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琴と尺八 [音楽理論]
7月7日は、東京代々木上原のムジカーザに「和の音、和の声、和の心」のライブを聴きに行きました。今回は10回目ということで、これまでの演奏曲の中からリクエストの多かった曲が厳選された演奏会です。CDでいえばベスト盤みたいなものですから聴きごたえがありました。
いつもは開場の13時30分ごろに着くように家を出るのですが、今回は東京の図書館で調べ物をしたくて朝早くから出かけました。
これには経緯がありまして、実は、地元の筝の先生と雑談をしているときに箏の調弦の話になりました。
reizanは、基本となる一本の絃だけをチューナーや尺八の音に合わせたら、あとは三分損益(ピタゴラス律に近い)の方法で調弦するものとばかり思っていましたが、その先生のおっしゃるには、古曲は三分損益で合わせるけど現代曲はすべての絃をチューナーで合わせるとのことでした。
箏と尺八だけの場合でもそうするのだそうです。びっくりポンです。三分損益で調弦すればかなり美しい響きが得られるのに、なんでわざわざ平均律の濁った音にするのか不思議です。
本当はどうすべきなのかをネットで調べていたら、宮城道雄と吉田晴風がそのあたりを語っているという記事に行き当たりました。
有名な「春の海」を最初にレコードで出したのが宮城道雄と吉田晴風です。その後フランス人バイオリニストのルネ・シュメーと宮城道雄が演奏したレコードが評判となって「春の海」が一挙に有名になったという歴史があります。
宮城道雄との対談本が「琴と尺八」です。そのなかで吉田晴風がルネ・シュメーの演奏について、半音のところがちょっとばかり上がっていて、何か舌足らずの感があると指摘しているのです。
これには経緯がありまして、実は、地元の筝の先生と雑談をしているときに箏の調弦の話になりました。
reizanは、基本となる一本の絃だけをチューナーや尺八の音に合わせたら、あとは三分損益(ピタゴラス律に近い)の方法で調弦するものとばかり思っていましたが、その先生のおっしゃるには、古曲は三分損益で合わせるけど現代曲はすべての絃をチューナーで合わせるとのことでした。
箏と尺八だけの場合でもそうするのだそうです。びっくりポンです。三分損益で調弦すればかなり美しい響きが得られるのに、なんでわざわざ平均律の濁った音にするのか不思議です。
本当はどうすべきなのかをネットで調べていたら、宮城道雄と吉田晴風がそのあたりを語っているという記事に行き当たりました。
有名な「春の海」を最初にレコードで出したのが宮城道雄と吉田晴風です。その後フランス人バイオリニストのルネ・シュメーと宮城道雄が演奏したレコードが評判となって「春の海」が一挙に有名になったという歴史があります。
宮城道雄との対談本が「琴と尺八」です。そのなかで吉田晴風がルネ・シュメーの演奏について、半音のところがちょっとばかり上がっていて、何か舌足らずの感があると指摘しているのです。
それを受けて宮城道雄も、それは尺八とフルートの差でもあります。フルートを使うと音階がはっきりしすぎる。だから日本式メロディーにはフルートはうまく合わず、なにかチンドン屋のようになってしまう。尺八でないとおかしい。と散々に否定しています。
要は古曲でも現代曲の「春の海」でも邦楽は平均律じゃダメだよと言っているのだと思います。reizanもそう思っているのですが、ネット上で示されているのは原典ではなく書き写しの文章です。
これはぜひ原典の「琴と尺八」を見てみたいと思った次第です。国会図書館のサイトで検索したら蔵書の中にはありませんでした。
しかし、東京都立中央図書館に蔵書されていることがわかりました。それでムジカーザに行く前に図書館を訪ねることを思い立ったのです。
場所は広尾です。JRは通っていませんので東京メトロを使います。そうなるとメトロに3回以上乗ることになるので一日券を買うことにしました。
そこで感心したのがメトロのチケット対応です。一日券というのは無くて24時間券でした。
一日券は当日のみ有効ですから午後に買うと半日しか使えなかったりしますが、24時間券は買ったときから24時間後まで使えるようになっています。正午に買ったら翌日の正午まで使えるということです。
これは案外便利です。ビジネスでも観光でも昼ごろ着いて、あとは翌日になるか何日か後になるかわかりませんが、帰途に就くのはだいたいお昼過ぎです。 一日券だったら2枚買わないといけないところが1枚で済むというのは顧客志向の商品で良いと思います。京都の市バスも一日券から24時間券に変えてくれたら確実に1回分少なくて済むのですが、皆が機械を通すようになると降車に時間がかかって大変かもしれません。
というようなことを考えながら広尾に着きました。googleマップによると都立中央図書館は有栖川宮記念公園(6.7万平米で東京ドームやTDLの4.7万平米より広い)の敷地内です。広尾駅を出てすぐ近くに公園の出入り口があります。公園のなかには何本もの道が網の目のように作られていますがどこを通っても間違いなく図書館にたどり着けそうです。
要は古曲でも現代曲の「春の海」でも邦楽は平均律じゃダメだよと言っているのだと思います。reizanもそう思っているのですが、ネット上で示されているのは原典ではなく書き写しの文章です。
これはぜひ原典の「琴と尺八」を見てみたいと思った次第です。国会図書館のサイトで検索したら蔵書の中にはありませんでした。
しかし、東京都立中央図書館に蔵書されていることがわかりました。それでムジカーザに行く前に図書館を訪ねることを思い立ったのです。
場所は広尾です。JRは通っていませんので東京メトロを使います。そうなるとメトロに3回以上乗ることになるので一日券を買うことにしました。
そこで感心したのがメトロのチケット対応です。一日券というのは無くて24時間券でした。
一日券は当日のみ有効ですから午後に買うと半日しか使えなかったりしますが、24時間券は買ったときから24時間後まで使えるようになっています。正午に買ったら翌日の正午まで使えるということです。
これは案外便利です。ビジネスでも観光でも昼ごろ着いて、あとは翌日になるか何日か後になるかわかりませんが、帰途に就くのはだいたいお昼過ぎです。 一日券だったら2枚買わないといけないところが1枚で済むというのは顧客志向の商品で良いと思います。京都の市バスも一日券から24時間券に変えてくれたら確実に1回分少なくて済むのですが、皆が機械を通すようになると降車に時間がかかって大変かもしれません。
というようなことを考えながら広尾に着きました。googleマップによると都立中央図書館は有栖川宮記念公園(6.7万平米で東京ドームやTDLの4.7万平米より広い)の敷地内です。広尾駅を出てすぐ近くに公園の出入り口があります。公園のなかには何本もの道が網の目のように作られていますがどこを通っても間違いなく図書館にたどり着けそうです。
入ってすぐに大きな池があって30℃超の暑さをひととき忘れさせてくれます。
ところが、地図で見た時には高低差まで意識していなかったのですが、池の端まで行ったところから様子が変わります。上り坂になっているというよりも山道になっていると言った方がちかいです。ここからは汗だくになって山登りです。途中には滝までありました。
ところが、地図で見た時には高低差まで意識していなかったのですが、池の端まで行ったところから様子が変わります。上り坂になっているというよりも山道になっていると言った方がちかいです。ここからは汗だくになって山登りです。途中には滝までありました。
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