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カラオケの原曲キーは正確? [音楽の勉強]

reizanの習っている尺八教室では、一昨年から、レクリエーションとして年1回「カラオケ尺八」をするようになりました。

初回のときはキー合わせに時間がかかったので、2回目の昨年はreizanが事前のキー調べを買ってでました。

要領はこうです。
1.オリジナルの歌手が歌い始めるときの最初の音のキーを調べる
2.原曲キー(カラオケでは歌いやすいように移調している場合があり、それを原曲のキーに戻すにはいくつ移調すれば良いかという数値)から逆算して、カラオケの歌い出しの音のキーを計算する
3.尺八譜の歌い出しの音のキーに合わせるには、プラス・マイナス、どちらの方にいくつ移調すれば良いかを計算する

これを一覧表にしてカラオケ尺八の会に臨んだのですが、結果は100点満点というわけにいきませんでした。
何曲かは半音ずれていてreizanの耳を疑われることになってしまいました。

そしてまた、今年のカラオケ尺八の季節がやってきました。先生にお願いして昨年のリベンジをさせていただくことになりました。今年こそはキーコントロールに関して100点満点の結果を出したいものです。

今回は、机上でキーコントロール値を計算するだけでなく、実機でも確認することにしました。

参加者の皆さんが予定されている曲の「曲名」と「歌い出しの尺八音符(ロツレチ)」を教えていただいているので、それぞれ4小節だけの尺八譜を作って、尺八持参でカラオケハウスに行きました。

1曲ずつカラオケを流して、歌が始まるところから4小節だけ尺八を吹いてチェックしました。1音だけでは短すぎてチェックできませんが4小節も吹けば合っているか違っているかは分かります。

ほとんど合っていたのですが、半音違っている曲もありました。ノーチェックで本番に臨んだら今回も同じ轍を踏んでしまうところでした。

原因を探ってみたら、二つの点が浮かんできました。

一つは、「原曲キー」の正確さの問題です。

「原曲キー」というのは、曲ごとに「+2」とか「-1」というように表示されています。意味は、原曲のキーに戻すにはキーコントロールをいくつ操作すれば良いかということを表しています。「原曲キー」が「0」というのは歌手の人が歌っているのと同じキーとなります。

原曲を良く聴いて間違いなく音程を把握して、「原曲キー」のとおりに調整しても半音ずれることがありました。
原因として考えられるのは①reizanの耳が間違っている、②「原曲キー」が間違っている、のどちらかです。

何回繰り返しても「原曲キー」が間違っている以外に原因が考えられない曲を2曲見つけました。そこが肝ですから、それが違っているとなると安心して本番に臨めません。
ということで実機チェックも加えた次第です。

そんなことなら本番でやっても所要時間は同じだろうと思われるかもしれませんが、ちょっと違うところがあります。それは、掛ける人数の差です。

正しいキーを見つけるのに5分かかったとしたら、
1人でやれば5分ですが、その場に10人いたとしたら5分×10人で50分の損になります。

ということで、ひとりで頑張りました。その結果が次の表です。(ただし、Just the Two of Usだけはお経みたいに聴こえて音程がよくわかりませんでしたので間違っている可能性大です。)

カラオケ尺八キーコントロール.png
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ヴァケイション [音楽の勉強]

テレビの音楽番組には三種類あると思っています。

一つは、純粋に歌や演奏を聴く番組です。大半がこれに当たります。

もう一つは、曲の構成を解析する番組です。ヒット曲がなぜヒットしたかをその曲の構成に着目して解説する番組です。「亀田音楽専門学校」という番組がその典型です。(亀田音楽専門学校の一例は、ここここ

三つ目が、名曲誕生秘話を紹介する番組です。
この曲には誰が関わって、どのような経緯があって生まれたというようなことを教えてくれます。

三つ目の番組の例としては、reizanの好きな「SONG TO SOUL」(BS-TBS、日曜23時から正味44~45分)があります。

8月5日(2018年)の放送は「ヴァケイション」(オリジナルは1962年7月、コニー・フランシス唄)でした。
1960年代青春真っ只中だったreizanにとっては思い出深い曲の一つです。

歌詞の中で、「V・A・C・A・T・I・O・N」(ヴイ・エー・シー・エー・ティ・アイ・オー・エヌ)と歌われていて、reizanが唯一綴りを間違えない英単語となっています。

