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調味料容器の穴径 [料理の勉強]

昔、仕事の改善について教育を受けた際に講師の先生から、改善の事例としてL-グルタミン酸ナトリウムを主成分とした調味料の話を聞いたことがあります。

売れ行きが停滞した時に、ある女子社員が容器の穴径を大きくすれば良いという提案をして、そのことで消費量が増え、売上が伸びたということを美談風に語っておられました。
でも、この話は変です。だって、やってることは自分たちに都合が良いだけのことで、お客さまのためでもなんでもありません。

元々、 L-グルタミン酸ナトリウム調味料は耳かき一杯の量で十分にうま味を感じることができますので、穴径が小さいからといって腕が疲れるほど振る必要もありません。

講師の先生は改善の種の見つけ方の例として聞かせてくれたようですが、reizanはこの話から、改善案を考えついたときは反対の立場からの評価もしてみないといけないということを学びました。

メーカーのサイトに、この話に関するQ&Aが掲載されていますが、実際は事実(別の理由で穴を大きくした)に尾ひれが付いた都市伝説だったようです。

http://okyakusama.ajinomoto.co.jp/qa/ajinomoto/11.html  販売量を増やすために瓶の穴を大きくしたというのは本当ですか。

L-グルタミン酸ナトリウム調味料の場合は一定量を超えるとそれ以上のうま味を感じることはありませんし、まずくなるということもありません。単に摂取量が多くなってそれが体に影響しないかということが心配なだけです。

ところが、塩やこしょうの場合は量が多くなるほど辛くなりますので、容器の穴の大きさは重要です。

東京に住んでいるときは家人がギャバン(GABAN)の塩こしょう(ペッパーソルト)を使っていました。これは家族全員に好評でした。

RIMG0131.JPG

しかし、今の住所に越してからは市内の大型スーパーにも置かれていません。ギャバンの商品を置いている店はいくつかあるのですが、この「ペッパーソルト」は置かれていません。東京でも置いている店は限られていました。

それで仕方なくスーパーのPB(プライベートブランド)品を使っています。

RIMG0130.JPG

それぞれをひと振りずつ出して指につけて舐めてみました。PB品の方が塩気が強いような気がしましたが目くじらを立てるほどの違いは感じませんでした。 

でもPB品は家族の評判がよくありません。使い勝手が悪いのです。
振り出しでドバっと出てしまったり、次に怖々振ると少なかったりということで適量を均等に振ることができません。
自分も使ってみて使いづらいと思いました。

何故かと思って、家人が東京に行った時に買ってきてくれたもの(上の写真)と比較してみました。
そこで気づいたのが穴径の違いです。

RIMG0132.JPG
《ギャバンの孔》

RIMG0136.JPG
《穴径=3.1mm》 

これに比べて、近所のスーパーで買ったPB品、は

RIMG0134.JPG
《穴径=4.3mm》

1.2mmもの差がありました。この差が使いやすさに影響してくるのではないかと思いました。


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