SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

振垂木の比較 [大工の勉強]

2010_0128utaguti0003.JPG
建築大工2級技能士実技課題の製作途中です。reizanと元気のよいクラスメートが作った垂木と振垂木を作業台の上に置いて組立の前に取り合いを比較してみました。どちらも初めてのチャレンジです。

左がreizanで右が元気な少年のです。reizanのは3本が合体するところに隙間ができています。振垂木の平行四辺形のクセがきっちり作りこまれていないのが原因です。それに比べて少年の加工の美しいこと。彼はこの写真を撮影した日に大工見習いとしての就職が決まりました。順当な評価だと思います。

文庫本サイズの木材見本 [大工の勉強]

ネットで木材のことを調べていて、文庫本より一回り大きいサイズの一寸贅沢な木材サンプルが販売されていることを知りました。

150種類(枚)セット(ケース付)で95,000円はけっこうな値段です。1枚ものでは黒檀とリグナムバイタがそれぞれ4,200円で最高値です。紫檀は3,150円です。高級材の値ごろはわかりませんが杉が750円というのはちょっと高いと思います。

興味はありますが、高めの値付けになっていることと、これだけ大量になると物が増え過ぎるような気がして購入は断念しました。加工の際の端材を利用したり東急ハンズで売っている端材を購入して自分の好きな材だけを集める方が現実的な気がします。


芯がずれていました [大工の勉強]

2010_0128utaguti0002.JPG
建築大工の2級課題ですが、柱に梁を差し込んだところ斜めに隙間があいてしまいました。左端は接していますが右にいくほど隙間が広くなっています。原因は墨つぼを使って打った柱の芯墨がずれていたためです(2本の墨のうち左が最初に打った間違いの墨です)。正面は芯が左にずれていて裏側では反対にずれていたため左寄りから入って右寄りに抜けることになってしまいました。その結果、柱と梁の結合部に隙間が生じた次第です。

今回は、reizanだけで数人が何らかの失敗をしています。しかし先生からの「初めてやることだから」という言葉に救われています。

2010_0128utaguti0001.JPG

建築大工の2級課題が完成しました [大工の勉強]

2010_0128utaguti0010.JPG

reizan作の2級課題が完成しました。初めてのためミスもありましたが全体的にやさしい課題だというのが作り終えた感想です。配管の2級課題も初めて見た時は何がどうなっているのかわからないぐらい難しそうでしたが最後には余裕で作れるようになっていました。建築の課題も数さえこなせば余裕でできるようになりそうです。


2010_0128utaguti0008.JPG2010_0128utaguti0009.JPG

柱建て四方転びの作図 [大工の勉強]

2010_0131utaguti0001.JPG
建築技能士2級課題を作った後は、「柱建て四方転び」の製作実習です。先ずは図面作成からスタートとなります。床に広げた模造紙に腰をかがめて書きますので普段使わない部位の筋肉や関節が悲鳴を上げて、書きあげたときには肉体労働とは違う疲労感でぐったりしました。

柱建て四方転び [大工の勉強]

2010_0204utaguti0005.JPG

柱建て四方転びの柱のくせ取りをしました。写真は実家が大工さんの同級生が加工したものです。断面を見ると四つの平行四辺形がほぼぴったりくっついています。初めてでこの精度は見事です。reizanの?・・・恥ずかしくてお見せできません。

四方転びは四隅の柱が末広がりになっていますので接地面を正方形にするためには断面を菱形に成形しなければなりません。2級課題の振垂木のくせは2面だけの削りですので柱建て四方転びの方が難易度が高いことになります。かなり前の2級試験の実技課題は柱建て四方転びだったそうです。その当時の合格者の方は最近の2級課題が簡単になったと昔の自慢話をされます。


柱建て四方転びの天板加工 [大工の勉強]

2010_0212utaguti0006.JPG

柱建て四方転びの天板のホゾ穴は貫通です。穴は真っ直ぐに掘るのではなく柱が四方に広がるようになりますのでその方向に向けて斜めに掘ります。表裏の面には実際の開口部以外に反対側の墨も引いています。これを目安に斜めに掘っていくのです。半分ぐらい掘り進んだら反対側から掘ります。

切削面がささくれ立っているのは鑿の砥ぎが足りないからです。なかなかカミソリの刃のようには砥げないものです。

2010_0212utaguti0007.JPG

柱建て四方転びも完成間近 [大工の勉強]

2010_0216utaguti0001.JPG

柱建て四方転びがそれらしい形になってきました。柱(脚)のホゾが天板を貫通しているところや縦横の貫のホゾがお互いの干渉を避けるため上下半分ずつになっているところが見えると思います。

