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冷めたライスバーガーは危ないらしい [雑感]

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《調律の人です》 

天才少年のピアノを聴きに行った会場の近くにモス・バーガーの店がありました。

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ハンガーショップの中ではモス・バーガーが一番美味しいと聞いたことがあります。一度食べてみたいと思っていたから感激です。

モスといえばライスバーがを外すわけにはいきません。「海鮮かきあげライスバーガー」というのをいただきました。本当にご飯がバンズのようになっていて和洋折衷です。美味しかったです。でも半分ぐらい食べたころからは原形が崩れて具入りの焼きおにぎりみたいになってしまいました。

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帰りにもう一度立ち寄って、家人のお土産にしようとテイクアウトで「鶏つくねライスバーガー」を買いました。 かきあげにしなかったのは揚げ物の冷めたのは再加熱しても旨くないだろうと思ったからです。

しばらくしたら店員さんが商品を持ってきてくれたので尋ねました。「家に持って帰るまでに冷めると思うけど、最適な再加熱の方法を教えてください。」と、しかし返ってきた答えは「冷めないうちに食べてください。」ということでした。「今の時期、食中毒も怖いので冷めるほどの時間持ち歩くのはお勧めできません。」とも言われてしまいました。 

テイクアウトというのは近所のオフィスで働く人たちが会社に持って帰って食べるようなのを想定しているみたいです。注文するときにテイクアウトは何時間以内に召し上がれというのが明らかにされていれば注文しなかったのに、買った後から食べられないよと言われるのはショックでした。 


無駄が生まれる仕組み [雑感]

2年前に買ったreizanのノートパソコンのメモリは1G(ギガバイト)です。

最近のパソコンの仕様を見ていると4Gが当たり前のようです。調べてみたら2Gまでアップが可能ということでした。
office2010に替えてから立ち上がりが遅いのが気になりだしたのでメモリを増やすことにしました。

取説を読むと、パソコンにはメモリを収納するスロットが二つ準備されていて、それぞれに512MB(メガバイト) のメモリが入っているので、これを抜いて1Gのメモリ2枚をセットするように、とのことです。

取り換え作業自体は簡単に終わったのですが釈然としない思いが残りました。 それは取り外したメモリの始末です。
何人かの人に聞いてみましたが、燃えないゴミとして処分するしかないということでした。

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《ゴミとなったメモリ》 

二つのスロットの片側に1Gのメモリが入っていて、もう片方が空きになっていれば、1Gのメモリを1枚追加するだけで済みますが、512MB×2ではどうしようもありません。

消費社会の名残りのようで勿体ないと思いました。 



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引越業者さんのCMを見て不思議に思ったこと [雑感]

某引越センターのCM「感動がエンジン篇」は、山間部の小学校教師の転任と思しき設定で、見送る生徒たちと松下先生の交流が描かれていて微笑ましいのですが、ちょっと気になるところがあります。

松下先生は白いズック靴を履いて廊下を走るのですが、よく観察するとその靴をはいたまま一歩外に踏み出したところでシーンが変わります。 外に出る時に履き替えていないことを窺わせます。

運動場でも白いズック靴を履いています。

http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/cm/cm29.html  感動がエンジン篇

校舎の外で待っている生徒たちのところに駆けつけるのに、履き替えでもたもたしていては画にならないという演出上の要請はわかりますが、この学校の作りだと上履きと下足を履き替えるのが普通だと思います。

常識に合わない演出を見ると違和感を感じてしまいます。変だなと心に引っかかるものを感じたときは何かがおかしいのです。そんな感性で見つけたネタをときどきブログで使わせてもらっています。



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りんご寄贈の意義がわからない [雑感]

岩手県産「江刺りんご」一箱(28個)が過去最高値の110万円で落札された(1個あたり約4万円)というニュースに驚きましたが、さらに続編があって、東日本大震災で被災した市町村などにそのりんごを1個ずつ寄贈したそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111113-00000031-mailo-l03 毎日新聞版

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000004-khks-l03 河北新報社版

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20111116-00000073-nnn-soci 日テレ版

一応、美談なんでしょうけど、上方落語の「千両みかん」に似た話で、その意義が理解できませんでした。

「千両みかん」とはこんな噺です。

頃は6月。重い病に倒れた大店の若旦那の「みかんを食べたい」という、たっての願いで、番頭さんがみかんを探して回ります。しかし、冷凍技術も冷蔵庫もない昔のことですから市場にはありません。

ようやく、一個だけ腐らずに残っていたみかんを探し出し、千両という高値で買い取ります。
これを持ち帰り皮をむくと中身が十袋あります。ひと袋あたり百両です。

若旦那は「ああ美味しい、ああ美味しい」と食べましたが、3袋を残しました。

「ここに三袋残ってるさかい、おとうはんとおかあはんに一袋ずつあげてんか。残りの一袋は、あんた、食べて。」
「早速、旦那はんのところへ持ってまいります。」と三袋のみかんを受け取った番頭さん。
「来年、わしの暖簾分けにくれる金が、たかだかくれて百両、めったに二百両とはくれまい。」「待てよ、ここにみかんが三袋ある。一袋が百両やから三百両や。ええい、後は野となれ山となれ、これ持って逃げたろ。」

そのものを手に入れるために要した金額は確かに110万円とか千両ですが、その価値が持続しているわけではありません。まして、小分けされたものの価値は相当に低いはずです。

「過去最高値で落札されたりんごのうちの一つです。これをあなたなら幾らで買ってくれますか」と言われたら、せいぜい奮発して500円がいいところでしょう。みかん三袋の方は値がつかない(買わない)と思います。

本当はその程度のものが寄贈されただけなのに、気づかないのか、気づかないふりをしているのか、これに飛びつくテレビ局や新聞社にはあきれます。
仲卸業者さんとしては、広告掲載料換算で新聞一紙だけでも110万円を超していますから、してやったりというところでしょう。



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珍しい漢字 [雑感]

生涯大学校は2年制で留年なしですから来年(2012年)の3月には卒業です。

先日、卒業証書に書く名前の文字の確認がありました。パソコンから出力されたリストで訂正があったのはreizanだけでした。本名はありふれた姓で全国の順番では確か100番以内に入っていたと思うのですが、文字の一部が普通とちょっと違います。

パソコンでも、齋田さんとか髙山さんとか渡邉さんは正しく表示されているのにreizanの苗字は結構珍しいみたいでパソコンでは変換できません。

地元の警察署に出向いて免許証の訂正を申請したときは該当する文字がないということで断られました。

年金の受給申請の審査には戸籍との照合があるので名前違いで不支給になってはいけないと思って、退職前に訂正の届けをしたらこれがあだとなって、本人確認ができないからと当てにしていた支給開始が数か月も遅れてしまって本当に苦しい生活を強いられました。

