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解説書付の演奏が受けました [三曲]
reizanも所属している地元の老人クラブから新年祝賀会での三曲演奏を依頼されて演奏しました。
事前の役員会で、正月のお祝いに相応しい曲を演奏して欲しいと頼まれまして、そのときに思いついたのが「松竹梅」です。尺八講習会の講師として、また地元の三曲協会の演奏会でと、最近何回も演奏していますから演奏上の不安がありません。
でも全曲演奏すると20数分かかります。会長さんに何分ぐらいまでOKでしょうかとお尋ねしたら、「何分でも」との回答をいただきました。しかし言葉通りに受けてはいけません。
例年、7、8分の演奏をしていますのでせいぜいその倍ぐらいが目安とすれば、作秋に演奏した14分30秒のカット版の譜が使えると考えました。その後、練習の際に箏の先生からもう少し短くしようと提案があり12分まで短縮しました。
それでも聴いている人は長いと感じるかもしれません。そこで気分をそらす方法を考えてみました。
その方法とは解説書を配ることです。
三曲の歌は一つの文字を長く伸ばして歌うため、初めて聴く人は何を歌っているのかよくわからないと言われます。
その対策として解説書を配布することを考えたのです。
解説書の内容は、「曲の解説」、「歌詞」、「歌詞の通釈」という構成にしました。ちなみに「松竹梅」はこんな曲(カットあり)です。
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新年祝賀会が終わった後で参加者の方から、「解説書があったのが良かった」とお褒めの言葉をいただきました。
いつもは何を歌っているのかわからずただ聞き流していたけど、今回は、今どの部分を歌っていて意味はこういうことだというのがわかって最後まで興味深く聴けたと仰っていただきました。
一人でもそう思ってくださる方がいらっしゃると目論みが当たったということで嬉しくなります。
いつもは何を歌っているのかわからずただ聞き流していたけど、今回は、今どの部分を歌っていて意味はこういうことだというのがわかって最後まで興味深く聴けたと仰っていただきました。
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