SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

値付けについて [番外]

新聞広告に珍しいのがありました。それは商品自体のことではなくて、値付けのしかたのことです。
3つ目までは単価が同じですが4つ目から高くなるというのです。

クール敷きパッド.jpg

シングルサイズを例にとると、3枚までは単価1,280円ですが4枚目以降は6,980円になります。なんと5.5倍です。

普通はたくさん買うと安くなると思っていましたが、reizanの常識は世間の非常識だったのかもしれません。

そういえば、「まけろ。まけろ。」という度に値段が上がっていく話をどこかで読んだか聞いた記憶があります。
客「まけろと言っているのに何で高くなっていくのだ。」店主「私の貴重な時間の代金が加算されていきます。」


でも、5つ目から安くなる店もあるからややこしいです。
吉祥寺の名物メンチカツの店はいつも長い行列ができいていて評判ですが、テレビで買った人にインタビューすると5個買ったとか10個買ったとか、そして平日には20個買ったなんていうこともあります。

1個買いをする人がインタビューされたことがなかったので、一人で何個でも食べてしまいたいぐらい美味しいのだろうと想像していましたが、それにはちゃんと理由がありました。

4個までは単価が80円ですが、5個以上になると1個目から140円になるというカラクリがありました。

メンチカツ.jpg


列に並んだ人が皆5個10個と買ってくれて飛ぶように売れていくから、通りかかった人は食べる前からこれは美味しいに違いないと思うようになります。

実際に食べた人も通りがかりの人も皆が美味しいというイメージを持っていますから繁盛しないわけがありません。勿論第一に商品の旨さがあってのことでしょうが、5個以上買うと全部が安くなるというのはイメージ戦略として人の心理に効いていると思います。

関東には、日本一高い電気屋さんも頑張っています。(「日本一高い電気屋」でネット検索すると評判もわかります。)

http://www.d-yamaguchi.co.jp/ 日本一高い電気屋さんとして評判の店

一般的には、家電量販店が町の電気屋さんを圧迫し、家電量販店はネットショップに押されて値下げしないと買ってくれない世の中になっていますが、日本一高い電気屋さんは値引きをしなくても買ってくれるお客さんを相手にしており、値下げ競争に余計な労力を使うこともなくサービスに集中できるのでお客さんの評判も良いようです。

reizanは店舗経営に関しては素人ですから店の人の考えることはわかりませんが、消費者としてこの店とは長く付き合っていこうとか、この店は見限ろうというのはちょっとしたことから判断しています。

最初の値付けの例はその意図が理解できませんのでreizanとしてはちょっとお付き合いできそうにありません。

 



共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。