予定の月に振り込みがなかったので問い合わせたら、確認申請の文書を出すようにとの指示があり、これに従ったけれども一向に振り込まれません。再び問い合わせをしたら要領を得ない回答しかなく用紙を送るのでこれに書き込みをして返送してほしいとのことでした。

届いた書類を見たら一回目と同じものです。改めて問い合わせをしたら、担当者の回答は相変わらず要領を得ず、責任者に代わってもらって問いただしいたら、一度目の判定は確認できないという結果になっているので再度確認作業をするため、もう一度確認申請をしてほしいという失礼な回答でした。さらに問いただしていくうちに支給側の部署間の連携の悪さで不明のまま処理されていることもわかりました。

このときばかりは頑として二度目の申請提出を断り、職権で確認するよう求めました。そうしたらねばり勝ちで応じてもらえることになりました。でも、ねばったら対応が変わるような相手は信用ができません。

横道に逸れてしまいましたが、そういうことで年金関係の通知は本来は漢字名前で届くものですが、いまだにreizanの場合はカタカナ書きで届きます。

法務省のサイトに「戸籍統一文字情報」というのがありまして、これで探してみたらreizanの苗字に似たのがありました。しかし、役所で発行される戸籍謄本の字と同じものはありません。大元は法務省のはずなのに不思議です。

戸籍統一文字 パノラマ写真.jpg
《検索画面のイメージ》


ついでに戸籍統一文字情報のサイトを覗いところ画数の多い漢字がありましたので興味を持って調べたら、このサイトの中では次の二文字がいずれも64画で最高でした。

 

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《テツ、テチ》

部首は「龍」だそうですが、左上でしょうか。よくわかりません。

セイ.jpg
《セイ》

他のサイトを覗いたら、国字としてはもっと画数の多いものがあって、次の84画が最高だそうです。雲が三つと龍が三つです。
おとど.jpg

 



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CMのシチュエーション想像遊び [雑感]

日本経済新聞のテレビCMは、日経を読んでいない人は会社員不適格みたいに決めつける日経の驕りが垣間見えてあまり好きではないのですが、ぼけ防止のための「シチュエーション想像遊び」には最適です。

最近の作品では、「OB訪問編」(ここをクリック)が面白いと思います。

場所はとんかつ屋さんです。求職中の男子学生がOBの女性に面接試験のポイント尋ねているという設定です。最初、女性の語りが裏拍からスタートします。

女性:(半拍休み)わたしもOB訪問して、自己PR練りに練って、なのに、面接で急に、「日経読んでる?」って訊かれて
男性:わっ、まず
女性:そう。まずいのよ
男性:聞いといて良かったです

という会話です。

reizanが注目したのは、この女性の就職先です。
面接で「日経読んでる?」って訊かれた女性は、その会社に採用されたのか、採用されなかったのか、それを会話の中から読み取ろうというのが今回の想像遊びの課題です。

この二人が会うことになった切っ掛けは、次の四つのケースが考えられます。

  1. エントリーを受けた会社が、同じ学校の卒業生の先輩社員をひき会わせた
  2. 学校が、エントリー先の会社に就職している先輩をひき会わせた
  3. 学校が、エントリー先の会社の就職に失敗した先輩をひき会わせた
  4. 同じ会社をエントリーした先輩後輩がもともと知り合いだった

1と2の場合はOBが採用されているケースです。
女性が採用されている場合
日経を読むことと合否は無関係です。ちっともまずくありません。


3のケースは、行き過ぎるぐらい個人情報保護に敏感になっている現代ではありえない設定です。

4の場合は、女性が採用されているケースも採用されていないケースもあり得ますが、OB訪問編と銘打つからにはこの設定は禁じ手でしょう。 

従ってreizanの結論は、女性が男性の希望する会社に就職していて日経の購読は合否に影響していない、とみましたがいかがでしょうか。

なお、この想像はCMのシチュエーションに関することだけですので、実際の会社のなかには日経購読を重視する向きがあるかもしれません。



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「銀のさら」のCM [雑感]

テレビを観ていたら、宅配寿しの「銀のさら」のCM「Dog篇type-B」が流れていました。最初は何ごとかと思いましたが、こういう意表をついたCM、結構好きです。

http://www.ginsara.jp/special/cm.html 銀のさらCMギャラリー 

CMギャラリーの中に入って、どれを見るか選択してください。 「Dog篇type-B」 の下の[CMを見る]をクリックして、さらに再生の三角マークをクリックします。

ドッグ篇は、いい雰囲気のアベックが大型犬に吠えられたところから様子が変わっていくのが見どころです。最後に出てくるメーカー名とは直結しにくいストーリーですが、映像作品としては面白いと思いました。 

「Bed篇type-B」 も意味ありげな展開から強引に変身につなげていくところが好きです。看護師さんは同じ人が演じていると書いてありますが、化粧の技術がすごいですね。
昼間の、某エステベールのテレビCMでも素人さんがまったく別人のように変身します。 

「骨かくす皮には誰も迷いけん。美人というも皮のわざなり。」
と思っておりましたが、現代の技術をもってすれば皮も化粧で誤魔化せるようです。

「銀のさら」のCMを見て、誰もが見た目で異性を好きになれなくなったら、恋する気持ちが萎えて、恋愛が減って、結婚が減って、ますます少子化が進むかもしれません。ある意味怖いCMです。


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こんなに食べさせてどうするの [雑感]

バス通りの途中にある元・大型うどん店の空き店舗に、経営が代わって洋食の店がオープンしました。

ここは最初、うどんと和食の店が長く続いていたのですが倒産してしまいました。その後ずっと空き家状態だったのですが、次にうどん専門店が入りました。2、3日は交通渋滞が起こるほどだったのですがすぐに閉店されました。

そして最近開店したのが洋食の店です。うどん専門店の時に比べたら毎日お客さんが入っています。

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と思っていたら、その洋食店の新聞折り込みチラシを見て唖然としました。アメリカの貧困層の人たちに肥満が多いのは安いジャンクフードの食べ過ぎが原因だといわれていますが、それを彷彿させるメニューです。

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大海老フライとハンバーグまたは大海老フライとステーキが1500円ではありません。これに食べ放題サラダバーフルーツライスカレースープが付きます。そうすると原価以上に食べてやろうという強者が現われますし、普通の人でも元を取ってやろうと必要以上に食べかねません。
さらに210円を出せばドリンクバー飲み放題ですし、もう210円払えばアイスクリームも食べ放題です。

高騰する医療費の削減のため国策としてメタボを減らそうとしているのに、自分の儲けのためには客の身体がどうなろうと構わないと、足を引っ張る業者さんがいるのは寂しいことです。

