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この本が消えた [尺八演奏]

reizanが所属している都山流には「都山流尺八 音譜解説」という本がありまして、尺八吹奏の基本はこれをテキストとして師匠から習います。

音譜解説.jpg

また、「都山流尺八楽 楽理の手引」で邦楽の理論も学べるようになっています。

楽理の手引.jpg

こうやって師匠について学ぶ人は良いのですが、なかには師匠が近くにいないとか師匠につきたくないという理由で独学される方がいらっしゃいます。

そういう方たちのために作られているのが書店や楽器店で市販されている尺八入門書です。
reizanが知っているものだけでこれだけあります。尺八の流派には琴古系と都山系がありまして入門書もそのどちらかに準拠しています。大抵の初心者の方は流派が二つあることも知らないのですが、どちらを手に取るかによって進む方向が決まってきます。

広瀬.jpg
《琴古系》

石高.jpg
《琴古系》

善養寺.jpg
《琴古系》

中島.jpg
《都山系》

田嶋.jpg
《折衷型》

鈴木.jpg
《都山系》 

最近のものとしては和楽器バンドの神永さんの本があります。

神永.jpg

そして、reizanが尺八入門書としてイチ押しなのが菅原久仁義さんの「鳴るほど・ザ・尺八 尺八入門」のシリーズです。他の入門書が小学生のリコーダーレベルだとしたら、この本は中級者は勿論上級者でも参考になりそうな内容が含まれていますから、尺八教授のテキストとしても使えるぐらいのものです。琴古系と都山系がそれぞれ単本で出版されています。

菅原2.jpg

菅原1.jpg

生涯大学校の尺八クラブでもテキストとして使っていますので、新人さんが入って来られた際に出版元からこの本を入手されるよう案内したのですが、買えませんでしたという返事が返ってきました。
最初はネットの注文先を間違えたのかと思ったのですが間違いではありませんでした。出版元に在庫が無いらしいのです。

取扱店に在庫が無いかと調べてみましたがそちらにも有りませんでした。

尺八入門.png

本当に良い本なのですが、今後どれだけの需要が見込めるかと考えると増刷を躊躇されるのもわかります。でも、早く復活してくれるとありがたいです。

そこまで待てないという方のためにはネット上に素晴らしいテキストがあります。元は通信教育のテキストだったものですが、日本コンダクター販売という太っ腹の会社が権利を引継ぎ無償で公開してくれています。
容量が大きいため開くのに数分かかりますが、そのぐらい待てる方は一度覗いて見られると良いと思います。

Music ONのサイトに入って次のアイコンをクリックすると開きます。

尺八指南番.jpg
《イメージ》


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