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ブレスのとり方で曲の雰囲気が変わる [音楽の勉強]

小学校の邦楽体験学習ボランティアをされている尺八の先生が体調不良ということで、昨シーズンはreizanがピンチヒッターを務めさせていただきました。

今シーズンはその先生が復帰されたのですが、reizanにも助演をとのありがたいお誘いをいただき喜んでお受けいたしました。本番は12月と1月です。

プログラムは、「生演奏の鑑賞」と「楽器演奏体験」となっています。
鑑賞曲は次のとおりです。
  • 六段(古曲)
  • 春の海(新曲)
  • 花は咲く(東日本大震災復興支援ソング)
「春の海」はreizanの尺八と箏、「花は咲く」は尺八2管+三絃+箏+十七弦です。この2曲は問題ないのですが、ちょっと気になるのが「六段」です。もう一人の尺八の先生が他流派のため音譜が違います。

でも、この集まりではその先生がメインですからそちらの音譜で演奏するのが筋です。元々、都山系の流派なので音譜の書き方は同じですからそのままでも吹けます。甲乙が逆転しているところや音価が違うところ(四分音符が八分音符ふたつ等)はそれほど気になりません。

ただ一つ気になったのが息ぬすみ(ブレス)の位置が違うところです。特に気になったのが赤丸で囲んだ部分です。これと同じパターンが結構出てきます。

六段 比較譜.jpg
《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

左右の音譜を比較すると都山流の方が洒落れ吹きをしていることがわかります。でも、この違いにはそれほど違和感は感じません。ところが、息ぬすみの位置が違うのは、一瞬、別の曲を吹いているような気になってしまいます。

ちょっと専門的な内容になってしまいましたが、息ぬすみと次の息ぬすみの間にスラーがかかっていると考えると、五線譜になれた方にもその意味がお分かりいただけるかもしれません。

本番の時は左の譜で演奏しますが、少なくとも最初の赤丸の息ぬすみは無いことにして演奏させてもらうつもりです。


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