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尺八でドレミ [尺八演奏]

尺八で洋楽を吹いたりすると奇異な目で見られることがあります。

尺八というのは民謡とか詩吟の伴奏楽器と思っておられる方が多いようです。
三曲(箏・三絃・尺八の合奏)をご存知ない方にとっては、1曲で20~30分の曲を演奏することも信じられないようです。

だから邦楽体験教室でドレミファソラシドの音階を吹いたりすると拍手が起こることがあります。これにはちょっと照れてしまいます。だって、ロツレチの音階を吹いているのと同じようなことですから拍手をいただくような大げさなことではありません。

ただ、これは初心者の方に正確な音律を覚えてもらうのに使えそうだと気づきました。
ヒントになったのは筝曲の「さくら」(さくらさくら 弥生の空は・・・)です。

お箏の調子(調律)で「平調子(ひらじょうし)」というのがあります。これが正しくできていたら「さくら」が正しい音程で弾けます。ていうか「さくら」は平調子の調弦が正しくできているかどうかを確認するために作られた曲です。

ドレミファソラシドも大抵の人が音程どおりに言うことができます。ドからレに移るところで急に音程が下がるようなことはまずありません。

だったらこれが尺八の音律確認に使えるのではないかと思いました。

乙の「ロ」をドとして順にドレミファソラシドと吹いていくのです。
基本的な音符のロツレチハだけですと、ハ長調のドレミで、レファソラドですから不十分です。

そこで、「ロ」をドとしてドレミファソラシドと演奏しようとすると特殊音符が入ってきます。
そのことにより特殊音符の正しい運指を覚えてもらおうというのが趣旨です。

「ロ」をドとするとニ長調になります。それで音階を演奏できるようにしたのが下の図です。
ドレミファソラシドレミファソラシドと、2オクターブの音階が演奏できるようになっています。

ニ長調のドレミ.png

都山流の場合は、2番目と9番目がツのメリに、3番目と10番目がレの半音に、6番目と13番目がハのメリに、7番目と14番目がヒの半音に、15番目がピになります。


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