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演奏会のシャッター音 [音楽鑑賞]

知り合いの方からのご紹介で、江戸川区の船堀まで邦楽合奏団の演奏を聴きに行ってきました。が、1曲だけ聴いて帰りました。

プログラムによると演奏曲目は次の4曲でいずれも大曲です。

1.春の一日(1997年 長澤勝俊作曲)
2.シンフォニエッタ・ルラーレ(1992年 上野耕路作曲)
3.世々生生ー尺八の合奏のためにー
4.子どものための組曲(2017年 秋岸寛久作曲)

合奏団の楽器編成は、箏・十七絃・三絃・琵琶・尺八・笛・打楽器で、演奏者は20数名です。

ジャズのフルバンドが16名ですからかなり大人数の合奏団です。

開演5分前にブザーが鳴って、お決まりの演奏を聴く際の注意事項がアナウンスされました。
「携帯・スマホは電源を切るかマナーモードにしてください。写真撮影・録音はご遠慮ください」

マナーモードでも演奏中にかかってきたら周りの人には十分うるさいのですが、判断が甘いなと思いました。
そんな思いの中で開演して演奏がスタートしました。

1曲目は打楽器からスタートしてすぐに他の楽器も加わって大合奏になりました。特に尺八が一部3名と二部3名に分かれて演奏しているところでは、あたかも2本の尺八で吹き合わせているような感じで素晴らしかったです。

1.序曲、2.花の輪、3.かぎろい、4.春雷、5.終曲よりなる組曲の一つの音を聴きもらすまいと耳をそばだてていたのですが、途中からカシャッ、カシャッという異音が聞こえだしました。

最後部の座席の中央と左右にビデオカメラがセットされていたので記録を撮るのは分かっていたのですが、それ以外に写真まで撮りだしたのです。

1曲1回のシャッターで止めるかと思ったら、そうではなくて数秒から数十秒に1回ぐらいの頻度でシャッターを切るし、曲が盛り上がっているときには1秒毎ぐらいに切るものですからうるさくて演奏を聴くことに集中できなくなりました。

20年ぐらい前に邦楽と舞踊のコラボの会で主催者側のカメラマンが連写を続けたのに比べたら少しましでしたが、それでも音楽会としてはあり得ないことです。
客には静粛を求めながら、主催者側が騒音を立てて演奏の邪魔をするというのが信じられませんでした。

このまま最後までいても演奏をまともに聴けそうもないし、ストレスが溜まるばかりなので一曲が終わったところで会場を出ました。(本当はもう曲の途中で出たかったのですが、それではほかのお客さんに迷惑がかかるから一曲が終わるまで我慢しました。)

入場料の3倍以上の交通費を使って、片道2時間半もかけて聴きに行ったのに報われない演奏会でした。

写真を撮るのだったら開演前のゲネプロのときにするか、AV操作室のガラス越しにしてもらいたいものです。


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