食べ放題とか飲み放題というのは消費者にとって、決して得な選択ではないことを経験上知っています。だから、reizanは貧しい年金生活者ですがこんな店には近寄らないようにします。

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カレーうどんが塩辛かった [雑感]

関東で美味しいカレーうどん専門店というと巣鴨に本店がある「古奈屋」が一番でしょう。「若鯱屋」のはカレー辛くてチーズをトッピングしないと口が焼けそうです。

古奈屋のカレーうどんは日清食品から袋ゆで麺の形で駅前のスーパーで売られています。二人前398円です。うどん二玉が付いていますから別に高くはないのですが、たまにセールがあるとこれがもっと安くなることを知っているものですから食べたくなった時しか買いません。

スーパーに寄った時にこれを横目で眺めながら通り過ぎようとしたら、別の場所に「カレーうどんの素」125円というのが目に入りました。

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このスーパーのプライベートブランド商品です。

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家には、まだ水沢うどんの生めんが残っていましたから試しに買ってみました。

結論は、塩辛くてダメでした。これを開発した人は味覚音痴ではないかと思いました。 塩分相当量は5.6gです。

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インスタントラーメンも同じぐらいの塩分量ですがラーメンの場合はスープを残すという手がありますが、カレーうどんでうどんだけ食べるというわけにはいきません。そういう点からも塩分量は減らした方が良いと思います。 

それに値段も、うどん玉を加えると200円近くになりますから決して安くもありません。これを二つ買うぐらいだったら絶対に日清食品の「古奈屋のカレーうどん」の方を買うべきだということを学びました。

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取扱件数は55万件だけど売上はナンバーワンじゃないということは [雑感]

前にも別のCMが気になって取り上げた引越業者さんのCMが気になります。

今度のは「55万件篇」といいます。

http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/cm/cm31.html 55万件篇

言葉の部分だけ抜き出してみましょう。

女性「引越し屋さんの良さってよくわかりません。だから私はしっかり調べます。」
女性「サカイの引越件数は55万件。でも、売り上げはナンバーワンじゃないんだって。」
女性「う~ん?」
女性「ってことは」
パンダ「モテモテ」
女性「人気上昇中!」
引越スタッフ「こんちは!」
女性「うん。私もサカイでお引越し。」


「しっかり調べます」と言いながら明確な答えは示してくれていません。

取扱件数が何位なのかは不明です。しかし、 引越件数は55万件。でも、売り上げはナンバーワンじゃないんだって」 という言い方は、暗に取扱件数が1番だと言っているようなものです。
仮に取扱件数がトップだとして、売上がナンバーワンではないケースとして考えられるのは、

  • 他社よりも値段が安い場合
がありますが、比較資料がないのでこの会社の場合がそうなのかどうかわかりません。

上記のほかにも考えられるケースがあります。それは、
  • 小口の取扱いが多く、他社は大口が多い場合 です。
単身者の引越でも1件は1件。会社事務所や官公庁の引越しのような大掛かりなものでも1件は1件です。業界最大手の業者さんは企業の引越なども多く、売り上げはダントツですが件数ではトップを取っていません。

CMでは、売上が一番じゃないことの理由について調べていないのか、調べたけど都合が悪いのか、なにも説明してくれていません。売り上げはナンバーワンじゃないんだって」というのは言う必要のない言葉です。思わせぶりな言い方は良からぬ魂胆を感じさせてしまいます。

こうやって見ていくと、サカイの引越件数は55万件。でも、売り上げはナンバーワンじゃないんだって。」 というコピーは勿体ぶって言うほどの意味がないことがわかりました。


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日テレグループに新しいタイプのビデオ会社ができる [雑感]

新聞情報によると、日テレグループの新会社「ライフビデオ(LIFE VIDEO)」((株)ビデオライフとは無関係)が7月2日(2012年)に設立されるそうです。

この会社の事業は、テレビ局ならではの制作技術を用いて、局が所蔵する映像資料を折込ながら、一般人の半生を映像化するというものです。

一般人の半生を映像化するといえばすでに結婚披露宴のアトラクションで新郎新婦の出生から現在までをビデオで紹介するサービスが定着していますが、それとはちょっと違うようです。

シニア市場を意識した事業で、自分の人生を記録として残したい人向けのサービスのようです。ここにサンプルが公開されています。
フリーの映像ディレクターの演出と元日テレアナウンサーのナレーションということですから完成度は高そうです。

ところで、作るのはいいけど誰が観てくれるのだろうと考えたら勿体ない気もします。多分、出来上がった時に家族で一度観たらお蔵入りになるケースが多そうです。
友達に見せるというのは迷惑になるかもしれないので止めておいた方が賢明だと思います。

12分程度の作品で、「親孝行パック」が47万2500円、「おまかせパック」が63万円。
これが高いのかどうかわかりませんが、自分だったらお金は家族旅行にでも使って思い出を残した方が有意義だと思うのですがいかがでしょうか。

最近思うのですが、人間の記憶とか思い出というのは本当によくできています。人が亡くなると本人のあたまからは飛んでしまいますが、残された人には残ります。

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こういうのは一寸いただけない [雑感]

新聞にホームセンターの折込チラシが入っていたのですが、一寸クエスチョンマークの商品広告がありました。

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「食器にお箸が置けるので便利。」と紹介されています。箸が収まるように茶碗の縁にくぼみを作っているのが特徴のようです。
水平なテーブルの上に置いている分にはこのくぼみが無くても良さそうですが、傾斜のある場所で食べる場合や地震の際を想定しているのかもしれません。 

でも、この箸の置き方は、箸マナーのなかでやってはいけないとされている「渡し箸」ですね。

こういう食器を使って育った人はこれが衛生的で良いと思うかもしれませんが、大人になった時に、常識のない人と見られてしまう恐れがあります。

それに洗いにくそうですから我が家には無縁の品物のようです。



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外壁塗替えの不思議な新聞広告にはまったら奥が深かった [雑感]

新聞を読んでいたら不思議な広告が目にとまりました。

壁塗装_0001.jpg

塗装業の某社の有料モニター募集広告です。

要点を整理すると
  • 30年経っても光沢を80%以上保つ外壁塗替えのモニターを先着10棟限定で募集
  • 通常価格1平方メートルあたり9,400円を5,400円(42.6%引き)で施工
  • 20年間保証
がポイントだと思います。

まずもってわからないのがモニターの目的です。
モニターの壁塗替えをしても塗替えた当初は他社と差別化できるはずもありません。現物の場合は30年後に80%以上の光沢を保っているかどうかは30年後でないとわかりません。先行投資にしては気が長すぎます。業者さんとしてはPRの材料として施工したという事実のみが欲しいのかもしれません。

20年保証の意味もよくわかりません。30年たっても光沢を80%以上保てるというのに、保証期間が20年というのには何か含みがあるのでしょうか。(因みに、光沢の測定は光沢計(グロスチェッカ)でできます。)

