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敏感気質 [推薦図書]
HSPとは、Highly Sensitive Person (ハイリー・センシティブ・パーソン)の略です。Sensitiveが「敏感な」という意味の形容詞として使われていますから、全体では「すごく敏感な人」ということになります。
本書によると、HSPの人は、神経質で、細かくて、いつもオドオドしていて、小心者の自分が嫌なのに変えられないというジレンマに陥っていることが多いそうです。
reizanもそんな感じです。
テーブルの上に置いた新聞が斜めになっていたりするとすごく居心地が悪い気分になります。
HSPは性格の問題かというと、そうではなくて、その人が生まれつき持っている気質だそうです。だから病気ではありません。気質と性格は次のように定義できます。
- 気質:生まれつきの生物学的個人差
- 性格:成長していく過程で形成される個人差
ではHSPの人はどのくらいの比率でいるかというと、統計的には2割ぐらいだそうです。少数派ですが5人の人が集まったらその中の一人はHSPということですからどこにでもいます。
そしてあとの4人が「普通の人」と「無頓着な人」ということになります。
本題から逸れますが、さらに細かく見ていくと性格は次のように分類されます。
閑話休題
旅行に行くのに目的地を決めずに無計画で出発できる人や、居酒屋のカウンターで隣に座った見ず知らずの人とすぐに会話を始めて昔からの知り合いのようにしている人はHSPとは対極の人だと思いますが、reizanにとっては異星人のような感じがします。
HSPというのは絶対音感に似ています。本人がその能力や気質を持っていることで辛い思いするかもしれないという点で似ているのです。
絶対音感を持っている人は聞こえている音の高さを音名で言うことができます。
踏切の警報音がどの高さの音だとか、お寺の鐘の音がどの高さだということをチューナーを使わずに指摘できるのです。
普通の人からみると凄い能力です。
でも、絶対音感の人もいいことばかりではありません。聞きたくなくてもいろんな音が耳に入ってきて、それが必ずしも平均律と合っているわけではないので、平均律から外れた音を聞かされると結構苦痛らしいです。
HSPの場合は根が真面目で完璧主義ですから言ってることは大抵が正論です。でも、8割の人(なかでも無頓着な人)から「正論だけではやっていけない。」とか「そんなのはどうでも良いこと。」と否定されると心が傷つきます。
だから絶対音感とHSPは似ていると思うのですが、前者は他人から羨ましがられるのに、後者は疎まれる点がちょっと違います。
でも上手く世渡りをしていくためにはHSPの人も折れることが必要です。
たまに、HSPと思われる老人の問題行動がテレビのワイドショーで面白おかしく取り上げられたりすることがありますが、そういう老人もいい加減人生経験を積んでいるのだから学習すればいいのにと思ってしまいます。
「頭がいい人、悪い人の老後習慣」(保坂隆著)のなかでも、何事も完璧主義でやってしまうのは×だと教えてくれています。
reizanもそう思う年頃になりました。
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