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追分の指法を習いました [尺八演奏]

今年も「桜の山の春の市&春ライブ」にお呼びがかかり、今年は生涯大学校の民謡名人と二人で出演することになりました。

練習場所は学校の近くのカラオケハウスです。平日の昼間の利用料はコーヒー等飲み放題で一人2時間400円ですから二人で800円になります。

カラオケの料金体系は不思議です。一人で2時間歌いまくっても400円、10人だといくら頑張っても一人4~5曲しか歌えませんが、店の売り上げは4000円になります。

顧客にとっての価値と価格体系の関係が良くわからない世界です。

演奏曲目は、「コンドルは飛んで行く(二重奏)」「民謡 白浜音頭(相棒の唄にreizanが伴奏)」「民謡 最上川舟歌(左に同じ)」の三曲です。

合奏の方はreizanが指導的な立場ですが、民謡に関しては40年の民謡経験者には敵いません。

特に、「最上川舟歌」には追分の手がありますが、reizanにとっては未知の分野です。昨日の練習ではこの追分の要領を教えていただきました。その微妙な運指を動画に取らせていただきました。

追分は、楽譜上で「ハチハチ(都山流)」とか「ツロツロ」というように表されるのですが、そのままに吹いたのでは追分の味わいは出ません。均等に運指しているわけではないのです。
《ハチハチの運指。親指の動きとタイミングに注目》


《ツロツロの運指。人差し指の動きとタイミングに注目》

デジカメの付属ソフトの編集機能を使うと、動画をコマ送りで見たり、分解写真にすることが出来ます。
分解.jpg
《左クリックで拡大》

コマ送りで見ると、「ツロツロ」の動作は、
  • 「ロ」からスタートして最初に薬指を持ち上げて「ツ」を吹き、薬指を戻します。
  • 戻ったときの音は「ロ」になるのですが、薬指が戻った瞬間に、人差し指を2~3ミリぐらい上げてすばやく戻します。
  • この瞬間に「ロ」の音が出ます。「ロ」の音がでたらすぐに「ツ」に移ります。
これの繰り返しです。練習はスローモーションで始めて、徐々に速くしていきます。

「ツ」と「ロ」の長さは均等ではなく、「ツ」>「ロ」という関係になっています。

これでイメージは良くわかりました。本番までに物になるかどうかわかりませんが練習あるのみです。



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