SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

尺八でジャズ、ときにはラテン [尺八演奏]

今度の三曲研修会の課題曲に尺八だけの曲として都山流尺八本曲の「秋晴」(二部合奏)があがっています。
恥ずかしながらreizanは吹いたことがありません。(職格者になる前に免許皆伝という段階があるのですが、そこにあがるためには都山流尺八本曲をクリアしなければなりません。それがどうも漏れてしまっていたようです。)

こういう時は手持ちの音源を捜し、そこになかったらYouTubeに当たります。
今回、手持ちの音源にはなかったのでYouTubeで「尺八 秋晴」を検索しました。結果はYouTubeにもありませんでした。

でも、そこで表示された中に目を引くものがありました。

秋晴.png
「なぜ尺八でこんな演奏できるの?演奏者は県議会議長だった!!」
これは見ないわけにいきません。すぐに動画再生しました。(ここ
曲目は「枯葉」で、大人しめのジャズ演奏でした。

枯葉の動画が終わったら自動的に関連する動画の一覧が表示されますが、その中にこんなの(赤丸)がありました。(該当の動画はここ
ジャズの生演奏.png

「ジャズの生演奏」と紹介されているものの実際の内容はラテン系の曲でした。
最初が「リベルタンゴ」(タンゴ)、2曲目が「ベサメ・ムーチョ」。

ジャズを期待したらズッコケますが、演奏はアグレッシブで素敵です。特に左手を放すシーンはreizanが考えもしなかったパフォーマンスです。確かに都山流の「ヒ」の音(琴古流では「五のヒ」)だったら第1孔だけしか塞ぎませんから反対の手は自由です。

ただし、尺八の構え方の基本である3点支持の原則(①第1孔と第2孔の中間を親指と中指で挟む、②顎(下唇の下)に尺八の顎当たりを当てる、③反対の手の中指で第3孔と第4孔の中間を身体側に押す)からは外れていますので、尺八の位置がずれたり落としたりしないかとちょっと怖いです。

原曲に近いのでジャズといえるかどうかわかりませんが、「和楽器で本気のルパン三世!」も聞き応えがありました。
三味線を立てたような楽器は「胡弓」といいます。バイオリンのように弓で擦って音を出します。
昔はお箏の先生が「箏・三絃・胡弓」をこなしていましたから絃方だけで三曲の演奏ができたのですが、明治以降、尺八が参加するようになると胡弓を弾く人は少なくなりました。

胡弓といえば、おわら風の盆の「越中おわら節」の伴奏に使われています。哀調を帯びたその音色はなんとも言えません。尺八では表せない表現です。二胡の音色に似ていますが音階が違うからか中華風のイメージはありません。


共通テーマ:趣味・カルチャー
落雁日本版「コールドケース」 ブログトップ
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。