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ワンコインでお釣りのくる包丁 [番外]

先日は500円でお釣りのくる菜切り包丁を見つけて砥ぎの練習をしましたが、今度は別のメーカーの三徳包丁を見つけました。これも500円でお釣りがきました。

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穴あきの上にリブが付いているのが特徴です。例えば、よく切れる包丁で、大根を輪切りにしていくと包丁の側面に吸い付くように張り付きます。それを自動的に剥がすのがリブの役割です。包丁の右側面のラインがプレスで打ち出したように凸になっています。

011.JPG 

切り離れが良いことがセールスポイントになっています。 

012.JPG 

残念なのは、値段相応に材料を使っているためか薄身です。使用上の注意に、「みね(背)に手をあてて使用するときは場合によりケガの恐れがありますのでみねに布をあて、使用してください。」ということまで書いてあります。

みねに指を添えるのはなにも特別なことではないし、それでケガをするとしたら大変です。また、包丁に布を当てたりしたらかえって危なそうです。握りを握った時の感じも人間工学的にどうかなという感じがしました。

この包丁は最初から砥いであってすぐに使えるということでした。試し切りをしたら確かに切れましたがなんとなく違和感がありました。切っていて楽しくないのです。スーッと刃先が入り込んでいく感じとか、サクッサクッと切れる感じがちょっと違うのです。

そこで、砥石を出してきてreizan流の砥ぎ方で砥いでみたら簡単に改善されました。これは工業生産と職人技の違いといったら自惚れすぎでしょうか。

包丁研ぎもどんどん腕を上げていますが、悲しいことに砥石は少しずつ変形しています。包丁の構造上、鑿や鉋と同じようなわけにはいかないようです。大工の勉強をした時に先生が、「家の人から頼まれても絶対に大事な砥石で包丁を砥いじゃダメ」と仰っていた理由がようやくわかりました。

 


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