感がありません。1、2、3を読んだときのことを思い出させるようなエピソードが随所にちりばめられていて思わず笑みがこぼれてしまうほど懐かしい感じがします。
私見ですが、蜘蛛の巣というのは、物語るの中に出てくるインターネットのネットワークの比喩ではないかと思います。

「ミレニアム1、2、3」を超えるはずがないと思っている方、先ずは読んでみてください。前3作に勝るとも劣らない傑作です。

まだ「ミレニアム」を読んだことがない方はどうぞ1巻から順番に読んでください。逆順で読むと何気ない文章に見えて分からずに読み飛ばしてしまうところが出てきそうですから勿体ないです。Amazonで中古本が1円+送料で売られているようですから図書館に行く交通費より安くつくかもしれません。

新しい作者によってこれからも「ミレニアム」の続きが書かれる予定だそうです。ちょっとパンクっぽいリスベット・サランデルという女性にまた会えると思うと楽しみです。



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