そもそも耐用年数というのは実際にその年数を経過して実証されるものではありません。
短期間で年単位の劣化を確認するために、実際よりも劣悪な環境に晒して劣化を加速させる促進耐候性試験で行われるのが普通です。

サンシャインウエザーメーター.jpg
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上は、あるメーカーのハイドロコートという塗料(青色の線)の光沢保持率グラフです。サンシャインウエザーメーター試験という方法で加速試験を行っています。
試験時間の300時間(12.5日)が1年に相当します。グラフでは4,500時間(15年相当)まで90%以上の光沢を保持していますが折れ線はそこでプツンと切れてしまっています。それは、ここまでで試験時間が4,500時間=187.5日(約半年)かかっていて更なるデータを得ようとしたらもっと期間がかかるということです。おそらく、この商品が発売された時点ではこのデータだけでダントツの商品だとアピールできたのではないかと思います。

最近の研究開発ではリードタイムの短縮が求められ、促進耐候性試験が開発されています。
あるスーパーハイブリッド塗料の試験はその新しい方法で行われています。

ハイブリッド塗料.jpg
《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

青色の線がスーパーハイブリッド塗料です。このグラフでは何時間が1年に相当するのか、肝心のことが記載されていませんのでわかりませんが、80%以上の光沢保持率が30年以上ということであれば、1,000時間(41.7日)が30年相当になりますから、試験期間は約1か月半で済みます。(逆算すると試験期間の33.3時間が1年に相当するようです。)

フッ素樹脂塗料の光沢保持率が80%を切るのが15年ぐらいと言われていますので、そこに注目すると80%は600時間のところになります。ということは試験期間の40時間が1年に相当することになります。
上のグラフで青い線が80%の線と重なる1,000時間のところは、1,000÷40で25年相当になります。
塗料メーカーのサイトでは、「80%以上の光沢を30年以上保持」ではなく、「80%以上の光沢を25年~30年保持」となっていますからreizanの分析もそれほど外れていないと思います。

スーパーハイブリッドC.jpg
《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

それにしても、ちっちゃな新聞広告にはまって思いがけない勉強してしまいました。
なお、価格が高いのか安いのかはreizanの知識ではわかりませんでした。



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万歳三唱 [雑感]

第46回衆院選が行われ政権が逆転する結果となりましたが、reizanの関心は別のところに向いてしまいました。

テレビの開票速報番組を見ていて気になったのですが、当確が出た候補者の事務所での万歳三唱に二通りのケースがありました。

一つは、候補者自身も万歳をしているケースです。大半がこれでした。

そしてもう一つが、万歳を受けるケースです。自身は万歳をせず直立のままで、万歳をされた都度頭を下げて礼をします。
reizanが気づいたのでは、民主党の枝野さん(原発事故で政府のスポークスマンを務めた方)と長妻さん(ミスター年金といわれた方)、それに自民党の小泉進次郎さん(ご存知小泉元総理のご子息、俳優小泉孝太郎さんの弟)の三名の方が、自身は万歳をされずに万歳三唱を受けるという形でした。

祝意を受けるわけですから、昔は後者の方が当たり前で、うっかりつられて自身も万歳をしたり(一人いるか居ないかというぐらい珍しい)すると揶揄されたものでしたが、最近では誰も何も言わなくなっています。

枝野さんが48歳、長妻さんが52歳、小泉さんはなんと31歳。お三人ともお若いのに常識を備えておられてそれだけで尊敬してしまいます。 

なお、万歳について念のため調べていたら万歳三唱のやり方に関する偽文書が存在していることがわかりました。「万歳三唱令」と言うらしいです。
万歳の発生とともに右足を半歩踏み出し両腕を真っ直ぐに挙げるというものです。一般に行われているやり方と違いますが、偽物ですから従う必要はありません。



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加湿器が必要な季節 [雑感]

所要で東京愛宕山の麓のホテルに2泊しました。ホテルでは良かったところと残念なところがありました。

良かったところはフロントの方が親切でした。
普段のカジュアルな服装ではなかったので靴もおろしたての革靴でした。そのため踵に靴擦れができてしまいました。
痛む足を引きずりながら、ようやくホテルにたどり着いてそのことを話したらカットバンを出してくださいました。
お陰で楽に歩けるようになったので、外食の約束をしている人と落ち合うため新橋に出た際に、薬屋さんで箱入りのカットバンを買いました。これで対策は完璧です。

残念だったのは、所定の15時を過ぎてチェックインしたのに、エレベータを降りたらその前がゴミ溜めのようになっていたことです。

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一風呂浴びて外出する18時前ごろにはきれいに片付いていました。チェックインの時刻からこうあって欲しいものです。

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ホテル側としては、チェックインからチェックアウトまで指定された時間内は部屋を使ってもいいですよというぐらいの意識しかないみたいですが、reizanとしてはこの時間帯には舞台裏を見せて欲しくないです。 

翌朝、ゆっくりチェックアウトするときに、乱雑に積み上げたシーツの山の脇を避けるように通らなければならないホテルに泊まったこともありますが、そういう日は一日自分の不幸を嘆いてしまいます。

もう一つありました。バスルーム(バス、トイレ、洗面のユニット)で、風呂から上がろうとしたらバスマットの半分がびしょ濡れになっていました。

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カーテンの締め方が悪かったのかと思い調べてみましたが、浴槽のリム部から水が溢れた様子がありません。 

洗面器の下部の点検口を開けてみたら、浴槽の排水が排水口に流れ切らずに溢れていることがわかりました。

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この不具合は、バスマットを回収する清掃の方が気づかないといけないのですが、多分、「昨日のお客さんはカーテンを閉めずに入浴したんだろう。」とマナー違反の犯人扱いされていたのではないかと思います。

現場を見てreizanでも修理できる内容だと思いましたが、そうするとホテルが学習できませんので、フロントの方に不具合があることを報告しておきました。


もう一つあるのですが、それは乾燥した部屋です。

ベッドに入って小一時間した頃、鼻のなかがカラカラに乾いて目が覚めてしまいました。ホテルのインフォメーションで加湿器を無料貸出ししていることはチェックしていましたが、そこまでは必要ないだろうとタカをくくっていました。

夜も遅いし着替えてフロントまで行くのも億劫だったので、いけないことですが電気ポットに水を張り、蓋を開けて湯を沸かし続けました。
万一、火災の原因になってはいけないので1時間半後に携帯のアラームで目を覚まし、水の減り具合をチェックし、水を補給してはまた携帯アラームがなったらチェックするというやり方で一晩過ごしました。
火事は出さずに済みましたし鼻の中も快適でしたが、よく眠れなかったような疲労感が残りました。

