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ヴォーリズ [大工の勉強]

京都に行ったとき地元のローカル番組を観ていたら、建築家ウィリアム・メリル・ヴォーリズの設計した建物の痕跡が残っているところがあると紹介されました。

その場所は、四条烏丸の近くの大丸(デパート)です。錦市場に近い側に開いた地下に降りる出入口を入るとありました。

P_20190605_102628.jpg
ヴォーリズは、帝国ホテル(現在は正面玄関部が明治村に移築保存されている)の設計で有名なフランク・ロイド・ライトと同じくアメリカから来日し、大正初期に多くの様式的な建物を残しました。

建築家であると同時にキリスト教の伝道師であったヴォーリズは、関西を中心に多くの建物を残しています。(ここ

また事業家の一面も持っていて、メンソレータム(現在その名はロート製薬に移り、メンタームの名で販売)の近江兄弟社を興し、病院や学校も経営しています。

ライトは帝国ホテルの完成を待たずに帰国してしまいましたが、ヴォーリズはそのまま残り帰化して日本人になりました。(日本名:一柳米来留。「アメリカから来て留まる」という洒落です。)

妻の一柳満喜子は、NHK朝ドラ「あさが来た」のモデルになった広岡浅子(広岡家の婿になった兄の義母)の後押しで結婚したという経過があり、当時の人間関係が垣間見えて興味深かったです。(大同生命のサイトに関連記事があります。ここ。カーソル移動キー(← →)を操作するとページが移動します。)

ネットで調べてみたらヴォーリズの生涯を書いた「屋根をかける人」(門井慶喜著)という本が2016年に出版されていました。図書館に蔵書があるようですので借りてみようと思います。

また、戦後、米国の女流作家が満喜子に取材した「Bridge of Love」が、2010年に「メリル・ヴォーリズと一柳満喜子:愛が架ける橋」というタイトルで出版されていますが、国会図書館か中古本に頼るしかなさそうです。


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