番組でコニーさんご本人が語っておられたなかで一番興味深かったのは、ご本人の意思で演奏を6秒速くしたという話です。全体が100秒だったとしたら94秒で終わるように演奏のスピードを速めたということです。

こういう話を聞くと確認してみたくなるのがreizanです。
これには、音程を変えずにテンポを変えることができるフリーソフトの「尺八チューンズs8Tunes」が使えそうです。音源はYouTubeから2分21秒のものを拝借しました。

最終的にリリースされたものが2分21秒ですから、コニーさんが変える前までは2分27秒で演奏されていたことになります。

これを計算すると、141秒  ÷ 147秒 ≒ 0.959となりますから、演奏速度を4パーセント落としてやったら良さそうです。(テンポが揺れているので多少の誤差がありますが、市販されたのが四分音符=144で、その前のは四分音符=141でした。)

変換して聴き比べた結果、たったこれだけの差ですがエライ違いでした。市販盤の弾けるような感じがなくなってちょっと粘っこい感じになりました。(著作権の関係がありますので音源はアップできません。興味のある方はご自分で試してみてください。)
たった6秒の違いの効果を見極める才能はすごいと思いました。

「ヴァケイション」の作詞作曲クレジットには、他の二人とともにコニーさんの名前も挙がっています。補作詞・補作曲もされたそうですが、この一事だけで納得しました。
SONG TO SOULではコニーさんが歌っている動画が無かったのですが、YouTubeに動画がありました。(ここ

後年の動画もありました。(ここ
昔のような切れの良い高音は無理ですが、歌のうまさは抜群です。コニーさんを襲った不幸な出来事がなければ40代、50代でももっと活躍されていただろうに残念なことです。


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調号が増えるときは、「シが♭に」・「ファが#に」なる [音楽の勉強]

随分前に、五線譜の調号から移動ドの階名を読みとる方法(ここ)をアップしましたが、大変ご好評をいただいているようで現在までに17,983回も閲覧していただいています。

調号には♭と#がありますが、その数は1個から7個です。(なお、ハ長調とイ短調の場合は調号が付きません。)

reizanがご紹介した方法は、移動ド法の場合、調号のなかでいちばん右側に書かれている記号が♭だったらその位置が「ファ」(♭が5個の場合、いちばん右側の♭は第2線の上に書かれていますので第2線の音がファ)になる。

いちばん右側に書かれている記号が#だったらその位置が「シ」(#が5個の場合、いちばん右側の#は第2間に書かれていますので第2間の音がシ)になる、という判定法です。

ファやシの位置がわかれば、そこから数えてドの位置も簡単に見つけられます。この方法を覚えておけば小学校の音楽のテストで移動ドの問題が出た時に簡単に答えが出せると思ってご紹介しました。(小学生のときのreizanはこの方法を知らなかったので14のパターンをすべて覚えなければならなかったのですが、記憶ものが苦手で正しく答えられませんでした。)

ところで、今回ご紹介するのは、五線譜に調号を書くときにどの位置に書けば良いかを簡単に見つける方法です。

先ず、調号がないハ長調をイメージしてみてください。
五線譜の第3間がドの位置になります。そこから1度下がったところがシですから、シは第3線になります。ファは第5線(第1間もファですが後々の見やすさを考慮して第5線の方をとっています)です。

これを踏まえた上で、調号が増えるときの位置のみつけかたは、
調号が増えるときは、「シが♭に」・「ファが#に」なる』と覚えます。

まずフラット系を見てみましょう。「シが♭に」なるですから、♭が一つのときはハ長調のシの位置にフラットを書きます。そしてフラットを書いた第3線が移動ドのファになります。そこからファ・ソ・ラ・シと数えると第4間がシになります。

さらに、もう一つ♭を増やして二つにする場合は、「シが♭に」なるですから、♭一つのときのシの位置(第4間)に♭を書き加えます。
あとは同じ要領で♭七つまで書いていけます。(♭八つは、調号なしと同じことになりますので使いません。)

フラット.png
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シャープ系の場合も要領は似ています。

「ファが#に」なるですから、#が一つのときはハ長調のファの位置にシャープを書きます。(第1間でも間違いではないのですがその後の展開を考えて第5線に#を書きます。)そしてシャープを書いた第5線が移動ドのシになります。そこから下にシ・ラ・ソ・ファと数えると第3間がファになります。

#をもう一つ増やして二つにする場合は、「ファが#に」なるですから、#一つのときのファの位置(第3間)に#を書き加えます。あとは同じ要領で#七つまで書いていけます。