次の夜も同じことになったら大変なので、出かけるときにフロントで、「夕方、帰ってきた時に加湿器を貸してください。」と予約しておきました。
そうしたらホテルに帰ってきた時にフロントで、朝とは別の方が、「加湿器はお部屋に運んでおりますから。」と仰言いました。
引き継ぎの良さとサービスに感動しました。 
ほかの残念なところを帳消しにするぐらい良い気分でした。

その晩は加湿器のお陰でぐっすり眠れました。

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一瞬、騙されそうになりました [雑感]

新聞折込みで歯磨き剤の広告チラシが入っていました。reizanの場合は写真の例の中間ぐらいだと思いますが、できれば下の例のように真っ白になりたいものです。

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セールスポイントは、「薬用ハイドロキシアパタイト」と「塩化リゾチーム」を含有していることのようです。
薬用ハイドロキシアパタイトは、「芸能人は歯がいのち」のキャッチコピーで有名になった「アパガード」に含有されており歴史があります。

http://www.apagard.com/about/what/index.html アパガードのサイトより「歯が白い、白くないのはなぜ?」

しかし、塩化リゾチームを含有した歯磨き剤というのは初めて知りました。どこかで聞いた名前だなと思って調べたら風邪薬の成分として使われています。食品の日持ち向上にも使われているようです。

この塩化リゾチームの歯周病への効果については、賛否両論があるようです。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio1968/28/1/28_1_228/_pdf 塩化リゾチーム含有歯磨剤の歯周疾患への応用

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E5%8C%96%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0
 Wikipedia リゾチーム

しかし、素人のreizanにとってはそんなことよりも比較写真の方が気になります。いわいる使用前・使用後のイメージですが、この二人は全く別人です。

ポイントは、下唇のホクロの有無と虫歯を治療した水銀アマルガムの有無の違いです。
この比較写真によって黄ばんだ歯が真っ白になったような印象を与えますが、別人を並べた誤魔化しに気づいたら全体が怪しく思えてきました。買ってみようかなという気持ちが萎えてしまいました。

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テレビドラマの中の工場は「安全第一」ではないようです [雑感]

機械加工には切削油がつきものですが、その油が手に付くのはあまり気持ちの良いものではありません。

軍手を装着すると少しはまぎらわせられるのですが、『回転機械の作業中は手袋使用禁止』というのが大原則です。
それは軍手をしていると誤って回転体に触れた時に巻き込まれてしまうからです。

手袋使用禁止.jpg
《労働安全衛生規則。写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

条文の中では「回転する刃物」と限定されていますが、reizanが実際に見た労働災害では「回転中の旋盤のバイト」や「回転中のロール盤のドラム」に巻き込まれるというのがありました。

どちらも円筒形で停止中に軍手で触っても引っ掛かりを感じることはないのですが、、これが回転中だと軍手の繊維が回転物にからんで強い力で持っていかれてしまいます。その力は指を引き抜いてしまうほど強いものです。

だから 工場では『回転機械の作業中は手袋使用禁止』ということが強く指導されています。

ところがテレビドラマではこの点が無視されているようです。最近二つの番組でそういう場面があったので気になって仕方ありません。
刑事ドラマで緊急出動するときに刑事がシートベルトを着けていなかったりすると多分クレームが来ると思います。だから緊急を要する場合でもシートベルトを着用しないと車は発進しません。
手袋着用禁止はそれと同じぐらい大事なことだと思いますが、ドラマ制作の現場では無視されているようです。

reizanが見たドラマの一つは、ボール盤(加工物にドリルで孔をあける機械)を使っている人が軍手をしていました。(写真なし)

もう一つは、旋盤を使っている人が軍手を着けていました。

 

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首タオルも危ないです。

正常に作業が進んでいるときは軍手をしていても何も起こらないのですが、加工に異常が出たときに加工物や刃物を守ろうとしてつい手が出ることがあります。その時に回転体に触れて巻き込まれてしまうのです。
手を出してなんとかなるような場面ではないのですが瞬間のことなので当たり前の判断ができずに手が出てしまうようです。

多くの人が見るテレビドラマだからこそ、工場の現場と同じように安全第一でやっていただきたいものです。

 



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定格寿命40,000時間てどういうこと [雑感]

LED電球の寿命の長さと消費電力の少なさに注目して普及し始めた頃から使っていますが、今回、2個目のLED電球が定格寿命の十分の一の4,000時間以内で切れてしまいました。まだ製品の信頼性が低いみたいです。

切れたのは玄関灯に使っていたものです。(そういえば最初に切れたのも玄関灯に使用したものでした。)
玄関灯と門灯を点けていたのですが、門灯の方が明るく見えます。普段は玄関灯の方が明るかったのでお向かいの車のライトのせいかなと思っていたのですが、いつまでたってもその様子が変わりません。

外に出てみたら、玄関灯のLED電球が風前の灯でした。

RIMG1170.JPG

そして翌朝には完全に点かなくなってしまいました。
TOSHIBAやPanasonicやSHARPのような有名企業の製品ではありませんのでそれが良くないのかもしれません。

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定格寿命40,000時間と書いてあったから買ったのに、と思ってネット検索したらある電機メーカーのサイトに、
『定格寿命は全光束(明るさ)が初期の70%となる時間です。定格寿命は平均値であり、保証値ではありません。』と断り書きがありました。

でも、低ワットで明るいLED電球の使用は止められないだろうと思います。 



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新聞折込のフライパン広告に疑問があります [雑感]

新聞の折込チラシを見ていたら、圧力鍋とフライパンと片手鍋と玉子焼き器の宣伝チラシが入っていました。
B3版の両面カラー印刷で、こんな料理が簡単にできると、色々な料理の写真入で紹介されています。

そうなんだ、と思いながら見ていましたが、ある一点に目が止まりました。

それはフライパン(Lサイズ26cm14,595円、Sサイズ22cm10,395円、税込)の紹介です。
『水ナシ?でゆでられるから旨み・栄養を逃さない!』と書いてあります。

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無水鍋というのは以前からありますから珍しくもないのですが、reizanの目を引いたのは茹で卵の方です。

フライパン2.jpg
『卵の数にかかわらず たった1/2カップ=100ml、青色はreizanの注記。)の水でOK!』、『しっとり黄身とプリプリ白身!』
  • 黒い膜が張らない! (鍋は関係ありません。茹で時間の問題です。
  • 白身もプリプリ! (同上
  • 硫黄臭くない! (同上。10分を越えて茹でると硫黄臭が出てきます。
  • 調理時間が早い! (鍋は関係ありません。茹で水が少なければ沸騰するのは早くなります。沸騰後の時間は同じです。
この広告では商品のフライパンを使うと、茹で卵に関してこういうメリットがあると書いてありますが、ここに書かれていることは片手鍋でもフライパンでも蓋があればできることです。

