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ヨーグルトが蓋につかない [雑学]

写真は、あるメーカーのカップヨーグルトを開けたところです。

P_20161022_074529.jpg

ずっとこれが普通だと思っていました。ところが最近はヨーグルトがつかない蓋が開発されているのを知りました。

P_20161025_073507.jpg
《明治ブルガリア・ヨーグルト》

P_20161028_073543.jpg
《雪印メグミルク ナチュレ恵》

異なるメーカーで同じ蓋が採用されています。
ネット情報によると森永乳業と東洋アルミニウムの共同開発だそうです。

森永乳業の特許:特開2012-041049 カップ状容器の蓋体及びその製造方法
東洋アルミの特許:特開2011-093315 積層体及び包装材料

この蓋は蓮の葉の撥水作用をヒントに、蓮の葉の表面と同じような凹凸をつけているのだそうです。
カップ本体の縁の部分には一面にヨーグルトがついていますから、運送途中に揺れたりすることはあったはずです。そのとき蓋を避けるように中身が飛び跳ねたとは思えませんから、蓋にも当たっているはずです。

しかし、蓋を開けた時には何もついていません。試しにスプーンですくって蓋の裏にたらしてみると面白い現象が起きるそうです。蓮の葉恐るべしです。

これを見て思ったのですが、この技術が自動車のボディーとか便器に応用出来たら凄いだろうと思います。

自動車の場合、一般的にはワックス掛けをしてその撥水性で汚れをつきにくくしますが、逆の発想で親水性の加工をして汚れの下に水が入り込んで汚れを浮かすという方法あります。

便器の場合ですと、表面をガラスのようにつるつるにしたTOTPのセフィオンテクトと、表面に撥水コーティングをしたINAXのプロガードが有名です。ただどちらも本体は陶器です。

蓮の葉の凹凸を再現するには陶器は不向きです。となるとPnasonicの樹脂製便器に利がありそうかなと思ったのですが、特許の内容を見てみたら粒子を付着させている構造のようですから金型だけでできるものではなさそうです。



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