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バレエ鑑賞 [芸術鑑賞]

この記事はとても長いです。

8月の初め頃、家人がバレエを観たことがないというので適当なものはないかと気にしていたら新聞広告が目に留まりました。

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11月に、モーリス・ベジャール振付けの「ボレロ」が掛かるようです。
映画「愛と哀しみのボレロ」でジョルジュ・ドンが踊る「ボレロ」を観て感動したことを思い出し、これが良いと思ってチケットを購入しました。

家人には、予習の意味でシルヴィ・ギエムの踊ったものと、ジョルジュ・ドンが踊ったものをYouTubeで見てもらいました。

その感想は、「わたしが観たいバレエと違う。白鳥の湖みたいな正統派のバレエが観たい。」との言葉が返ってきました。(京都旅行のときもマニアックな六道珍篁寺に連れて行ったら怒られたことがあります。)

そして当日、不満げでしたが一応行ってくれることになりました。13時JR上野駅公演口集合で家人とは別行動です。いつもだったら開演30分前に着くようにぎりぎりの時間を調べて家を出るのですが、この日は14時の開演なのに朝7時20分に家を出ました。

なぜかというと、この日は地区の一斉清掃の日で、遅く出かけると掃除をしている皆さんとバス停で出くわすからです。(清掃日の案内よりもチケット購入の方が先でしたので失礼させていただきました。)

しかし、このまま直行したのでは東京文化会館に相当早く着いてしまいます。事前にネットで調べたら近場で二つのイベントがありましたのでこれを覗いて行くことにしました。

最初に寄ったのは「岩本町・東神田ファミリーバザール」でした。

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岩本町は秋葉原の隣で問屋街です。

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全長200mほどの道路が歩行者天国になっていて両側にびっしり露店が並んでいます。

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この中を歩いてみたら、枝道にも露店が出ていましたからすごい数です。印象としては衣料品や皮革製品が多かったです。

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次は、「アーツ千代田3331」に立ち寄りました。閉校になった中学校の校舎を再利用している施設です。

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これを見て学校だったことを確信しました。
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ここでは「kita Q フェス in TOKYO」が開催されていました。kita Qとはreizanの出身地である北九州市のことです。

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目当ては、北九州グルメコーナーで「揚子江の豚まん」「東筑軒のかしわめし」「シロヤのサニーパン」を買うことです。

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懐かしいので展示コーナーも見て回りました。

北九州市では優秀な中小企業を認定する「オンリーワン企業創出事業」というのをやっているそうですが、認定企業の中の一社に「シャボン玉石けん株式会社」がありました。
からだや環境に良い石鹸として有名ですが、なんと従業員数はわずか49名でした。この人数で全国区の知名度を誇っているのはすごいと思いました。

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また、別の企業のコーナーにはインスタントラーメンが置いてありました。reizanが知っているのに似ているけど初めて見るデザインだったので覗き込むように見ていたら、そこに居た方が、「どうぞ一つ持っていってください」といわれたので、只で貰って良いのかなと思いながらいただきました。

自宅にある買い置きと比べたやはりデザインが違います。正規品はマルタイラーメンです。

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ミクニラーメンというのはパクリ商品かなと思ったのですが、一緒にいただいたチラシを見たら訳が分かりました。不動産屋さんの宣伝用に特注したものでした。

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目当ての食べ物を探し歩いたら、豚まんは長い行列ができていてすぐ見つかりました。しかし、あとの二つがわかりません。

訊いてみたら、サニーパンは11時からの販売が20分で売り切れ(reizanが着いたのが11時半)、次は2時からの販売とのことでした。バレエが始まる時間ですからサニーパンは諦めました。かしわめしは12時半からの販売だそうです。

開場と同時にすべてを販売すると後から来た人には何もないということになってしまうので時間差でやっているようです。このやり方だと来場者は長時間滞在することになります。生涯大学校の学園祭でも参考にできると思いました。

かしわめしを昼食にしようと思っていたのですが、時間の余裕がないので豚まんを昼食にしました。観光地の中華街だったら1個400円ぐらいの豚まん(関東では、肉まん)がなんとこの値段(現地価格と同じ)です。しかも美味しい。北九州出身者のソウルフードです。