たっぷりの水を使えば蓋なしで茹で卵ができますが、実は、ここでやっているのは「蒸し卵」づくりです。蒸し卵の場合は蓋が必要です。そして、蓋があれば100mlの水で必要な水蒸気が十分に得られます。

http://b-log-b-log.blog.so-net.ne.jp/archive/20111225 ゆで卵の研究

http://b-log-b-log.blog.so-net.ne.jp/archive/20120121 ゆで卵の作り方

そういうことを知らない人が買うのかもしれませんが、消費者の無知につけ込む広告をしていると分かっている人には信用できない会社ということを印象づけてしまいそうです。


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どんぐりの背比べも頭の部分だけ比べれば差があって当たり前 [雑感]

最近、犬のお父さんが出てくるテレビCMでスマホの繋がりやすさがナンバーワンになったというのがありますが、これがよくわかりません。

http://www.softbank.jp/mobile/tvcm_media/cm/detail/?id=relay_30&caption=0 白戸家「リレートーク」篇

山手線のある駅のホームにも同じ趣旨の大きな広告がありました。

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太白線がその会社です。グラフのスタート時点で最下位だったものが見事1位になっています。

reizanはスマホを使っていないので、そもそもスマホの接続率というのがわかりませんが、この調査要領を見ても意味がある調査とは思えません。それをテレビを通じて視聴者に大々的に伝えるセンスてどうなんでしょう。

よく見てみるとこのグラフは、グラフを書く上でやってはいけないことをしています。
グラフのY軸目盛はX軸と交差する位置で”ゼロ”でなければならないのにそこには何も書かれず、目盛は97%と98%でたった1%そこそこの中での変化でしかないのに劇的に向上したように見せています。

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グラフの最終結果は、98.0%98.1%98.3%で、一般的にはほとんど同じで片付けられる範囲ですし、折れ線の経過を見る限り、いつ逆転現象が起こってもおかしくありません。

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こういうグラフの書き方は、恣意的な結論を押し付けるものだから絶対にやってはいけないと、昔、中学校の授業で教えられました。

本当に誤魔化すつもりがあるのかどうかわかりませんが、このCMが世の中に流れる前にSTOPがかからなかったという制作側の構造が不思議でなりません。


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30%小型化、40%音を低減 [雑感]

尺八の演奏では音の大小とか強弱とかが大事ですから、音圧とか音量に関する言葉があると脳のセンサーがピンと働きます。

サイクロン掃除機のテレビCMで、「30%小型化、40%音を低減」というのを見たときもセンサーが働きました。

http://www.dyson.co.jp/vacuums/cylinders/dc48.aspx D社DC48

30%小型化の方は、水を一杯に張った容器に掃除機を浸けてあふれる水の量を、CM品と比較対象品で比べれば具体的な数値がわかりますが、素人のやることではありませんのでこれはパスしました。

reizanが気になったのは音の方です。40%低減というのは相対的な比較であって、運転音が気にならないレベルまで下がったのかどうかは不明です。

音の大きさを40%低減できたということは開発する側にとってかなり嬉しいことかもしれませんが、消費者にとって大切なのは実際の運転音が静かかどうかということです。それについては何もデータが示されていませんので実際のところはよくわかりません。

本当は、従来何dBだったものが新商品では何dBになったというのがわかれば他の騒音の例(地下鉄の車内、街頭の騒音など)とも比較できるのですが、このメーカーは音圧データを一切公開していないらしいです。

言葉で言うと「やかましい」が40%減って「やかま・・」ぐらいになったのだと思いますが、何となくイメージの世界みたいな感じが拭えません。 

だから、40%音を低減した結果何dBになったかは知りようがありません。でも、音圧が何dB下がったかということは計算できそうです。

元の音を1とすると、対象商品の音は40%減の0.6です。(これは、元を60、対象を36としても計算結果は同じです。) 

変化した音圧(dB)=20log(0.6/1)=-4.4・・・・
             20log(36/60)=-4.4・・・・ 

つまり、40%音(量)を低減したということは音圧レベルを約4.4dB下げられたということです。
音圧は対数で変化しますから、仮に75dBの騒音(騒々しい街頭ぐらい)を撒き散らしていたものが音量を40%低減したとしても、75dB×0.6=45dB(静かな事務所ぐらい)にはならないのです。

元が100dBだったら95.6dBに
    90dBだったら85.6dBに
    80dBだったら75.6dBに
    75dBだったら70.6dBに
    70dBだったら65.6dBに
    60dBだったら55.6dBに ということです。

はたして実際の数値はどのくらいだったのでしょうか。興味深いところです。



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良品の基準は案外曖昧でした [雑感]

食後の食器洗いを手伝うようになって感じていることですが、食洗機に入らない大きな食器は嫌いです。それと、食器の枚数が多くなるのも嫌いです。

だから、このワンプレートの食器が気に入っています。四角い形もお盆に置いた時の収まりも良くて好きです。

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ところが、買った中の1枚に色ボツがありました。(下の写真の二つの黒い点です。)
食事をするときの頭と食器の間の距離は4、50cmですが、この距離で目視でわかる色ボツがあってはダメです。
 
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なんで買うときに良く見なかったのだろうという反省しています。多分、油断があったのだと思います。

白無地の食器にこの色ボツは本当にいけません。理由は二つです。
  • 料理を盛り付けた時に汚れが付いているように見える。
  • 食器を洗う時に、いつまでも綺麗にならないことで苛立つ。

一度だけ使っていますし、レシートは捨てましたし、どうしようかと思ったのですが、この店のHPを見たら、「商品に不具合があった場合は、レシートの有無・お買い上げの時期に関わらず、返品・交換を承ります。」と書いてありましたので、この文言に沿うことにしました。
   
こう書いているのだから交換してもらえるだろうと思って、往復交通費1,740円自己負担で出かけました。(商品は600円です。)

ところが、店員さんの対応は違っていました。
不具合と考える理由を説明し、交換の申し出をしたら、「レシートはありますか」「レシートが無いとちょっと」と予想外の展開です。

おまけに売り場まで連れて行かれて、積み重ねた商品を1枚ずつ見せようとします。要は、焼き物を作る上でこのぐらいの色ボツは避けられないことだと言いたいようでした。

しかしそれは焼き物を知らない人が言うことです。
色ボツができるのは、釉薬の中に異物が混入していたか、空中に浮遊していた異物が付着した場合です。しかしそれは不可抗力ではなく作業場の環境管理が良くなかった結果です。

管理が良ければ異物混入による色ボツはできません。色ボツはやむを得ないものというのは違うと思います。
最終的には色ボツのないものに交換していただきましたが、それまでの遣り取りからしてきっと嫌なクレーマーと思われたような気がします。冷静になるとちょっと大人気なかったと反省しています。