接合は木工ボンドのみで釘は使っていません。柱の長さはまだ切りそろえていませんので若干違います。そのため床に置かずに作業台の上に置いています。

大阪城大手門の柱の継手 [大工の勉強]

大阪城大手門の柱の継手(婆娑羅継)は前後の面が「蟻継」で左右の面が山型の「殺ぎ継」になっている不可能物体ですが、下記サイトほかいくつかのサイトでその作り方が紹介されています。



reizanの大工の先生が若いころ別の方法で作ったという継手を見せてくださいました。さらに嬉しいことに写真の公開も了承していただきました。シンプルさや強度の点では大阪城のものに敵わないと思いますが、こういう方法を思いつくこと自体が凄いと思います。


2010_0301utaguti0001.JPG

2010_0301utaguti0009.JPG

2010_0301utaguti0010.JPG

2010_0301utaguti0007.JPG

柱建て四方転びが完成しました [大工の勉強]

2010_0220utaguti0002.JPG
柱建て四方転びが完成しました。まあまあの出来栄えだと思います。

天板に4本の柱を差込み、その柱に縦方向と横方向から貫を差し込んでいます。ホゾ穴の数は全部で12か所もあり、しかも真っ直ぐなところは一つもないというものです。当然のことながらホゾも12個になります。これらの加工をするのは結構しんどかったです。

柱建て四方転びを作った後では建築大工の2級課題がすごく簡単にみえてきました。不思議なものです

入隅木の製作実習 [大工の勉強]

2010_0225utaguti0001.JPG

2010_0225utaguti0005.JPG

入隅木が完成しました。これの前に作った柱建て四方転びに比べたら作業自体はずっと楽でした。

でも、恥ずかしながら今回も芯ずれがありました。「い二」の位置で桁と谷木の芯がずれていたため、結果、「い一」に隙間ができました。甘めの自己採点でもなかなか100点はとれません。



2010_0225utaguti0004.JPG

2010_0225utaguti0002.JPG

60度の治具 [大工の勉強]

2010_0304utaguti0004.JPG
大工の勉強をしている級友の中から選抜されたメンバーで市役所に展示する作品を作ることになり、reizanの得意な「螺旋組の敷物」と「千鳥四方蟻継」と「閉じ込められた釘」が選ばれました。そのため市役所展示作品プロジェクトに限ってreizanが指導者です。

最初に作るのは「螺旋組の敷物」です。6本の角材が六角形に組み合わされますので重なる部分の切り欠きの角度は60度になります。この鋸作業は48回にも及びますのでメンバーに廃材を使って60度の治具を作ってもらいました。

写真はreizanの60度治具です。手前と向こう側に鋸道を作り間に材を置くようにしています。材は切断するのでなく途中で鋸を止めなければなりませんので墨が見えるように隙間を作っています。鋸道はほぼ垂直に切ることができましたので今までで最高の使い心地です。

屋根の見本のような家 [大工の勉強]

2010_0309utaguti0009.JPG

教室に掛けてあるカレンダーを撮らせてもらいました。

この家には日本家屋の主な屋根型式三種類がすべて使われています。先ず、門は「寄せ棟(よせむね)」です。二階の屋根は「切り妻(きりづま)」で二階の壁についている三角形の屋根は「入母屋(いりもや)」になっています。

身の回りの日本家屋の屋根を見ていると大半はこの三種類のうちのどれかだと言っても良いぐらい目につきます。

二種類の罫引 [大工の勉強]

2010_0313utaguti0002.JPG

左は「筋罫引」、右は「鎌罫引」といいます。木材の縁に沿って平行線をひく道具です。reizanが市内のホームセンターで買ったのが左の筋罫引です。本当は学校で使っているのと同じ鎌罫引が欲しかったのですが売っていませんでした。

止むを得ず筋罫引を買いましたがこれがストレスの溜まる道具でした。刃先が見えないから少し作業をするとすぐ嫌になります。reizanがやっている工作では罫引を引く範囲が決まっていて引きすぎても引き足りなくても支障が出ます。そこで、首を曲げて横から刃先を覗きこみながらひくのですがすぐに疲れてやる気が失せます。

ということで、思い切ってネット商店で「二丁鎌罫引」を買いました。早速、螺旋組の敷物を作ってみましたが、刃先が見えることの快適さを改めて実感しました。税込2,310円、送料410円でした。

わが学び舎 [大工の勉強]