シャープ.png
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♭と#の動きを見ていくと、♭は上がって下がってを繰り替えし、シャープは下がって上がってを繰り返しているように見えます。

ところが例外が一つだけありました。シャープが5個になるときです。4個目と5個目が下がって・下がってになっています。ここが例外になっている理由は、下がって上がってを繰り返していると5個目が上第1線になって五線から離れてしまうからです。

例外.png


「♭は上がって下がって、シャープは下がって上がってが原則。ただし、五線から離れるときだけ例外措置をとる」ということで理解していれば迷わないと思います。


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尺八が消えた [音楽の勉強]

「尺八が消えた」といっても、reizanが尺八を紛失したという話ではありません。

新聞の折込で、カルチャースクールの案内が入っていいました。年初と4月と10月は何かを始める時期らしくこのスクールのチラシが入ります。

P_20190107_083405.jpg
毎回、どんな講座があるのかチェックするのが楽しみだったのですが、音楽関係のところを見たら尺八の講座が消えているではありませんか。

P_20190107_082116.jpg
琴古流の先生が教えられていたのでreizanとは無縁だったのですが、尺八関係者が活躍しておられるのを見るのは喜びでした。

今回、尺八が外れたのには二つのケースが考えられます。一つは生徒が集まらない。そしてもう一つは講師の体調の問題。いずれにしてもそういう時代なのだと思います。

尺八界のプリンスといわれる藤原道山さんは10歳から尺八を習われていますが、一般的には、尺八を操作できるような体格になるのは中学・高校ぐらいです。でも、今の生徒さんたちは忙しいようですから、その体格になっても尺八には向かいません。

外国人には人気の楽器ですので、クラシックの世界で日本人が国際的に活躍するようになったのと逆に、外国人の吹く尺八の音色を聴いて、尺八の音はいいねというようになるかもしれません。


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星に願いを [音楽の勉強]

「星に願いを」というと、reizanは、ディズニー映画の「ピノキオ」の主題歌を思い出してしまいますが、同名異曲がたくさんあるようで、日本人の歌手が歌うものも何種類かあるようです。(ここを開き、作品タイトルに「星に願いを」を入れて検索アイコンをクリックすると表示されます。)

でもreizanのなかでは、このタイトルの曲はピノキオの主題歌しかありません。冒頭に1オクターブの跳躍がある曲として尺八の練習にも良い曲です。ロから始める場合、乙ロ(1拍)甲ロ(1拍)と跳躍します。

尺八を習い始めたときは乙音から練習しますが、ある程度吹けるようになると今度は1オクターブ上の甲音(運指は乙音と同じ)の練習をします。

高音がやっと吹けるようになったところで「乙音で吹いてみましょう」というと、今度は乙音が出せなくて苦労します。

そういう時期を経て、乙音でも甲音でも自由に吹き分けられるようになるのですが、その域に達しているかどうかを判断できる曲が1オクターブの跳躍がある曲です。

その他にも、「虹の彼方に」、「大都会」、「少年の日の夢」(神坂真理子作曲)などの曲があります。

ところで、ピノキオの主題歌の「星に願いを」の英語のタイトルは「When You Wish Upon A Star」で、歌詞もその通りに歌い出します。Whenの部分が乙音で、Youの部分がオクターブ上の甲音になります。

そのことを覚えていて、あるホテルに泊まったときにウォシュレットの使用説明書の英文が「星に願いを」のメロディーで歌えそうだということに気づきました。

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実際に歌ってみたらいけそうです。
①から曲調が変わります。③までいったら最初のWhen You ・・・に戻ります。


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伝統楽器 [音楽の勉強]

「日本の伝統楽器」(ミネルヴァ書房刊、若林忠宏著)と言う本が2019年8月20に出版されていました。

日本の伝統楽器.jpg
三曲好きとして、これまでに出版された三曲関連の本はかなり読みこんできましたが、類書は、今まで言い古された内容を焼き直したものが多かったのに比べて、reizanの知らなかったことがたくさん書かれていて大変興味深かったです。

取りあげられている楽器は、「三味線」「琵琶」「箏」「尺八」「笛・太鼓」です。

三味線に関するページが一番多くて89ページも割かれています。
それに比べて尺八はたった21ページです。

でもページ数の多少に関係なくどれも内容が面白くてあっという間に読み終えてしまいました。


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1オクターブ鳴った [音楽の勉強]

