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うなぎの会 [三曲]

ある尺八社中の三曲合奏研修会が、我が家では「うなぎの会」と呼ばれています。それは会の最後にうな重を食べてお開きというのが恒例になっているからです。

今回もお誘いをいただいて参加して来ました。

本来の目的はうなぎを食べることではなく三曲の合奏です。

今回は、都山流尺八本曲「朝の海」、新曲「軒の雫」に、古曲の「舟の夢」、「今小町」、「七小町」の五曲です。
「舟の夢」までは舞台での経験がありますのでそれなりに練習してきた曲ですが、両小町は一回さらったぐらいでどんな曲だか記憶にないという状態でした。

「今小町」を尺八だけで練習していると公刊譜の2ページ1行目、2小節~6小節の部分が音痴のような旋律で、吹いていて嫌になってしまいます。
でも、箏、三絃と合わせてみたら特に違和感は感じませんでした。前後のつながりに関係なく和声的な対応で音を拾っているような感じです。
千鳥の曲の尺八手付がそれだけでも成立するメロディーになっているのに比べたら意外な感じがしました。

「七小町」は「七困り」と揶揄されるぐらい運指の難しい曲です。尺八の孔は五つしかありませんから半音階ずつ変化する音の動きが苦手ですが、それが頻繁に出てくるのです。難曲の代表のような「八重衣」とは違った意味で難曲の一つだと思いました。

結局、この2曲は一人で演奏することを諦めて主催者側のメンバーの方と二人で演奏させてもらいました。
お互いにミスタッチがあったりしましたが、同時に拍をはずすということはなかったので最後まで止まらずに演奏できました。

そして〆はうな重です。

今回は、前回と同じ大きさのうなぎが準備できないということでワンランク下げて、肝吸い付きになりました。

P_20170716_175345.jpg
安い分うなぎの長さが短くて下のご飯が見えています。

P_20170716_175352.jpg
会が終わって2日ほど経ったら、次回(来年1月)の曲目の連絡がFAXで届きました。

都山流本曲「若葉」、古曲「春の曲」、古曲「新青柳」、新曲「泉」、新曲「春の訪れ」の5曲です。
このなかでは「新青柳」が「八重衣」に勝るとも劣らない難曲です。
これからの半年やることが決まっていますので大変だけど充実した日々を送れると思います。


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