この場合は、「この色ボツは不良品だと思います。我慢して使うことはできないので新たに1枚買います。これ(不良品)は差し上げますので御社の品質向上に役立ててください。」と言ったほうがスマートだったように思います。

反省しています。


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写真の撮り方が違うようですが [雑感]

地元の業者さんの広告チラシを見ていて、「えっ?」と思ったことがありました。

外壁メンテ.jpg

内容は建物の外壁塗装に関するものです。

施工の種類によって値段が異なるようですが、適正価格を知りませんからこれに関しては何ともいえません。

気になったのは写真です。
beforeとafterがありますが、beforeの方が暗い感じがします。壁の塗替えをすると明るくなるイメージですが本当でしょうか。

この写真に関しては、塗装の影響というよりも太陽光線のトリックのようです。太陽の位置が違います。

beforeは東の空から登った太陽が30度の高さにある頃に撮っていますが、afterはほぼ中天に昇る少し前ぐらいに撮っています。

太陽の位置によってできる影の範囲が違いますからbeforeの方が南面の壁が暗く見えます。
比較写真でこういうアンフェアがあるとついつい気になってしまいます。

本当は素晴らしい技術を持っておられるかもしれませんが、reizanはチラシの段階でこの業者さんをパスします。


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Googleの検索窓の文字変換がおかしくないですか [雑感]

Googleで検索することが多いのですが、最近、検索窓の誤変換がストレスになっています。これはreizanだけのことでしょうか。

例えば、「尺八」と変換しようと思った時のことです。ローマ字入力ですから綴りは「shakuhachi」になります。「syakuhati」でも同じ結果が得られます。

ところが、Googleの検索窓では最初の子音が変換されないのです。

sh.jpg

「sh」まででは特に違和感は感じません。(強いてあげればこの時点で「s」の下のアンダーバーが消えているのですが。)

それが、「a」が入った途端におかしくなります。「sは」と変換されるのです。すべての文字の入力を終えるとこんな結果になります。

shakuhachi.jpg

「尺八」のつもりが「sはくはち」と変換されては洒落にもなりません。同じようなことは最初の文字が子音の場合はほかの文字でも起こります。
いずれ改善されるのでしょうが、現状はとても不便でストレスがかかります。

対策として、アドレス窓の方にに検索文字を入力すると良いと教えてくださる方がいらっしゃいました。
やってみたら確かに出来ました。そうすると、今度は検索窓の必要性がどこにあるのかわからなくなってしまいました。



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懲りない人びと [雑感]

4月1日(2014年)から消費税が8%になりましたが、年金頼みのreizanとしては今後の生活が成り立っていくかどうか不安な日々を送っています。

でも安ければよいとも言い切れません。またぞろこんな広告が出てきましたがこういう思わせぶりな言い回しは好きではありません。

還元セール.png

野球チームの優勝セールのときに、定価を釣り上げたうえで割引したように見せかけて高い買い物をさせていたグループからメルマガです。何を還元するのかは明らかにされていません。また、そこに書かれている値段が高いのか安いのかも判断できません。

広告の内容が論理的でないことに違和感を感じますが、消費税がらみの違反広告には該当していないようです。

http://www.caa.go.jp/representation/pdf/130725premiums_2.pdf 消費税の転嫁を阻害する表示に関する考え方(案) 


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ニュース報道の不思議 [雑感]

2014年5月8日、JR東日本の常磐線で、車掌さんが乗っていなかったため電車のドアが開かず乗客が乗れなかったというトラブルがありました。

常磐線.png

このニュースの報道に関して不思議に思ったことがあります。

トラブルは二十歳の車掌さんが島式ホームの3番線で待つべきところ間違えて4番線ホームで待っていて電車が入線したのに気づかずドアが開かなかったため、乗客(車掌さんも)を積み残したまま電車が発車してしまったというものです。

報道によって一次的要因は車掌さんのうっかりミスだということはわかりました。しかし、ヒトがやっていれば確率は低くてもこのうっかりミスは起こりうることです。JRさんにはうっかりミスがあったとしても大丈夫なように安全対策をしていただかないと困ります。

本当に危険なのは車掌さんが乗っていないのに電車が出発したことです。今回のトラブルでは運転士さんの方が責任が重いと思います。

運転士さんには電車の前方しか見えていません。全体を見渡して発車しても良いかどうかを判断するのが車掌さんの役割です。
そのためには二人の連携が欠かせません。通常はそれをブザーで行っています。

車掌さんは、乗客が乗り込んだら安全を確認してからドアを閉めます。次にブザーのスイッチを1回「ビッ」と押します。
その合図を聞いて運転士さんは電車をスタートさせます。
しかし一度ブザーを押したものの、なにか不安全な状態に気づいたときは「ビッビッ」とブザーを2回鳴らします。それを聞いた運転士さんは急ブレーキをかけて電車を止めます。

その時点で運転士さんには何が起こっているかわからないのですが、車掌さんとの連携で安全が確保されているわけです。

運転士さんが発車OKの合図が来ないことを不審に思って対応すれば、多少出発が遅れたとしてもニュースにはならなかったと思います。今回の件は車掌さんのうっかりを運転士さんがトラブルにしてしまったような気がします。

車掌さんが乗っていないのに電車が発車したことの方が大問題です。なのに若い車掌さんを笑いものにすることしかできない報道の感性を疑問に思いました。

このブログをアップした日の翌日に著名ブロガアーのChikirinさんが記者の阿呆ぶりを指摘している記事に出会いました。
自分の感受性も少しChikirinさんの方向に向いてきたのかなと嬉しくなりました。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140511 みんなが叩く人は自分も叩いていい、と考える人は怖いです

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手袋使用禁止のはずですが [雑感]

テレビを観ていたとき某ビールメーカーの「父の日に最高傑作の〇〇〇〇〇。」というCMが流れたのですが、あり得ない映像に一瞬ドキッとしました。

1406010009.JPG
《テレビCMより》

車のアクセルを踏み込んだ瞬間に、アルコールを飲んでいたことを思い出した夢を見た時と同じぐらいの驚きです。

どこが悪いかというとボール盤作業で手袋を着用しているところです。労働安全衛生規則第111条(手袋の使用禁止)に抵触する恐れがあります。というか、昔、手袋の繊維がボール盤の刃に巻き付いて指を持っていかれた人の怪我の様子を事故直後に見せてもらったことがありますので本当に怖いです。

手袋の使用禁止.png

reizanも塩ビ管尺八に指孔をあけるときにボール盤のようなものを使用しますが絶対に手袋は使いません。

大手ビールメーカーさんのCMにこのような画像が出ると、職場の上司は絶対禁止とか言ってるけど、世の中的にはやってもいいことではないかと誤解する人が出てくる恐れがあります。社会的に影響力の強い立場の人には細心の注意を払ってもらいたいものです。


