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ガムの使いみち [尺八改造]

尺八にリーフレックもどきを使うようになって、音の響き、音量ともに改善されたのですが、そのお蔭で微細な音の乱れに気づくようになりました。

それを改善するためいくつかの箇所を当たって改良してきました。その結果かなり良くなったのですが、尺八の先生から、歌口の内側を自分で加工したディンプルで息の流れが乱れているのではないか、とのご指摘をいただきました。
P_20191108_105938_1.jpg


これは試してみるしかありません。ディンプルがある場合とない場合の比較です。

ディンプルがない状態にするには埋め戻せばよいのですが、完全に埋めてしまったら、あとでディンプルがあった方が良かったと思ったときにまた削らなければなりません。

交互に何回も吹き比べて比較するためには、形が自由に替えられて若干の接着力があるものが必要です。

家にあるものでそのようなものがないかと考えてガムを思いつきました。
良く噛んだガムだったら自由に形が変えられるし接着性もあります。含水量が少なくなると靴で踏んだ時のように取り除くのが難しくなりますが、噛んだすぐあとだったらベタベタすることはありません。

P_20191108_111925.jpg
ガムを貼り付けたり外したりを繰り返して吹き比べてみたら、ディンプルがない方が明らかに音の芯が太くなるように感じました。

結論が出たので埋め戻すことにしました。製管師の方だったら砥の粉と漆を混ぜて埋めるところですが、reizanにその技がありませんので瞬間接着剤と柘植の粉を使って埋め戻しました。

340席ぐらいのホールで吹いたとき、客席の最後列で聴いてくださっていた尺八の先生が、他の方の演奏と比べてreizanの音が後方までしっかり届いていたと仰ってくださったので、改良の成果が認められたと思い嬉しかったです。

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