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ひねり [尺八改造]
9月は毎日が日曜の年金生活者には珍しく毎日予定が入っていて、酷い日は日に4つもイベントが入っていました。
10月は少し落ち着いています。
久しぶりに時間が取れたので尺八の改造に取り組みました。切っ掛けは尺八のレッスンで唇のすき間と尺八の歌口の角度があっていないことが指摘されたからです。
その際に、reizanが中継ぎを外さないことに対する懸念事項も指摘されました。
最初の指摘については、尺八を構えた時に歌口が左に傾きすぎているということでした。正しい位置に調整していただくと下側の手首を無理に折り曲げるようになり、運指をする上で不都合です。
普通だったら中継ぎのところで外して角度を変えて差し込めばそれで終わりですが、reizanの尺八はリーフレックもどきを上下の管に木工ボンドで接着してしまっているから外せません。
でも、リーフレックもどきを外さなければ角度を変えることはできません。
そもそも上下の管を真っ直ぐに接続せずにひねっているのは、reizanの唇が真っ直ぐではなかったからです。少し左下がりのすき間ができていました。
それに合わせて尺八の上下管をつなぐときにひねりを加えていたのですが、どうも唇のすき間が水平に近い形に治ったようです。
そのままでは良い音になりませんし、よい音にしようとすると手首が痛くなってしまいます。
早くなんとかしないといけなかったのですが、ようやく暇になったので作業にかかりました。
木工ボンドを剥がす行為自体は何度かやっていて、ハンドスチームアイロンの蒸気を当てることでボンドを溶かせば簡単にはがれます。
リーフレックもどきをを剥がした状態で、洗面所の鏡を見ながら尺八の上下管のひねり角度を調整しました。
今までに比べると外周上で2㎜(角度で約6°)ほど動かしました。
なお、この際に中継ぎの寸法も調べました。心配したのは中継ぎの奥の方にすき間ができていないかということです。もしすき間があればそこに水滴がたまって劣化の要因になります。
ノギスで測定した結果は次のようになっていました。
上管がほぞ穴、下管がほぞになっているのですが、ほぞ穴の方がほぞよりも細いというのが不思議でした。何度測っても結果は変りませんでした。多分、ほぞ穴の入り口は少し広くなっていて、なかは少し狭くなっているのだろうと思います。
10月は少し落ち着いています。
久しぶりに時間が取れたので尺八の改造に取り組みました。切っ掛けは尺八のレッスンで唇のすき間と尺八の歌口の角度があっていないことが指摘されたからです。
その際に、reizanが中継ぎを外さないことに対する懸念事項も指摘されました。
最初の指摘については、尺八を構えた時に歌口が左に傾きすぎているということでした。正しい位置に調整していただくと下側の手首を無理に折り曲げるようになり、運指をする上で不都合です。
普通だったら中継ぎのところで外して角度を変えて差し込めばそれで終わりですが、reizanの尺八はリーフレックもどきを上下の管に木工ボンドで接着してしまっているから外せません。
でも、リーフレックもどきを外さなければ角度を変えることはできません。
そもそも上下の管を真っ直ぐに接続せずにひねっているのは、reizanの唇が真っ直ぐではなかったからです。少し左下がりのすき間ができていました。
それに合わせて尺八の上下管をつなぐときにひねりを加えていたのですが、どうも唇のすき間が水平に近い形に治ったようです。
そのままでは良い音になりませんし、よい音にしようとすると手首が痛くなってしまいます。
早くなんとかしないといけなかったのですが、ようやく暇になったので作業にかかりました。
木工ボンドを剥がす行為自体は何度かやっていて、ハンドスチームアイロンの蒸気を当てることでボンドを溶かせば簡単にはがれます。
リーフレックもどきをを剥がした状態で、洗面所の鏡を見ながら尺八の上下管のひねり角度を調整しました。
今までに比べると外周上で2㎜(角度で約6°)ほど動かしました。
なお、この際に中継ぎの寸法も調べました。心配したのは中継ぎの奥の方にすき間ができていないかということです。もしすき間があればそこに水滴がたまって劣化の要因になります。
ノギスで測定した結果は次のようになっていました。
上管がほぞ穴、下管がほぞになっているのですが、ほぞ穴の方がほぞよりも細いというのが不思議でした。何度測っても結果は変りませんでした。多分、ほぞ穴の入り口は少し広くなっていて、なかは少し狭くなっているのだろうと思います。
ほぞの長さもほぞ穴の深さよりも長いところが多いのですが継ぎ目にすき間はできていません。
不思議だなと思って継ぎ目の部分をよく見たら、下管のほぞの回りの竹の端は平面になっていますが、上管のほぞ穴の回りの竹の端は内側に向かって少し傾斜がつけられていました。
ほぞの長さに多少のばらつきがあっても中継ぎの継ぎ目にすき間ができない構造です。だから見た目は良いのですが、多分、ほぞ穴の奥の方にはすき間ができているだろうと思います。
そこに水滴がたまって劣化していくのですが、reizanが死ぬ時までもってくれるだろうし、跡を継ぐ人もいないので心配しなくても良さそうです。
上下管のひねり角度を決めたあとは、前のようにリーフレットもどきを木工ボンドで接着しました。
ほぞの長さに多少のばらつきがあっても中継ぎの継ぎ目にすき間ができない構造です。だから見た目は良いのですが、多分、ほぞ穴の奥の方にはすき間ができているだろうと思います。
そこに水滴がたまって劣化していくのですが、reizanが死ぬ時までもってくれるだろうし、跡を継ぐ人もいないので心配しなくても良さそうです。
上下管のひねり角度を決めたあとは、前のようにリーフレットもどきを木工ボンドで接着しました。
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