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指孔の位置を変えます [尺八改造]

竹製尺八の材料は真竹です。自然の材料ですから割れたり欠けたりしたらどうしようもないと思われるかもしれませんが、ほとんどの場合修復可能です。

乾燥で割れた時は湿度の高いところに置いておくと竹が水分を吸収して膨れます。やがて傷口が密着しますのでまわりを籐で縛ってやるのが一般的です。

尺八のなかには管尻に根の付いているものがありますが、自然の竹ですから必ずしも美的に付いているとは限りません。そういう時には適当なサイズの根を接着剤で貼り付けたりします。

指孔も、一度開けたらどうしようもないということはありません。孔の位置が悪かったと思えば一度埋め戻して新たな孔を開ければよいのです。
埋め戻しの材料としては樹脂や竹が使われます。

reizanの愛管は満身創痍で五つの指孔の位置を全部修整しています。理由は音程が狂っていたからです。

ところが、最近、問題はそれだけでないことに気づきました。歌口のセンターから管尻向かって真っ直ぐに糸を張ったら指孔が芯からかなりずれていたのです。
表の四つの孔は、幸いなことにreizanの唇の傾きに対応する結果になっていたので良かったのですが、五孔(裏孔)だけが運指し辛い位置になっていました。

「ハハハハ」とか「チチチチ」が人並みに切れよく演奏できず誤魔化して吹いていたのですが、五孔の位置が少し変われば指の動きが軽くなることを発見しました。
その設計図がこれです。右に3mm、上に2mm移動させます。

P_20161104_222700.jpg
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

自分ではできませんので製管の得意な知人にお願いするつもりです。


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