2010_0311utaguti0002.JPG

学校での大工の勉強が修了しました。1年間お世話になった学び舎です。本館の左に平屋建ての実習場があり、ドーム型のエントランスの向こうに講堂兼体育館があります。

夏は暑さでクラクラになりながら、冬は子どもの時以来久しぶりのしもやけに悩まされながら、それでも楽しかった勉強も終わりました。もう通えないと思うと寂しい気がします。

式には、就職のため1月末に中途退校した元同級生の女性も保護者席に参列してくれて何だか心温まる修了式でした。


後日、元同級生の女性から修了式の写真が届きました。reizanも写っています。

DSC00157.JPG

気になる家 [大工の勉強]

2010_0316utaguti0001.JPG

通学途中のバスの窓から屋並み越しに見える家が気になっていたのでバス通りから一つ外れた道を歩いてみました。上が気になっていた家です。バスからは屋根の部分だけしか見えていなかったのですが近くで見ると立派な洋館でした。でも回りを拒絶するような高い塀もなく普通の民家に囲まれてさり気なく存在している感じでした。実際に住まわれているようです。

2010_0316utaguti0002.JPG
2010_0316utaguti0003.JPG

上の屋根は単に入母屋というだけでなく珍しい特徴があります。良く見ると屋根が膨れたようになっています。「むくり屋根」という名称は大工の勉強で習いましたが実物を見るのは初めてです。「―形」よりも「∩形」の方が上からの力に対して強いということですが実際に作ろうとするとかなり難しいはずです。駅までの間にむくり屋根の家が何軒かありました。ということはこの辺りに腕の良い大工さんがいたことが窺えます。

2010_0316utaguti0004.JPG
最後は、濃緑の窓枠が印象的で気になっていた家です。

ここにも「むくり屋根」 [大工の勉強]

2010_0319utaguti0027.JPG

今までは学校の大工道具を借りていましたが、そうもいかなくなったので最低限の道具を買いにホームセンターまで行ってきました。鋸、玄能などすでに持っているものもありますので、買ったのは鉋一丁、追い入れ鑿3本、砥石などです。

ホームセンター最寄りの電車の駅を降りてすぐの郵便局の屋根がむくり屋根でした。その面積に迫力を感じました。

2010_0326utaguti0001.JPG

むくりのない屋根と比較すると違いがわかると思います。

2010_0326utaguti0006.JPG

箏(こと)の立奏台を作っています [大工の勉強]

2010_0325utaguti0004.JPG

箏の先生から依頼を受けてお弟子さん用に立奏台(椅子に座って弾くときに箏を置く台)を作っています。地元のNPOの代表から4月のイベントに箏・尺八の演奏で参加を依頼されたのですが、野外ステージでの演奏ということなので急遽製作することになりました。

イベントは交通費を含めてノーギャラのボランティアですし、この先何度使うかわからないのに1万円ぐらいする市販品の立奏台をお弟子さんに買っていただくのは申し訳ないということでreizanが大工の勉強を活かして作ることになりました。数は3セットです。

今は、木取りも終わって墨つけの最中です。立奏台は貫の上場が峠になりますが、脚を開いたときに峠が水平にならないといけません。初めて作るものなので手探りの状態で作業していますが、蝶番の取付け方と脚の先端の切り欠き角度が命と思い端材で試作をしてみました。それが上の写真です。我ながらなかなか良い感じです。

試作してみると蝶番はもっと下に付けないといけないとか、いろいろわかったことがあります。本番では脚はもっと長くなって峠の高さが45cm前後(大と小の2個一組です)になります。また釘止めしているところは重量軽減とコストダウンのため固定金具を使わずに、「通しほぞ割りくさび締め」という凝った手法で取付ける予定です。

簡単な鍋敷き [大工の勉強]

2010_0319utaguti0025.JPG

螺旋組の敷物を作ったときの端材を使って簡単な鍋敷を作ってみました。一辺の長さは190mmです。形も単純ですし加工も楽でした。φ100からφ200ぐらいのヤカン・鍋などに対応できます。φ250以上でも置けないことはないのですが鍋敷きが隠れてしまうためちょっと不安になります。

下の写真は加工が済んで組立前の材です。3本とも同じ加工をしています。気を使うところがなく息抜きになりました。

2010_0319utaguti0019.JPG

貫の加工もあと少し [大工の勉強]

2010_0331utaguti0003.JPG

箏立奏台の貫の上端の削りとほぞの加工が終わりました。貫に関しては蝶番取付部分の削りを残すのみとなりましたが、これはちょっと置いておいて脚の墨つけに入ります。


ほぞ穴の加工は24箇所にもなりますので全部を鑿だけで削るのは大変です。そこでちょっと楽になるようにドリルで下穴をあけ残りの部分を鑿で削って仕上げるという方法をとります。