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勉強不足と勘違いでは [雑感]

ネットで、「緊急走行中のパトカーが時速45㎞の速度超過をして検挙された」というニュースを見ていた時、その下に表示される関連記事の見出しに誘導されて、M新聞の地方支局長が書かれた署名記事「切符を切られた記者が警官に尋ねてみた 運転中のスマホ ほんの一瞬でもダメな理由は」(2014.4.1地方版)に行き着きました。

内容は次のようなことでしすが、この記事を書かれた趣旨が良くわかりませんでした。(reizanが反応した部分は朱書きにしました。記事には書かなくても良いことだと思います。)
  • 当該記者が取材のため車で移動中、スマートフォンの画面を覗いたところを警察官に現認され違反切符を切られた。
  • ほんの一瞬だったので、警察官に理由を尋ねた。
  • 道路交通法では運転者の順守事項として、携帯電話の「通話」と「画面注視」を挙げて禁止している。
  • 県警に問い合わせて、取締の対象となる違反状態2例を記事中で紹介。
  • 記者自身のスマホがらみの交通違反はこの1年で2回。1回目は、同僚からの記事の問い合わせ、今回は原稿モニター確認のためと、いずれも仕事がらみ
  • 便利になる一方だが、今回のような思わぬ落とし穴にはまることもあり、やっかいな存在
  • とはいえ、交通違反は自分が単にルールに無知だったことが理由なので、猛省こそすれ、恨んではいけないだろう。むしろ、事故に至らず、違反で済んだだけ良かったかもしれない。
これで記事の三分の二ほどです。自分がルールに無知だったと断りながらも、「でも、仕事で使うのだから仕方ない。」とでも言いたげなにおいがプンプンしています。
県警に尋ねる内容も、捕まらないための注意点に関心が向いていて三流週刊誌のようです。大新聞として読者を啓発するのなら、「ながら携帯」によってどのような事故が・どのくらい発生しているのか、重大事故につながった例はないか、を調べて記事の中で紹介するほうが効果的です。

残りの部分は趣旨が汲み取りにくいのでそのまま引用させていただきました。(赤色と灰色の線はreizanが書き加えました。)

携帯違反.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

記者さんの指摘されている、『運転中、ケイタイしながら走るドライバーを良く見かける』というのは本当でしょうか。小学生が使う言い回しに似ていて信じられません。
小学生はよく「クラスのみんなが持っているから買って。」という言い方をすることがあります。「みんなって、何人。」と訊くと大概2、3名だったりしてクラスの大半は持っていないことが多いです。

reizanは歩行者ですから運転をする人とはすれ違う車の台数が違いますが、うつろな目で運転してる車は避けなければなりませんから運転者にもそれとなく注意を払いながら歩いています。それで見かけるケイタイ違反は年に数件あるかないかぐらいのものです。

記者さんは続けて、県警は「ながら運転」一掃に取り組んではどうか、と提案されています。この、人任せの発想も理解できません。
自分だったら、「ルールに無知だった。世の中にはまだまだそういう人がいるようだ。マスメディアの使命として、また、無知だった自分の反省の意味も込めて、“ながら運転一掃”キャンペーンを展開することにした。」ぐらいのことは書きたいです。

赤色の下線を引いた部分「10分も止めれば、取り締まりの対象になる」は勘違いではないでしょうか。「駐車」と「停車」が明確に区別されていないような気がします。

道路標識での中に赤色の×印が駐停車禁止(ほかにも軌道敷内やトンネルの中など標識がなくても駐停車禁止の場所あり)ですが、一般的にはの中に(斜線が1本だけ)の駐車禁止の場所のほうが多いようです。駐車禁止の場所なら止めていても運転席に乗っている限り、ケイタイを使っていても無視されるか、移動をお願いされるだけで取締は受けません。

「10分も止めれば」という部分が駐車のことだとすれば、「ながら携帯」の記事の流れから外れてしまいます。

自分が違反切符を切られたことへの意趣返しのつもりで記事にしたのかもしれませんが、論理展開にちょっと無理がありました。残念。


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「二度と起こさない」は違うのでは [雑感]

100円ショップの大手が、売れ残った商品約1億4千万円分を不当に返品していた下請法下請代金支払遅延等防止法)違反(返品の禁止)と認定され公正取引委員会から勧告を受けたというニュースがありました。

この会社は2年前にも業者に支払う代金を不当に減額したとして同法違反(下請代金の減額禁止)で勧告を受けたことがあるそうです。

ニュース記事でそういう事実が説明された後に同社のコメントが掲載されていました。

「二度と違反を起こさないよう社内規律を正し、信頼回復に努める」

これって回数が違っています。今回が二度目ですから、
正しくは、「三度と違反を起こさないよう社内規律を正し、信頼回復に努める」です。

でも、二度あることは三度あると言いますから、「三度と起こさない」では誰も信じないかもしれません。

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牛乳パックのリサイクル方法がわかりにくいのは自分だけ? [雑感]

生涯大学校の渥美省一先生の授業の時にリサイクルの話がありまして、牛乳パックはバージンパルプから作られているものだから新聞よりもリサイクルの価値が高いということを習いました。

今までは、家人が揚げ油を捨てるとき紙に吸わせて入れるための容器でしたが、今後はリサイクルにも回さなければなりません。

それでやってみたのですが上手くいきません。

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歳をとって薄くなった爪が剥がれそうで怖かったのですがとにかくやってみました。でも箱に書かれている図(次の写真)のとおりにはなりませんでした。

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下の正方形はどうやったらできるのか。ヒントがないから自分で考えるしかありません。
世の中の人はみんなわかっているのかしらん、と勘繰りたくもなってきます。

②の「開いて」の方法が良くわからないのです。

次にチャレンジした時は爪が剥がれるのが怖かったのでハサミを使いました。洗った後の濡れた状態だからハサミは使いたくなかったのですがステンレスだからまあ良いかと割り切ることにしました。

なんとハサミで切ったら簡単に切れるではありませんか。

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「②ハサミで切って、開いて」と書いてくれていたら、糊しろの部分をどうやって剥がすかとか爪が剥がれないかとか迷わなくても済んだのにと思ました。

それともう一つ、明治でも森永でも示し合わせたように図は同じです。

reizanの場合、偶然小さな正方形が左から2番目になりましたが、表から見ると右から2番目です。切り方によっては右端になったり左端になったりすることもあると思います。この部分はいい加減でいいと思うのですがきっちり描かれていると間違えられないと思ってしまいます。端な話、切り離してもリサイクルボックスに入れたら活用してもらえるのではないでしょうか。

わかりにくい図のお蔭で久しぶりに頭を使いました。


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