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思い通りにはいかないものです [木工]

地元の夏祭りに参加するため老人クラブの露店用にコリントゲームを作っていますが、延べ3日かかってようやく姿が見えてきました。

P_20170721_185723.jpg
あとは標的を取付ければ完成です。標的はさきに作っていますのであと半日の作業になると思います。

このコリントゲームは見本があるわけではなくreizanの思いつきで作りましたので、何回も予想通りに行かないところが出てきて都度修正しながら対応しました。

最初に困ったのは塗装コンパネの裁断です。3×6板を半分に切り、さらにそこから側板4枚、ガイド板数枚を切り取らなければなりません。
電動ノコギリがあれば簡単なのですが、手工具しか持っていませんので横引きの鋸で切ったらとんでもなく時間がかかりました。塗装コンパネの場合は木を切るというよりも固まった接着剤を切っていくので勝手が違います。

この時は気づかなかったのですが、あとで小物を切る際に、スーパーソーを使ったらどうだろうかと思いつきました。建築配管技能士の試験を受ける際に先生からアドバイスを受けたことを思い出したのです。

配管試験のときは塩ビ管をスーパーソーで、鋼管を金切り鋸で切るのですが、金切り鋸の刃が折れて予備もなくなったときはスーパーソーで鋼管を切りなさいと教えられました。

スーパーソーはそれぐらい堅いものでも切れるのですから接着剤ぐらい軽いものだろうと思ってやってみたらすいすい切れました。
最初からスーパーソーを使っていたら半日ぐらい時短ができたような気がします。

次に失敗だったのが裏返しの原寸図しか書いていなかったことです。
塗装コンパネの裏側に左右逆転した図を描いていたのですが、これを見ながらパーツの加工をしていたら、2回ほど左右間違いをしました。写真では見分けられませんが現物を見たらミスがすぐにわかります。

コンパネの塗装面にも原寸図を描いておけばよかったと思いました。裏面の原寸図も裏からねじ留するときに位置確認ができるのであった方が良いと思います。

また、頭のなかで考えただけでは上手くいかなかったことが二つありました。

一つは天の部分のアーチです。板材を曲げ加工する道具を持っていないので板材を少しずつ貼り足してカーブするようにしようと思ったのですが、頭のなかのイメージでは天の左右は45度で十分と考えていました。

ところが、形が出来上がって試し打ちをしてみたら、右側の45度の板に当たったボールが当たったときの入射角と等しい反射角ではね返るため、他の板に沿って進むこともなく毎回同じルートしか通らず変化がなくて面白くありません。

そこで、後付けで丸印の板を追加したら、板に沿って左の方まで転がるようになりました。

P_20170721_1857232.jpg
もう一つは、ボールの打ち出しのところです。

ボールを棒の先のところに置いて、棒を動かして突いてやればボールは転がっていくだろうと思っていたのですが、実際にはそうはなりませんでした。
棒を動かすとゴム製のボールは盤面の抵抗で変形しびくともしませんでした。

そこで、棒の先端とボールの間に距離を取って、勢いのついた棒がボールに当たるようにしたらどうだろうかと思いやってみたら今度は上手くいきました。
棒を握って押すと勢いがつきませんので、棒の端に板をつけて、これを手のひらで打つようにして押せるようにしました。

頭のなかで考えただけでは上手くいかないことが出てくるから木工は本当に面白いです。


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