「サカムケア」は小傷に重宝 [大工の勉強]

2010_0312utaguti0003.JPG

1年前、大工の勉強をするため入校したときのオリエンテーションで、「怪我はすると思っておいてください。」といわれました。本当?と思いましたが、

実際にやってみると鑿を砥いでいるときに知らずにカエリの上を擦って出血したりという小さな怪我は何度かありました。

そういう小傷を負ったときは「サカムケア」のお世話になりました。塗った瞬間はしみるのですが、固まってしまえば入浴も大丈夫だし、サカムケアが剥がれる頃には皮膚がしっかり着いているので重宝しました。

1個目の立奏台が完成 [大工の勉強]

2010_0403utaguti0002.JPG

1個目の立奏台がもうすぐ完成です。飛び出しているのは「通しほぞ割りくさび締め」の余分なほぞです。これを鋸で切り取って鉋で削って仕上げます。削り作業を考えるとできるだけぎりぎりのところで切りたいのですが本体には傷をつけられません。

2010_0403utaguti0004.JPG

そこで活躍するのが1枚の紙です。実際に使ったのは折込広告の切れ端ですがこの紙のお陰で鋸が本体に触れることはありません。そのかわり紙の厚さ分だけ余分なほぞが残ります。これを削ってから、クッションやあおり止めを付けて完成です。塗装の技術がないので白木のままでの引き渡しとなります。

2010_0403utaguti0005.JPG

これから残りの5個を作っていきますが、ひと通りやってみて感触がわかりましたので後はスムーズに作れると思います。

蝶番取付とほぞ穴の加工 [大工の勉強]

2010_0409utaguti0014.JPG

箏立奏台の貫に蝶番を取付ました。2本の貫のうち最初に付ける方は簡単ですがもう一方はそうはいきません。上に箏が載ることを考えると蝶番が峠からはみ出さないようにしたいものですが丁度いい位置にビスを打とうとしても相方の貫が邪魔をしてドライバが回せません。内角が30度も開かないのです。回転軸の面取りをしてやっと蝶番の取付ができました。

2010_0409utaguti0017.JPG

下は箏立奏台の脚のほぞ穴加工です。「通しほぞ割りくさび締め」のポイントになる部分です。最初はドリルで半分の深さまで掘ります。材を裏返してドリルで穴を貫通させます。

2010_0409utaguti0016.JPG

次に、鑿で最終寸法よりも一回り小さな穴を掘ります。鑿を使う時も木半分までで裏返します。

2010_0409utaguti0015.JPG

最後は、慎重に鑿で仕上げていきます。鑿砥ぎの善し悪しが結果に出てくるところです。reizanはほぞ穴の作業が大好きです。

箏立奏台が完成しました [大工の勉強]

2010_0409utaguti0018.JPG

立奏台3セットが完成したので、箏の先生のところに届けました。ほぞの部分に注目しくれたので嬉しかったです。

一仕事終わったので次の楽しみを探さなければなりません。探すという作業もまた楽しいものです。

萱葺き屋根の葺き替え [大工の勉強]

2010_0528utaguti0013.JPG

生涯大学校の近くに萱葺き屋根の民家があって気になっていましたが、最近葺き替え工事が始まったみたいです。先ず軒先の方から吹き替えて順次上の方に上がっていく模様です。確かに逆順では雨漏りしてしまいます。

2010_0528utaguti0015.JPG

白いシートの下には新しい萱がたっぷり準備されていました。

桂離宮にも「むくり屋根」が [大工の勉強]

2010_0703utaguti0002.JPG

自転車で近所を散走しているときに「むくり屋根」の家を発見しました。全部で4戸ありましたが写真を撮ったのは2戸です。

下の2枚の写真は同じ場所です。どうしても片方が植木の陰になってしまうので角度を変えて撮っています。右側がむくり屋根です。比較すると美しさが際立ちます。

2010_0704utaguti0002.JPG


2010_0704utaguti0001.JPG

むくり屋根についてネット検索したら「桂離宮の古書院」もむくり屋根だという情報がありました。京都には何度も行っているのに見たことがないと思ったら宮内庁の管轄で見学は予約制になっていました。今度京都に行くときは予約していこうかな。

桂離宮のサイトの施設案内ビデオに古書院の姿が登場しますが、宮内庁ではむくり屋根に重きを置いていないのか一言も触れていません。

Jw-cad講習会 [大工の勉強]

