SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

「メリハリ」は邦楽用語からきている [知識・情報]

勉強でも仕事でも「メリハリをつけてやりなさい。」と言われることがあります。
手を抜くところは抜いて頑張るところは頑張りなさいぐらいの意味だろうと推測していましたが、元は邦楽用語から来ていることを初めて知りました。

それも尺八の奏法に関係しているというからビックリです。

元々は「メリカリ」だったのが、「カリ」は一般人に理解されにくかったので「ハリ」になったそうです。
尺八でメリカリといえば「沈り浮り」のことです。音譜の表記はカタカナで「メ」「カ」と書きます。

沈りは顎を引いて唇を尺八の歌口に近づけます。この距離が近くなると音程が下がって半音から1音下の音が出せます。
浮りはその逆で、顎を前に出すことによって唇と唄口の距離が離れ、音程が上がります。

メリハリはその沈り浮りから来ているということですが、多分それは誤解があったのだと思います。
一般的なメリハリを音楽的に解釈するとpp(ピアニッシモ)とff(フォルッテシモ)のニュアンスだと思います(例えば、メリハリのの効いた歌い方)が、尺八の沈り浮りは音程の低い高いですから意味が全く違います。

ただちょっとだけ心当たりがあるのは、尺八で沈り音を吹いたとき絶対に大きい音が出せないので、沈り音=小音量、浮り音=普通音量または大音量という結果にはなります。

共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。