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既視感 [雑感]

テレビをつけると、ここ数日、毎日のように既視感(デジャヴュ)を覚えるニュースが流れていてうんざりします。スポーツ関係者のニュースです。

どこに既視感があるかというと過剰接待の部分です。その他のことは門外漢ですから良くわかりません。

勤務時代のときの話です。勤めている会社が権威ある賞にチャレンジした時のことでした。その賞の審査対象は会社全体に及び、受診前の1年半の間は地獄のような毎日でした。
(その間に休んだのは元旦のみ、毎朝7時には会社出社して退社するのは毎日23時、昼休みも昼食をとりながら資料のチェックで休憩なしというブラック企業も顔負けの状況でした。時間外労働が8時間×30日=240時間/月、240時間×18か月=4,320時間/1年半。この間に一人が自死されましたが業務外の扱いでした。現在だと有無を言わさず業務上災害になると思います。)

審査の前々日に、審査員の方々のお世話を担当した方から聞いた話ですが、その時の対応が過剰接待だったような気がします。

会社の担当者の方は審査初日の前々日からホテルの部屋を押さえていて、前日から宿泊される審査員の方々が泊まるホテルの各部屋を数名で分担して(修理部門の担当者も同伴して)チェックして回ったそうです。

アメニティに不足はないか、部屋の清掃が行き届いているか、窓に曇りはないか、照明に切れはないか、シャワーに問題はないか、湯温は正しく調整できるか、温水洗浄便座はきちんと動くかなど、本来ホテルの責任で管理すべきことをわざわざチェックしたそうです。

それだけでなくアルコールや冷蔵庫の中の飲み物、それにツマミ類なども、先に賞の審査を受けた企業の方から情報を得て、各審査員の嗜好に合わせて洩れなく準備したそうです。今回ニュース写真で紹介されたお仏壇のお供え状態ほどではなかったようですが、多分似たり寄ったりだったでしょう。

さらにご丁寧にダブルチェックまでして漏れが無いようにしたという話を聞いて笑ってしまいました。

以下は、過剰接待とは関係ありませんが約30年前の思い出話です。

この賞の審査を受けるにあたってreizanが所属する職場も事例報告の対象になっていましたので指導講師が入りました。

事例報告をA3版1枚の紙にまとめるのですが、最初は要領がわかりませんから指導講師からコテンパンにやられました。内容もお粗末でしたが、当時はExcelもWordもなくて紙に手書き文字で作成していたらそこまで指摘されました。

次の指導までの間に報告書の内容をブラシュアップして定期的に指導を受けるのですが、2回目からは和文タイプ浄書してもらうようになりました。

ところがreizanが犯したミスで指導講師のいい加減さが露呈してしまいました。

そのミスの状況はこうでした。
もう数回の指導を受けて完璧だろうと自信を持って提出した書類が、今まで以上にコテンパンに貶されました。(後から考えたら、審査時期も近くなったのでネジを巻き直したのだろうと思います。)

その後1か月は報告書の内容をああでもないこうでもないと見直して、これ以上ないだろうというぐらい隙のないものにしました。

和文タイプで浄書してもらった報告資料は、それをA3版の透明フィルムにコピーしてOHPでスクリーンに映して説明をしていました。

過去に貶されたフィルムも保管していたのですが、なんと、reizanのミスで1か月前にダメ出しをされたものを指導会場に持参してしまったのです。
スクリーンに映した瞬間に、上司もreizanも間違いに気づいて正しいフィルムを探しましたが職場に置いてきたみたいでどうしようもありませんでした。

もう開き直って、1か月前にけちょんけちょんに貶された説明を、上司がまた繰り返しました。
その後で指導講師の言ったひと言が、「〇〇課の皆さんもなかなか腕をあげましたねぇ。」です。これは笑えました。

要は、審査までの間にシナリオがあって指導講師はその通りに進めているだけで、指導対象の職場を本当に理解していたわけではないということが露見してしまいました。
その後は適当に指導講師が喜びそうなまとめ方をしてやり過ごしました。

世の中には「王様は裸だ!」と言っても良さそうなことが蔓延しているようです。


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