SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

栴檀は双葉より芳し [推薦図書]

鈴木るりかさんのことを、新聞に載った「太陽はひとりぼっち」という新刊の広告で初めて知りました。
同じタイトルの有名な映画とは別物のようです。

太陽はひとりぼっち.jpg
著者は小学4年のときから3年続けて小学館の主催する「12歳の文学賞」の大賞を受賞しておられることが紹介されていました。

さらに、中学2年のときに「さよなら、田中さん」(短編集)で作家デビューされていることも知りましたので、こちらから読んでみることにしました。

さよなら、田中さん.jpg
収められているのは次の5編です。
・いつかどこかで(小学6年のときの大賞作)
・花も実もある
・Dランドは遠い(小学4年のときの大賞作)
・銀杏拾い
・さよなら、田中さん

「いつかどこかで」から読み始めたら、
『お父さんがいなくて淋しいか、と聞かれることがある。それは今までいた人が途中でいなくなったら淋しいのかもしれないが、最初からいないのだ。生まれてこのかた、そういうものだと思っているから答えに困る。』

冒頭から惹きつけられてしまいました。これが小学6年生の文章?
小学生の時分は男児の方が成長が遅いと言いますが、それにしても自分の小学6年のころを思うと雲泥の差です。

Wikipediaで「鈴木るりか」さんを検索すると、石田衣良さんの評価がありました。『人間の裏と表、社会の光と影を自分なりの目で見て、すくいあげて書いている。作家の目を持っている印象があった』、と書かれています。

読後の印象はまさにその通りです。小学6年生にして、人間の裏と表、社会の光と影がわかっているなんて、5歳のチコちゃんもそんな風だけど、るりかさんは本物の子供だけにもっと凄いです。


共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。