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追分考 [音楽の勉強]

尺八を習い始めたころに指導を受けたなかで印象深いことが二つあります。

一つは、タンギングをしてはいけないということです。小学校の音楽の授業でリコーダーの吹き方を習ったときにはタンギングをするものだと教えられたのですが、正反対ですから最初は戸惑いました。

意識しているときは良いのですが運指に気を取られたりしていると、ついタンギングを使っていることがありました。

尺八でも現代曲を演奏するときはタンギングを使うこともあるのですが、古曲を演奏するときにタンギングを使うのは×です。

ではどうするかというと、運指で音を切っていきます。
指孔を開けて塞ぐような感じですが、実際には指孔を押しなおすというイメージで音を切ります。指孔を開けてしまうと一音上とか一音半上の音がはっきり出て曲にならなくなりますので良くありません。

もう一つは、追分(おいわけ)の手を使ってはいけないということです。
都山流本曲と外曲と呼ばれる箏・三絃との合奏曲に追分の手を入れてはいけないということです。

そういうわけで師の言いつけを守ってきたのですが、歳をとって趣味の民謡尺八サークルで遊ぶようになったら追分が吹けないのが弱点になっています。

幸いなことに生涯大学校の尺八クラブに民謡尺八の得意な方がいらっしゃいますので、その方に教えていただこうと思っています。

追分と言えば「江差追分」が有名ですが一曲が長いので、先ずは「最上川舟歌」で教えていただこうと思って、自分がわかる琴古譜に書き直してみました。

最上川舟歌.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

(一・三)とか(二・三)と書かれているところで追分の手を使います。そういう理屈は分かっているのですが実際の指運びについては全くわかりませんから習うのが楽しみです。

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