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十一面観世音菩薩 [芸術鑑賞]
信心の浅いreizanにとって、お経は声楽のように聴こえますし、仏像は美術作品に見えます。
一度、法事の時に「般若心経」を唱和したら、お坊さんが「良い功徳をされましたね。故人も喜んでくれているでしょう。」と褒めてくださいました。
reizanはというと真面目に唱えていたのではなく、お坊さんと音律をずらしながら声の響きの変化を楽しんでいましたから内心面映ゆかったです。本当は不真面目なのに真面目と見られるので申し訳ないです。
そんなreizanが奈良県のお寺を訪ねました。「長谷寺(はせでら)」と「聖林寺(しょうりんじ)」です。
どちらも十一面観音像で有名です。
最初に花のお寺の「長谷寺」を訪ねました。
一度、法事の時に「般若心経」を唱和したら、お坊さんが「良い功徳をされましたね。故人も喜んでくれているでしょう。」と褒めてくださいました。
reizanはというと真面目に唱えていたのではなく、お坊さんと音律をずらしながら声の響きの変化を楽しんでいましたから内心面映ゆかったです。本当は不真面目なのに真面目と見られるので申し訳ないです。
そんなreizanが奈良県のお寺を訪ねました。「長谷寺(はせでら)」と「聖林寺(しょうりんじ)」です。
どちらも十一面観音像で有名です。
最初に花のお寺の「長谷寺」を訪ねました。
牡丹の時期は過ぎていて、世の無常、ものの哀れを感じさせる宗教的な風景が広がっていました。
スマホで調べたら、「聖林寺」向かうバスのダイヤがわかって、電車との乗り継ぎもよかったので、次に、桜井の「聖林寺」を訪ねました。
こちらのご本尊は子安延命地蔵菩薩様ですが、有名なのは国宝「十一面観音菩薩像」です。
彼のフェノロサが大絶賛したというお顔立ちや体の線の美しさは息をのむばかりです。
reizanが訪れたときは、その大半が失われた光背を同時代のものなどから類推して再現した西陣織の光背が像の後ろにかけられていました。(ここ)
掛け位置としては、座ったときよりも立って拝観した時に一番映えるように設置されていました。
本当はどっちが正しいのだろうかと興味がわきました。
ところで、聖林寺で失敗をしてしまいました。それはゆっくり見過ぎたことです。
時計を見たらもうすぐ1時間に1本の戻りのバスが来る時刻になっていました。走っても間に合いそうにありません。結局、1時間近く何もない橋の袂でバスを待ちました。
reizanが訪れたときは、その大半が失われた光背を同時代のものなどから類推して再現した西陣織の光背が像の後ろにかけられていました。(ここ)
掛け位置としては、座ったときよりも立って拝観した時に一番映えるように設置されていました。
本当はどっちが正しいのだろうかと興味がわきました。
ところで、聖林寺で失敗をしてしまいました。それはゆっくり見過ぎたことです。
時計を見たらもうすぐ1時間に1本の戻りのバスが来る時刻になっていました。走っても間に合いそうにありません。結局、1時間近く何もない橋の袂でバスを待ちました。
効率よく進めるためには、バスを降りたら帰りのバス(乗ってきたバスが約1時間後に戻ってくる)のダイヤを確認し、わき目もふらずに寺を目指し、さっさと拝観して、早目にバス停に戻るのが良いようです。
reizanが帰りのバス停で待っているときに、駅から来たバスを降りたお客さんが、戻りのバスに間に合うように下山してこられましたから机上の空論ではなく、実際に可能なようです。
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