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ひとり2個までの販売制限がついていましたが、2個も食べきれないので1個買って屋外のベンチでいただきました。

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《中央は成形の際にできた窪みで穴はあいていません》
食べるときは上下逆さまにして食べます。そうしないと底の薄い皮が破れて手や服が肉汁で汚れてしまいます。

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美味しかったのですが、具が固まって小さく見えたのは残念でした。できればチラシのような豚まんが食べたかったです。

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かしわめしの販売時刻まで会場を見て回りました。

「北九州 魅力 再発見 コーナー」というのが良かったです。北九州市の大きな白地図が壁に貼られていて、来場者がタック紙に自分の想いを書いて該当箇所に貼るという趣向になっていました。

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ほとんどが知っている場所ですので書かれていることの意味が分かるし、皆さんの郷土愛があふれていて感動しました。

かしわめし販売の15分前に指定の場所に行ったらすでに50人以上の行列が出来ていました。でも、一人2個までで170個準備されているということでしたから時間が来れば確実に買えます。

そしてようやく購入しました。JR九州鹿児島本線折尾駅の駅弁です。

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実際は家に帰って夕食として食べましたが、ここで内容をご報告しておきます。

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これも美味しかったのですが、チラシの写真のように下のご飯が見えないぐらい鶏そぼろ、錦糸卵、刻み海苔がかかっていたら良かったのにと悔やまれます。
上下の写真を比べてみると何年か前に話題になったスカスカのおせちを彷彿とさせます。

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原材料の値上がり分をサイズを小さくして乗り切る例がありますが、かしはめしもその類でトッピングの量を減らしているのかもしれません。

さて、本題のバレエですが、会場に入ってみたら一番安い席だったので最上階の5階でした。天井に届きそうな高所です。しかも指定席は最前列で、手すりは膝の高さ(腰の間違いではありません)ぐらいしかありません。ここで作業をする場合は安全衛生規則で命綱が義務づけられそうな場所でした。
下を覗いたら死にそうな高さでした。高所恐怖症の人にはちょっと向いていない席でした。

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写真の左上の赤丸印の対面がreizanたちの席です。若いころスキーで30度の斜面を滑ったとき、ほとんど垂直の壁を滑っているような気がしたものですが、ここは本当に垂直に近かったです。

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当日のプログラムと出演者は次の通りでした。

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どれも素晴らしかったのですが、やはり「ボレロ」が圧巻でした。
事前学習でぼろくそに言っていた家人も生のバレエを観たら良かったと言ってくれました。

最初から最後まで踊るのは、舞台中央に置かれた円形の舞台の上で踊る一人だけで、役名はメロディです。
そして円形舞台から少し離れたところにコの字形にたくさんの人が待機していて、踊りが進むにつれて待機している中から数人ずつが円形舞台の周りで踊りに加わります。この人たちの役名はリズムです。

今回のメロディ役は。エリザベット・ロスという女性でした。手足が長くて動きがしなやかでした。
「ボレロ」という曲自体が徐々に楽器の数が増えて最後に大盛り上がりする曲調ですが、バレエもそんな感じで最初は淡々としていますが、最後には会場全体が興奮状態になっているのが肌でわかりました。

家人に「ボレロ」を見せてあげられたのも良かったのですが、自分自身がそれ以上に感激してしまいました。

YouTubeを検索したらエリザベット・ロスさんが「ボレロ」を踊っている動画がありました。編集で男性と入れ代わり立ち代わりになっています。(ここ
動画だとクローズアップだとか余計な操作が加わっているため、会場で全体を見ているのとは感じが違ってきますがイメージはつかんでいただけると思います。

今も「ボレロ」の曲が頭の中で鳴っているので、五線譜を見つけて尺八譜にしてみました。

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来年(2018年)1月には、キエフ・バレエ団の「白鳥の湖」公演があるようですから、家人の希望するクラシックバレエにも連れて行ってあげようかと思っています。


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