2010_0729utaguti0008.JPG

建築製図用パソコンソフト「Jw-cad」の使い方の講習会を受講しました。昔、製図板の上でやっていた作業がパソコン上でできてしまう優れものです。ソフトは清水治郎さんと田中善文さんが開発されたものでインターネットを通じてだれでも無料で入手することが出来ます。

reizanも早々にダウンロードしていたのですが全く使いこなしていませんでしたので、2日間12時間コースの講習会に申し込みました。

講師の方がわかり易く丁寧に教えて下さったので、家の平面図ぐらいは描けるようになりました。マニュアルを読んでもわからなかったことが人に聞くとすぐわかってしまうというのは尺八の勉強にも通ずるところがあります。教則本で独習するよりもその道の師に習う方が確実で早道です。

Jw-cad講習会が修了 [大工の勉強]

2010_0730utaguti0002.JPG

Jw-cad講習会も2日目が終わり無事修了しました。初日の作図は建物の1階部分でしたが最終日は2階と屋根の部分を描きました。写真は2日目の終わりごろの画面です。100点満点の出来ではありませんがまあまあではないかと思っています。

2010_0730utaguti0001.JPG

左側がreizanの画面で右側は先生のパソコンにつながっている画面です。受講者全員が自分の画面と先生の画面を見ながら学べるようになっています。先生も同じ作業をしながら説明してくれるのですが、それだけでなく画面に作業のポイントも書き込んでくれるのでとてもわかり易かったです。

今回、正しいマウスの持ち方・動かし方を教えていただけたのもラッキーでした。今までは我流でやっていたためすぐに肩が凝ったり腕が痛くなったりしていましたがそれがなくなりました。

今までのやり方はここで紹介されているような持ち方をして大きめのマウスパッドいっぱいに手を動かしていました。

教えていただいた方法を紹介します。マウスの持ち方は手のひらとマウスの間に軽く隙間を作りながら親指・薬指・小指で側面をはさみます。はさむというよりも指先で軽くつまむという感じの方が近いかもしれません。手のひらの手首側の肉球あたりをテーブルにつけ操作中はその位置を固定します。マウスを動かすのはマウスをはさんだ3本の指の曲げ伸ばしだけにします。

手のひらをマウスに重ねてマウスと一緒に手を動かしていては疲れてしまいます。手首の位置を動かさないというのがポイントのようです。

ネットで検索した中では、これが一番近かったです。

JAPAN DIY HOMECENTER SHOW [大工の勉強]

2010_0827utaguti0007.JPG


幕張メッセで開催された「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」に行ってきました。

2010_0827utaguti0005.JPG


正面に見えているのがイベントホールでその左側に1~8、右側に9~11の展示ホールがあります。今回の催しは左側の4~6ホールでありました。

2010_0827utaguti0009.JPG


会場全体の様子はパノラマ写真でないとムリですので一部分だけを写しました。内容はホームセンターのバイヤーさん向け商談会みたいで一般人はついでに見てもいいよという感じでした。

2010_0827utaguti0012.JPG


トリマーを使って「あられ組」の作り方を説明してくれるブースがありました。昔は指物師と言われるような特別な人しか作れなかったから価値が高かったけど、今では機械を使って簡単に作れるから100円ショップの木箱にも使われているという話が印象的でした。

2010_0827utaguti0015.JPG


木工品を売っているブースでちょっと気になる作品を見つけました。ピアノ教室のお洒落な看板です。3000円という値段も手ごろなのでピアノ教室をやっている知人にプレゼントしようかと思ったのですが、良く見たらおかしなところがあったので止めました。

ピアノは左側が低音ですから絶対にこの形にはなりません。うろ覚えとは怖いものです。

お寺の見学 [大工の勉強]

民謡尺八サークルのメンバーが住職をなさっているお寺を見学させていただきました。

009.JPG
(本堂)


縁起は、1474年開基といいますから500年以上の歴史のある古刹です。

013.JPG


山門は今年(2010)の春に新築されたものです。老朽化した山門は境内の斜面の途中(上の写真の右側)に移築再建されていました。

014.JPG

015.JPG


移築された山門は古材の使える部分と新材を組み合わせて再生されています。郡史によると古い山門は飛騨の甚五郎(個人名ではなく職人グループの名)の作と伝えられているそうです。

010.JPG


山門を抜けた正面には関東のお寺には珍しい三門もありました。こちらも昔のものはなく再建されたものです。

008.JPG


柱建て四方転びの鐘楼も立派でした。

012.JPG


時刻は午後4時少し前でしたが鐘つきもさせていただきました。勢いを付け過ぎて「ゴーーーン、ゴン」と二度づきをしてしまいました。恥ずかしかったです。

スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。