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琴古流と都山流の尺八の違い [尺八演奏]

reizanは都山流(とざんりゅう)の尺八を勉強していますが、琴古流(きんこりゅう)の方と話をしているときに、都山流のヒ(琴古流の五のヒ)の運指が話題になりました。

都山流のヒ(琴古流の五のヒ)は、ロ(1尺8寸管の場合のD音)と同律の音ですがロよりもほわっとした感じの音が鳴ります。柔らかい音色が欲しいときに良く使われています。

運指はどちらも1・2孔閉、3・4・5孔開です。(reizanは1孔閉、2・3・4・5孔開で吹きます。)

五のヒ.png



「カリ具合が難しいですね」と申し上げたら、「えっ、メリでしょ」と仰いました。

カリとメリでは半音から1音半ぐらいの違いが出ます。カルべきところをメッたりしたら音楽にならないのではないかと心配しましたが、吹き合わせてみたら同じ高さの音でした。

教本で調べてみたら、どちらの流派もメリ・カリなしで吹くことになっていました。でも都山流の人は少しカッて吹きます。

流派によってメリ・カリが逆になる理由は、第5孔(裏孔)の位置が異なるからでした。
琴古流の第5孔は都山流のよりも高い位置(管頭に近い位置)にあるため第5孔を開けて吹く音の音律が都山流のよりも高くなるためです。

reizanは、所属する民謡尺八サークルの皆さん(全員が琴古流尺八)に、日頃から、五のヒはカリ吹きにしてくださいとお願いしていましたが大間違いでした。

サークルの皆さんの尺八とreizanの尺八を比べたら、すべての尺八がreizanの第5孔より上の位置にありました。

P_20191127_194556.jpg
《左:琴古流、右:reizanの尺八》


早速、皆さんにお詫びをして訂正させていただきました。


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