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偶然に出会った二つの主張が似ていました [推薦図書]

最近、森博嗣(ひろし)さんの「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」(2013.3 新潮社刊)という長いタイトルの本を読みました。

抽象思考.jpg

reizanには、なかなか尺八が上達しないという以外に今のところ大きな問題はないのですが、禍福は糾える縄のごとし・人間万事塞翁が馬と申しますのでいろいろな問題が起こる前に勉強しておこうと思ってこの本を読みました。

著者はこの本の原稿を十時間くらいで書き上げたそうです。だからそれほど分厚くもなく一息に読み通せました。税別価格700円も手頃です。

内容は「抽象思考の勧め」です。世の中、具体的な問題に論理的な対処をしていこうというのが主流ですが、いろいろな問題をもっと離れたところから見られるようにを抽象化して、問題の本質を自分の頭で考えようと提案しています。

抽象思考を説明するのに具体的な例を挙げると読者はそれに囚われてしまうということで、具体的な例は極力避けられているのですが、その概念を伝えるためにガーデニングが例にされています。

猫の額ほどの庭の雑草を摘むのも億劫なreizanが庭の話を理解できるのだろうかと思いましたが、NHKのテレビでベニシアさんのガーデニングを見ていたのでイメージが湧きました。

自分の庭を作るために、毎日、頭の庭いじりをする時間を持ちましょう、と自分の頭で考えることを勧めています。

この本を読み終えた時に、有名ブロガーのChikirinさんの日記でも他人の答えを見て安心せず、自分の頭で考えましょうと提唱されている記事に出会いました。

こちらは企業の入社試験有料化のニュースに関連してその先に想定される、自分の頭で考えない人のための商売を具体的に示して、だから自分の頭で考えましょうと警鐘を鳴らしています。

抽象的な話と具体的な話は真逆のようですが、どちらも自分の頭で考えましょうと言っているところは同じです。
自分の頭で考える、と言うことが重要なポイントかもしれません。

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