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合唱の音域は人によって違うらしいです [音楽の勉強]

最近知り合った合唱指揮者の先生に、よく知っている人の曲を紹介するため楽譜を見てもらったら、「うちの団ではムリ。」とつれない返事をいただきました。

尺八の場合ですと、琴古流の方に都山流の楽譜で吹いてくださいとか、その逆のケースは大概の場合吹けないということは承知していますが、それは楽譜の書き方が全く違うからです。

合唱の場合は五線譜ですから万国共通なはずなのになぜかなと思ったら、ソプラノのパートを指さしながらこの音が出ないから、と仰います。上第一間のGの音です。

reizanが知っている音域は、ソプラノでは上第二線のCまでと思っておりましたので意外でした。

帰宅してネットで調べてみたら次のようになっていて、やはりソプラノは上のCまででした。

音域.png

ところが、さらに検索を続けていたらようやくことの真相がわかりました。
上の図は、プロなどレベルの高い人の場合で、一般にはソプラノでは上のAが出れば優秀な部類に入るそうです。

だから指揮者の先生としては、上のAは無理でもGまでは出してほしいと思っているけれど、それができていないというお話だったようです。

尺八でも似たようなことがあります。

1尺8寸管の場合、「ロ」(D)から2オクターブよりちょっと上の「四」(E)までは普通に出せます。ところが、現代曲ではその上のGやAまで求められるケースが出てきているのです。

reizanでもGまでは出せるのですがAは無理です。しかし、プロの演奏家の方はAぐらい普通に吹きますし、中にはさらに上のCぐらいまで出せる方もいらっしゃるようです。ほぼ3オクターブですからすごいです。

確かに、民謡や詩吟でも歌い手さんのキーはCからBまでの12音のどれかにばらけますので、そもそも人の声を四つだけに括ってしまえるものではないようです。

その後、よく知っている作・編曲家の方と渋谷でお目にかかる機会があったのでそのことをお話したら、reizanが紹介した曲は難しい方だと作曲者の方も承知しておられました。

上のGだけでなく低い方も相当低いところを求めているそうです。

高校のコーラス部だったら上のFがやっとだそうです。そのまま大人になったらGが出ないのも不思議ではありません。
でも、福島県郡山(コーラスの盛んな都市)のコーラス部の高校生は上のGが出るのが普通だそうです。
育った環境て大切なんですね。 


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