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「いいまち」って、どんなまち [生涯大学校]

生涯大学校の授業として行われているグループ活動で、reizanたちのグループは「いいまちって、どんなまち」というテーマを掲げて活動しています。

だから頭のなかには「まちづくり」に関する言葉がキーワードとして登録されていて、その言葉を見聞きするとピピッと反応します。
8月中旬のある日、NHKから番組収録の観覧者募集メールが届きました。そのタイトルがTVシンポジウム「住民参加の地域づくり(仮)」でしたから頭の中で警報が鳴りました。

収録は8月29日18時15分から2時間で、場所は東京渋谷のNHKみんなの広場ふれあいホールです。
スケジュールを見たら空いていたので申し込みました。そして一週間後ぐらいに、「抽選の結果、当選となりました」という変な日本語のメールが届きました。

29日の当日は、関東の南に発生して沖縄の方に進んだ台風10号が、進行方向を東に転じて関東から東北に近づくという予報がでていました。帰るころ、どのぐらいの風雨になっているか予想もつきませんでしたが、寒い時期ではないので万一の時は雨風を避けられるところで夜を明かせば一晩ぐらいは何とかなるだろう思って東京に向かいました。

収録が終わって家に帰り着くのは夜遅くになるので会場に入る前に夕食をとっておこうと思いました。
渋谷と言えば鯨定食を食べさせてくれる「元祖くじら屋」がありますし、北九州黒崎発祥の「唐そば」の公園通り店も会場に向かう途中です。
どこにしようかと迷ったのですが、結局は道玄坂のリンガーハットで皿うどんを食べました。あとで考えたら、近所のホームセンターの中にリンガーハットの店が出店したのでいつでも食べられるから、東京でしか食べられない店を選ぶべきでした。

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渋谷駅から会場のふれあいホールまでは徒歩12分ぐらいですから歩きでも楽勝です。ただ、今回の催しは観覧者の大半が暇な年寄りだろうと思っていたのですが、同じ方向にたくさんの若者が歩いています。大半は女性で数十人にひとり男性がいるぐらいでした。

途中にライブハウスがありますからそちらに行くのかと思ったらreizanと同じ方向に進んでいます。しかも、ふれあいホールが見えてきたら、その前あたりに大勢が屯しています。
ほう、最近の若者はまちづくりに関心を持つようになったのか。素晴らしい。と思ったら、ふれあいホールの先隣にNHKホールがありまして若い人たちの目当てはそちらでした。「シブヤノオト」&「NAOMIの部屋」といってもreizanにはなんのことかわかりませんでした。

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reizanは、同年輩の人たちの列に従ってふれあいホールの建物に入りました。
一階で受付を済ませたら、受付の女性が前回放送分のDVDですが良かったらどうぞと仰るので遠慮なくいただきました。

P_20160830_151258.jpg

そこから階段で地下に降りたところに収録用のホールがあります。といってもNHKホールと比べたらマッチ箱みたいなもので小さなライブハウスぐらいです。

開始10分前ぐらいから前説がありまして、時々ユーモアを交えて聴衆をリラックスさせてくれます。
特に今回は台風が接近しているという事情があるので、携帯・スマホはマナーモードでOK(普通は電源を切ってください、です。)。途中退場OK。それから休憩時間はとりますが年齢が高い人にそれまで我慢しろというのは酷なのでトイレに行きたくなったらいつでも離席OKという変則的な収録でした。

収録自体は2時間の予定をオーバーして2時間20分になりました。これを編集して59分の番組になります。

収録内容の感想をひとことで言えば、とても素晴らしかったです。ずばりグループ活動の参考になる内容でメンバーの皆さんにも聞かせてあげたいくらいでした。

グループ活動の「いいまちって、どんなまち」については、いろいろ勉強した結果、次のような方向性が見えてきましたが、それを裏付け、さらに高みを教えてくれる内容でした。

「いいまち」ってどんなまちでしょうか。交通が便利?医療費補助が充実している?税金が安い?等々、住民の要望は千差万別です。しかも、なにかを向上させても住民の欲望には限りがありません。
それに要望の多くはお金のかかることばかりですから、少子高齢化で税収減が当たり前の世の中で、そのような要望のすべてに応えるのは不可能です。

では、そのような環境の中で「いいまち」づくりはどの方向を目指すべきでしょうか。答えは簡単です。「行政とすべての住民が一丸となって、自分たちのまちを「いいまち」にしようとしているまち」です。
でも、行政の広報誌や公式ホームページで提唱したぐらいではその気にはなってくれません。必要なのは教育です。



本放送は、2016年10月15日(土)14時~14時59分(予定)です。10月20日のグループ活動報告会の直前になります。
NHK-Eテレ TVシンポジウム 地域の課題を”自分ごと”に ~住民参加の地域づくり~

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また、会場で紹介されていたのですが、NHKでは地域づくりを支援するためにインターネット動画サイト「NHK地域づくりアーカイブス」を開設しています。これは粋な計らいだと思いました。

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収録には、パネラーとして島根県隠岐の海士町長さんが出席されていたのですが、若者を呼び込んでのまちづくりの実績は素晴らしいものでした。若い人の移住が多いものですから保育所の待機児童が出そうになって増設したというエピソードも紹介されていましたが、それに関する話がアーカイブスのここにありました。

ここで暮らす人たちは若者がいなくなったらまちが衰退することを知っているから、子供の声がうるさいとか、自分たちは静かな場所で暮らす権利があるなんて利己的なことは言わないのでしょう。

NHK地域づくりアーカイブスにはreizanの出身地北九州市もありました。環境先進都市を目指していますからその話題かと思ったら、若者の起業支援でした。(ここ
ホームレス支援というのも有りました。(ここ


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