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reizanの尺八は満身創痍 [尺八改造]

reizanの1尺8寸管は1本だけではありませんが、A=442Hzに合うのは1本しかありません。他は皆A=440Hzです。

最初は洋楽の方で440よりも442の方が音に輝きが出るというので442派が増えてきましたが、今では箏の先生も442で合わせる先生が多くなってきました。

440の竹でも浮り吹きをすればA=442にすることはできるのですが音程を安定させるのが大変難しくなります。

だから最近は442の竹を使うことが多いのですが、これが最初買ったときはすべての指孔の位置が悪くて音程が違っていました。

それをプロの製管師の方に頼んで直してもらったのですが、

1510270014.JPG
《プロ》

最近、未修理の指孔も音程が違っていることに気づいて知り合いのアマチュア製管師の方に直してもらいました。孔位置はreizanが指定しました。

1510270012.JPG
《アマチュア》

指孔の移動は元の孔を完全に埋めてしまって固まったら新たな孔を開けなおします。

二つの修理後を見比べますと、プロは樹脂で孔を埋めていますが、知り合いは竹の駒(円盤)を埋めています。

樹脂の場合は、竹の中に樹脂とくっつかない材質の芯材を入れて指孔に樹脂を充填するから、適切な材質さえ間違えなければ簡単です。

ところが、竹の駒(円盤)作ってを指孔に埋め込むというのは結構難しいと思います。駒の厚みは竹の厚みと同じでなければなりません。そうしないと内部に突起や窪みができてしまいます。
内部を覗いたらフラットになっていたので先ずそのことに感心しました。

次に、丸い駒を作るのが大変だということに気づきました。
考えてみてください。竹にドリルで孔を開けるのは工具さえあれば簡単です。でも、竹からφ10の駒(円盤)を作り出すのて相当難しそうです。どんな工具でどうやったのか謎です。


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