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見える化 [知識・情報]

勤務時代の後半ごろから言われ出したのが「見える化」という言葉です。
問題が発生した時に気づきやすくするために、可視化しずらいことを客観的に見られるように工夫しなさいとよく指導されたものです。

今でもその習慣を引きずっていて、周りにわかりにくいことがあればこれを可視化するにはどうすれば良いかと、つい考えてしまいます。

最近も、全国がん(成人病)センター協議会が「がん患者の部位別10年生存率」を公表したという新聞記事に引っかかりました。添えられている部位別10年生存率の数値が羅列されているだけです。ある部位を限定すればステージごとの生存率は良くわかるのですが、部位別に比較しようとしたら良くわかりません。

癌の部位別10年生存率データ.png
《ステージ4を基準に降順に並び替えした》

これをなんとか部位別にも比較できるようにしようと考えてみました。「がん患者の部位別10年生存率」の見える化です。
その結果こんなものができました。

癌の部位別10年生存率.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

これで早期発見が有効だということがわかりますし、胆のう・胆管、膵臓のがんがダントツで生存率が低いことがわかります。
reizanは胆のうを摘出しているので胆のうがんに罹る可能性だけは0%です。

前立腺がんの場合はステージ3までだったらほぼ100%がその後10年生きられるようです。生涯大学校の同級生にも前立腺がんの手術をした人がいましたが、悲壮な感じにならずに笑いながら病気の話をされていました。

数値だけの表をグラフ化するとこれだけわかりやすくなります。これが見える化の一例です。

人や業者の採用選考のときもそうです。採用する側が採用基準を事前に示すことはまだまだ稀です。
reizanだったら採用基準をオープンにして基準に叶う中で最良のものを選ぶことを公言します。だってその方が意に叶う人や業者が集まってくれるじゃないですか。

採用基準がオープンになっていない場合は、何によって採用されるかわからないから付け届けのような不正な手段を取る輩が出てくるのです。

なぜ採用基準をオープンにするところが少ないかというと、それは採用する側に採用基準の見える化ができていないのが一番の原因だと思います。

絶対条件(Yes or No)と相対条件(より良い方がよい)の整理もできてないところがほとんどだと思います。
見える化すれば採用選考の精度も上がるし楽になるのですが、これを作るまでに多大なエネルギーを要しますから大概はやらないのが実情のようです。


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