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疑心暗鬼を呼ぶカレンダー [雑感]

郵便局で年賀状を買ったら、おまけに小型のカレンダーを付けてくださいました。

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下半分が月めくりになっていて月ごとに警句が掲げられています。これが暗い内容だったり、行き成り過ぎて選択者のセンスを疑ってしまいます。一か月間同じ内容を見なければならないのかと思うと嫌になります。

半年ごとに分けてその部分をご覧いただきましょう。

1-6.jpg
1月:「民の声は神の声」(イギリスの神学者が世論を尊重すべきことを説いた言葉)
2月:「薬より養生」(普段の養生がより大切ということ)
3月:「三日坊主」(飽きっぽくて長続きしないこと。そういう人)
4月:「釈迦に説法」(仏教を説いた釈迦に仏教の教えを説くような愚行のたとえ)
5月:「皿嘗めた猫が科を負う」(魚を獲った猫は逃げ、その皿を舐めている猫が捕まる。大物は逃げ、小物ばかりが捕まるたとえ)
6月:「是々非々」(良いことは良いと認め、悪いことは悪いという当たり前のこと)

「罪無くして拝所の月を見る」が「皿嘗めた猫が科を負う」の後日談かと思っておりましたが、最近では、単に世俗を離れて風雅な暮らしをすることの意味で理解されている向きが多いようです。

さて、1月から6月まで、それぞれ30日近く眺めていて良い気分になれる言葉がありますでしょうか。reizanは全部いらないです。

では、後半を見てみましょう。

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7月:「座して食らえば山も空し」(ぶらぶら働かずに暮らしていれば、山のような財産でもやがて無くなる)
8月:「畑に蛤」(畑を掘って蛤を探す、見当違いのこと)
9月:「馬耳東風」(シカトすること)
10月:「羊頭を掲げて狗肉を売る」(羊の頭を看板に出して、その実、犬の肉を売るという詐欺商法)
11月:「転ばぬ先の杖」(泥棒を捕まえて縄をなう、や、渇して井を穿つの反対語)
12月:「ローマは一日にして成らず」(千里の道も一歩から)

他人も自分も信じられないマイナス思考。良かれと思ってくださったのでしょうが、どう贔屓目に見ても制作意図が良くわからないカレンダーです。


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