SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

新年会で「春の海」 [三曲]

所属する老人クラブの新年会(賀詞交歓会)で「春の海」を演奏しました。毎年ご一緒させていただいていた山田流の先生が出演できなくなったので、生田流宮城派の先生に助っ人をお願いしたら快諾してくださり、曲目も「春の海」が良いでしょうと提案してくださいました。

新年会のプログラムは、
1.会長あいさつ
2.来賓あいさつ
3.箏尺八二重奏「春の海」
4.謡曲
5.舞踊
6.懇談
という流れです。

挨拶のセレモニーが終わったら、さっさと演奏して次の方と交代するというのが一般的な流れですが、内輪の会ですので多分許してもらえるだろうと判断して、演奏の前に少し話をさせていただきました。

話しのテーマは、「春の海の生演奏を聴いたことのある人が少ない三つの理由」です。

箏の曲で何を知っていますかと問われたら、春の海は、多分1番か2番に挙げられるぐらい有名な曲です。
最近は少なくなりましたが、三が日の放送や商店のBGMとして流れているのを聴かれたことがある方は多いと思います。

しかし、「春の海」を生演奏で聴いたことのある方は少ないと思います。それは何故だろうかというのがテーマです。

reizanが考えたのは4つの理由ですが、言葉で伝えるときは3つまでにしないと聞いた方が受け止められないという法則がありますので、無理やり3つにしました。

①一人で弾いても面白くない
②楽譜通りに演奏しても曲にならない(変則的なテンポで演奏している)。だから合わせにくい

というところまで説明して、実際に楽譜どおりに冒頭の6小節を箏で弾いていただきました。
次に、楽譜には書いていないテンポの変化も反映させて弾いていたいて、①と②を実感していただきました。

そして③として、有名すぎて誰でも知っているから、間違えたときすぐにばれてしまうのが怖くて手を出さない、と言って笑いを誘いました。

そして、そのあとで実際に演奏して役目を終えました。

最初の2小節を例にテンポの件を具体的にご説明しましょう。五線譜で書くと楽譜は次のとおりです。

春の海.png
これを楽譜どおりに演奏すると次のようになります。
実際に箏で演奏するときは次のようになります。この「ゆっくり」と「速く」が人によって微妙に違います。それが弾く人の数だけ春の海があると言われる由縁です。
自分の出番が終わってしまえば気楽なもので、あとは女性役員さんが準備してくださった食べ物を美味しくいただきました。

P_20190110_104829.jpg
ほかに、ぜんざいも配られたのですが、餅がのどに詰まらないようにサイコロ大にカットされていたのには笑ってしまいました。(笑っちゃいけないですね。女性役員さんの細かい配慮に感謝です。)

女性役員さんの配慮はほかにもあって、紙コップのデザインがお正月バージョンでした。ダイソーで7日まで販売されていた短期限定商品だそうです。よく見つけてくるものだと感心してしまいます。

P_20190110_111856.jpg


共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。