SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

「刑事7人」が「コールドケース」になっていた [テレビ番組]

ほとんどの水曜日は夕方から趣味の民謡尺八サークルの練習があって帰宅が9時ぐらいになります。そのため21時から始まるドラマは最初の5分ぐらいを見損なうことが多いです。

サスペンスドラマの場合、そこを見逃すとストーリーについていけなくなることが多いので、テレビ朝日系列の「刑事7人」は練習のない日しか見ていませんでした。

それが、台風13号の直撃が予想されたため練習をサボったお陰で久しぶりに見ることができました。第4シリーズ第5話「再捜査の女 白いスーツの男の謎」です。

これがなんと「コールドケース」になっていたのです。アメリカのテレビドラマ「コールドケース」は一話完結で定形化されたパターンがあります。
1.殺人が起こる前の日常の様子
2.死体のクローズアップ
3.何かの切っ掛けで、数年から数十年後に再捜査が始まる
4.再捜査
5.犯人逮捕。被害者や事件関係者が昔の姿で現れる
6.closedと書かれた保管箱が倉庫に仕舞われて終わる

刑事7人の冒頭のシーンはナイトクラブのセンターフロアで踊られるチャールストンの群舞から始まります(60年前(1958年ごろ)の設定なのになぜか踊りは1920年代です)。その踊りを見つめる若いボーイ。

場面が切り替わって、部屋で殺されているダンサーの女性。

さらに場面が変わって、警視庁刑事部捜査一課12係の部屋で若い女性の捜査願いを聴く刑事たち。

若い女性は殺されたダンサーの子供の子供(つまりダンサーの孫)で、自分の母親が亡くなって遺品整理をしていたら祖母の死に関係ありそうな遺品を見つけたので60年前の殺人事件の真相を調べてほしいという訴えでした。

これはもう典型的なコールドケースのパターンです。
アメリカでコールドケースという番組が生まれたのには時効の有無が影響していると思います。
アメリカでは昔から殺人事件に時効がありませんから何十年前の事件でも新しい手掛かりが見つかれば再捜査するのですが、我が国で60年前の殺人事件の再捜査をするという展開には無理があります。

多分、制作にかかわる皆さんがアメリカの人気ドラマの手法で遊んでみたのだろうと思いますが、コールドケースのストーリーは切ないものになりやすいので、そんなのばかり増えると見ている方がやりきれなくなってしまいます。コールドケースの真似は今回限りにしていただいた方が良いと思いました。


共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。