長く生きていれば、時には得することもあるようです

今年65歳のreizanはいわゆる団塊の世代のひとりです。同年代の構成位人数が多いため優遇とは無縁の人生だったような気がします。

中学生の時はクラスに60人ぐらいの生徒がいて狭苦しい教室で学んでいたのが印象に残っています。

会社を定年退職するときも、それまでは社内報に定年退職者一人ひとりの顔写真と感謝の言葉や後輩に残す言葉が掲載されていたので、自分はどういうことを書こうかと一年ぐらい前から推敲を重ねていました。

ところがいざその時になったら、毎期数名だった対象者が10倍、20倍に増えたたものだから、「以下の方が定年退職されました」という文の下に所属と氏名が羅列されているだけに変わってしまいました。このときは団塊の世代が冷遇されていると本気で思いました。

でも、団塊の世代に生まれたおかげで、高校一年生の時に前の東京オリンピックがありましたし、ビートルズと同時期を生きることも出来ました。まあ悪いことばかりでもなかったから平均値ではOKかなと楽天的に考えております。

いずれにしても過去のことですからもうどうでも良いことです。大切なのは現在と未来だと思います。

そんなreizanに住所地の自治体から思わぬプレゼントの手紙が届きました。

内容は65歳以上のインフルエンザ予防接種に2,500円までの補助をしますというものです。
今年（2013年）から新たに始めた事業らしいですが、破綻の一歩手前のような市の財政のなかでの大英断です。

インフルエンザは年末から年始にかけて流行しますが、接種時に満65歳に達していないと対象にならないそうです。reizanは4月生まれですから大丈夫ですが、同学年の人でも対象にならない人が出るみたいです。

最近のインフルエンザの予防摂取は蚊に刺された時よりも痛くないぐらい改善されているので毎年受けています。少しでも補助していただけるのはありがたいです。