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「週刊新潮」について [知識・情報]

図書館の新刊書リストを見ていたら、「『週刊新潮』はなぜ、読者に読まれるのか」というタイトルがあったので興味本位で借りてみました。

週刊新潮.jpg

『週刊新潮』というのは新潮社という文芸出版社が出しているもので、出版社系の週刊誌として『週刊文春』と覇を競っています。

本書は、出版社系同士あるいは新聞社系(『週刊朝日』、『サンデー毎日』など)や男性週刊誌(『週刊現代』、『週刊ポスト』、『週刊大衆』など)、女性週刊誌(『女性自身』、『女性セブン』など)との比較のなかから『週刊新潮』とは何かを研究した学術書です。

余談ですが『週刊現代』、『週刊ポスト』も講談社と小学館から出ていますので出版社系のはずですが、ヌード写真の有無で仕分けしているそうです。

本書によると、『週刊新潮』の特徴は、
  • タブーに囚われない攻撃的な筆致
  • 文字数が多い
  • モノクロ写真
  • ページ数が少ない(薄い)
などが挙げられています。でも50万部も売れて多くの支持を集めているそうです。
何故売れるのかというのも本書の主題です。

この本を読んで、試しに『週刊新潮』を買ってみましたが本当に薄かったです。ノギスで測ったら5.8ミリでした。

週刊新潮目次.jpg

この本を読んで目から鱗だったのが、「ジャーナリズムは公正中立な正義の味方ではない」と書かれていたことです。
マスコミはかくあるべきとというのは素人の勝手な思い込みであって、売れてなんぼの世界ですから自分の都合で記事を書くのは当たり前ということです。


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