邦楽ジャーナルの田中編集長さんが急須などを吹いて音楽を演奏されている動画がYouTubeで見られます(ここ)が、その中でペットボトルのキャップでオクターブの音が出せると仰っておられました。

ペットボトルは何本か在庫があるのですが、封を切ったら飲まないといけなくなるので他に手頃なものは無いかと家の中を探してみました。
そしたら、サイズはちょっと違いますが似たようなものがありました。アース製薬の洗口液「モンダミン」を買ったときにサービスで付いていた携帯ボトルのキャップです。

P_20191122_214805.jpg
内径22.9㎜、深さ21.2㎜ですから、ペットボトルのキャップよりも一回り細身です。

これを口に当てメリ吹き(顎を引く)からカリ吹き(顎を前に出す)にポルタメントしていくと音程が変わりました。歌口の部分は削っていませんがそれでも大丈夫でした。(歌口を削るともっと出しやすくなるかもしれません。)

次に、音を探りながらドレミと吹いてみました。結果はちゃんとドレミの音が出ました。
でもそのままでは高いドまで行き着けそうもなかったので、最高にメッた低い音からやってみました。

すると、ドレミファソラシドの1オクターブが出せました(その上のレはダメでした)。

これなら簡単な童謡が吹けそうです。
今度、小学校の邦楽体験教室がありますからその時に披露してみようかと思います。


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もっと、ずっと若かったら [音楽の勉強]

新聞の公告欄に珍しい職業訓練(正しくは研修)の参加者募集広告が載っていました。

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国立劇場の事業で、「歌舞伎俳優」「歌舞伎音楽」「寄席囃子」「能楽」を無料で教えてくれるという内容です。

終了後は実演家として就労の道もあるようですから、こういうのが好きな人にはたまらないだろうと思います。

年齢・性別条件は書かれていませんが、たいていのお寺や山岳信仰の場では女人禁制の禁が解かれているのに歌舞伎俳優は未だに女人禁制ですから歌舞伎俳優を目指す女性は×でしょうし、reizanのような年寄りも×でしょう。

歌舞伎音楽とか寄席囃子に興味があります。10代のときにこの広告を見ていたら行動を起こしたかもしれませんが、広告を見るのがちょっと遅すぎました。


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糸回し(ブログ再開1回目) [音楽の勉強]

Windows10対応のため新しく購入したパソコン(Dell)に慣れるまでブログを休止させていただいておりましたが、ほぼ元の環境に近づきましたので、約2か月ぶりに復活させていただくことにしました。ただ、いきなり以前のパソコン(ドスパラ)のような使い勝手にはなりませんので慣らし運転のつもりで試しながら投稿させていただきます。

さて本題ですが、地歌三味線(三絃)に「糸回し」という合奏法があります。
3人の奏者が1本ずつの絃を受け持ち、自分の受け持った絃の出番の時だけ弾いて一つの曲を完成させるという遊び心のある奏法です。これが、2020年3月13日の「にっぽんの芸能」で紹介され、実演もありました。

そこで初めて知ったのですが、考えてみたら似たようなのはほかにもありました。

ある尺八の先生が小学校の和楽器体験教室で行われたのもそのたぐいでしょう。
小学5年の子供さんに10分ぐらい指導すると8割ぐらいが尺八を鳴らせます。そして、そのうちの数人は単音のロングトーンが吹けるようになります。
でも限られた時間で曲が吹けるようになるのは難しいので、一人に一音ずつを受け持ってもらって、メリ音のところだけは尺八の先生が受け持って「さくら」を演奏したそうです。
「レレ」「チー」「レレ」「チー」「レ」「チ」「ハ」「チ」「レ」「チ・レ」「ツー」

そんなことを考えていたらYouTubeで見た「3弦ベンチャーズ」(ここ)のことを思い出しました。
Charさんと石田長生さんが、ギターの246弦と135弦をそれぞれ受け持って、その弦の音が出てきた時だけ弾くという曲弾きです。
さらに発展させて6人の人が一弦ずつ受け持ったら完全に糸回しです。

そのことをよく知っている人に教えてあげたら、「それは歌でもあるよ」と情報が返ってきました。
「かんじないうた」(ここ)というタイトルです。
同じ曲が2回歌われていて、1回目は歌詞の平仮名の部分だけ(漢字がない)を歌って、2回目は漢字の部分も含めて歌われています。
この曲の場合は、平仮名の部分だけを歌っているのもすごいですが、それ以上に、平仮名の部分だけで料理関係の意味が読み取れるところが面白いです。


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