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「おとなう」という言葉を知りました [番外]
バス待ちの時間を埋めるため何年かぶりにBOOK・OFFに入ってみました。特になにかを探したいという目的はなかったので、どういう本が出ているかざっと眺めて回りました。
そこで一冊の本のタイトルが目にとまりました。「京都高瀬川殺人事件」です。
高瀬川といえば森鴎外の小説「高瀬舟」の舞台です。6月に京都旅行をした時に初めてその場所に行き着いた記憶に新しい場所です。
だから、知らない作家さんの作品ですが、高瀬川の文字だけに惹かれて買ってしまいました。
そこで一冊の本のタイトルが目にとまりました。「京都高瀬川殺人事件」です。
高瀬川といえば森鴎外の小説「高瀬舟」の舞台です。6月に京都旅行をした時に初めてその場所に行き着いた記憶に新しい場所です。
だから、知らない作家さんの作品ですが、高瀬川の文字だけに惹かれて買ってしまいました。
作者の木谷恭介さんは2012年に85歳で亡くなっておられますので、随分前の作品のはずです。
巻末の解説を読んだら平成2年に出版と書かれていますから今から26年前の作品です。最近の作家さんに比べると表現がステレオタイプの感じがしますが最後まで読ませていただきました。
この小節を読んでいて一つ利口になったのは、「おとなう」という言葉を覚えたことです。
『宮之原は玄関の引き違い戸を開けた。
戸はたてつけが悪くて軋み音をたてた。
「ごめんください」
おとなうと、奥でかさこそと落葉が舞うような音がして、・・・・』
68年日本人をしていますが「おとなう」という言葉は初めてです。こういう時はネットで調べます。
四つぐらい意味があって、①訪れる、②訪れたことを告げる、③音をたてる、④手紙を出す、のなかの②の意味で使われているようです。
つまり、他家を訪ねて、「ごめんください」と言うのが「おとなう」です。
最近はインターホンをつけた家が多くなってピンポンで済んでしまうので滅多に使わなくなった言葉ですが、今度、「ごめんください」と言うときは、今、自分はおとなっていると思うことにします。
この小節を読んでいて一つ利口になったのは、「おとなう」という言葉を覚えたことです。
『宮之原は玄関の引き違い戸を開けた。
戸はたてつけが悪くて軋み音をたてた。
「ごめんください」
おとなうと、奥でかさこそと落葉が舞うような音がして、・・・・』
68年日本人をしていますが「おとなう」という言葉は初めてです。こういう時はネットで調べます。
四つぐらい意味があって、①訪れる、②訪れたことを告げる、③音をたてる、④手紙を出す、のなかの②の意味で使われているようです。
つまり、他家を訪ねて、「ごめんください」と言うのが「おとなう」です。
最近はインターホンをつけた家が多くなってピンポンで済んでしまうので滅多に使わなくなった言葉ですが、今度、「ごめんください」と言うときは、今、自分はおとなっていると思うことにします。
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