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弥のあさって [知識・情報]

ラジオで落語を聴いていたら枕の部分でこんな話がありました。

子どもと父親の会話です。「明日の小遣いを今日おくれよ。」、「明日の小遣いがなくなるだろ。」、「明日は明後日(あさって)の小遣いをもらって、明後日は明々後日(しあさって)の小遣いをもらって、明々後日はやのあさっての小遣いを貰って・・・」

えっ?
「やのあさって」て初耳です。話の筋から推測すると明々後日の翌日のようです。でも、ここで生半可な理解をすると思わぬ恥をかくかもしれません(そんな経験があります)から辞典にあたりました。漢字で「弥の明後日」と書くようです。

言葉の意味は、なんと広辞苑では第一義が「明後日の翌日=しあさって」となっていて、第二義として「(東京で)しあさっての次の日」と書かれていました。

整理すると
  1. やのあさって=しあさって
  2. やのあさって=しあさっての翌日
ということです。意味が全く違います。「弥の明後日」ではアポイントメントはとれません。

reizanが聴いていたのが江戸落語だったので2の意味だったようです。

新明解では、広辞苑とは逆で
  1. やのあさって=しあさっての翌日
  2. (方言)やのあさって=しあさって
となっています。新明解は東京(江戸)が中心でその他は方言という見方をされているようです。

歴史的には、東方の「やのあさって」と西方の「しあさって」は広辞苑の第一義のように元々同じ意味だったものが、東西の交流によって「しあさって」に駆逐され、「やのあさって」が「しあさっての翌日に変化」したものらしいです。



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