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文化会館の50周年イベント [番外]

ある県の県立文化会館(大ホール1800席)が開館50周年を迎えて記念イベントが行われることをネットで知り、事前申し込みをしてイベントに行ってきました。

文化会館.jpg


シンポジウムの内容も聞き応えがありそれだけでも十分満足しました。
ここの建物は丘の斜面を使って作られているそうです。

例えばこんなイメージです。余談ですが北九州市八幡東区の高炉台公園にある野外ステージもこんな感じでした。

P_20170709_144001.jpg

会場のホワイエに展示されていた縦割りのカット模型でその様子がよくわかります。客席の下の濃いグレーの部分は丘の斜面です。

P_20170709_162954.jpg
丘の斜面に座席を置いてそこに屋根を懸けているというような構造です。(だから建物の玄関は3階の客席の高さにありましてホワイエには階段を下って行くようになっています。)
このゆるい傾斜でも見やすくて、居心地が良く快適です。

客席の傾斜が急なホールに行くと高所恐怖症で最後まで緊張を強いられますが、ここは本当にリラックスできる名建築だと思います。

アトラクションではバイオリンとピアノの演奏で反響板の有無の違いの実演がありました。
最初はバックに黒幕が下がった状態での演奏を聴かされました。演奏者の感想は、反響板がなくてもよく響いている方だと思うけど倍音が少なくて演奏しにくかったと仰っていました。

次に10分ほどかけて反響板がセットされました。
背面の板は黒幕の影で最初からセットされていたようです。そこに天板が降りてきました。

P_20170709_160624.jpg
一旦下の方まで降りたら天板の角度を修正して、また上昇して定位置に停まりました。その間に側板も降りてきています。

P_20170709_160900.jpg
P_20170709_160913.jpg
すべての側板が降りる前にピアノが運び込まれます。

P_20170709_161034.jpg
側板も左右各1枚ずつを残すところまで来ました。

P_20170709_161130.jpg
最後の側板が降りたら隣の板との隙間を詰めるように動いて完了です。

P_20170709_161153.jpg
この後、再びバイオリンとピアノの演奏がありましたが、先ほどとは大違いでたった二人とは思えない迫力で音が迫ってきました。

行くまでは大して期待をしていなかったのですが、大変有意義な勉強をさせていただきました。

終了後に舞台裏見学ツアーというのもあったのですが、帰りが遅くなってしまうのでやむなくパスしました。それだけが心残りです。


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