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夏祭りのハードな一日 [地域活動]

reizanの一家が住んでいる住宅団地(1200戸)はかつては新興住宅地でしたがすでに20数年を経過していて、伝統の夏祭りが今年で23回を迎えました。市の七夕祭りは規模を縮小する傾向にありますが、こちらの方はそこそこの規模で毎年賑わっています。

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reizanが所属している地域の老人クラブもこの祭りに、食べ物のバザーとルーレットと輪投げのゲーム屋さんで参加しています。

reizanの役割は、入会以来、ルーレットの担当と決まっています。老人クラブでは一番若手のreizanですから去年までは難なくこなしていたのですが、 今年は堪えました。

というのも今年は日程がハードすぎました。
  1. 朝5時半に起きてブログの投稿とメールなどのチェック。
  2. 6時半からラジオ体操。
  3. その後にゴミ収集日のゴミ出し。
  4. 7時から夏祭りのテント張りの手伝い。
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  5. 12時半からバスで出かけてホームセンターで買い物。
  6. そのまま13時半から月一の料理教室(ダンディ・クッキング)で実習。
  7. 16時半に帰宅して、夏祭り会場に出向き輪投げ屋さんのセッティング。
  8. 17時から21時まで輪投げ屋さんの営業。

 

輪投げ屋さんというのは結構大変です。
輪投げの的から1.5メートルぐらいのところに細縄を張って、そこに10個の輪を置いています。
お客さんが来たら的のところから移動して参加料を受取り、元の場所に戻って手提げ金庫にお金を入れます。
お客さんが投げ終わったら点数を計算し、点数に応じた商品群をお客さんのところまで運び、一つを選んでもらいます。
お客さんが選んでいる間に的のところに戻って散らばっている輪を集め、仕切り線の細縄のところに戻します。
その後、残った賞品を回収し元の位置に戻します。
次のお客さんが来たら以上を繰り返します。 

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たった1.5メートルの間の移動の繰り返しですが、最後の頃はもうフラフラでした。

歳のせいなのか、ハードなスケジュールのせいなのか?
前者でないことを祈っています。

 

 



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地域の長寿を祝う会 [地域活動]

地域の自治会と老人クラブの共催で長寿者をお祝いする会が開催されました。
昼食はセブンイレブンの予約弁当でした。おかずがたくさん入っていて美味しかったです。

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この会では、絃方の先生と長老のお弟子さん(92歳)とreizanの3人で、毎年、三曲の演奏をしています。
今年(2012年)は「八千代獅子」を演奏しました。何回演奏したかわからないぐらい手馴れた曲です。

下合わせの時、疲れていたのと冷房が効きすぎていたので曲の後半でウトウトしてしまいましたが、あとから絃方の先生に正直に話したら、全然違和感を感じなかった言われました。夢心地になっても指と息は正しく働いていたみたいです。 

出番は食事をしたあとですから、我々はお茶だけを啜って待ちました。

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《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

八千代獅子の次は、尺八だけで「秋のメドレー」(赤とんぼ、里の秋、ふるさと、もみじ)を演奏しました。元の五線譜のピッチでは1尺8寸管で吹けなかったので全曲移調しました。
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《音譜クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

歌詞カードを配っていないのに大勢の方が演奏に合わせて一緒に歌ってくれたのが嬉しかったです。

reizanたちの次はハーモニカ名人の演奏です。この方はレーパートリーが多くて、それもほとんど暗譜です。(脇に譜面台がありますが全く見ていませんでした。)

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今年は会員のなかで最長老の方が白寿(99歳)の顕彰を受けられました。

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《中央が白寿の方》

この方は、毎日、買い物に行って自炊されていると聞いていましたが、今回はカラオケに飛び入れされて歌を披露してくださいました。とっても元気なスーパーおじいちゃんです。

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《女性のバックコーラスで歌う最長老》

我がクラブでは、このご夫婦も欠かせません。まるで夫婦漫才のコンビのようなお二人です。ご主人がボケ、奥様がツッコミという役割が決まっているみたいで、舞台の上だけでなく普段の様子も漫才のようです。

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奥様の踊りもかっこいいです。

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楽しい催しは予定時間を1時間近く超えて終わりました。座りっぱなしで少し腰が痛くなりました。
 
 

 



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午前も午後も尺八演奏 [地域活動]

午前中は、趣味の民謡尺八サークルが週一の練習で使わせてもらっている公共施設の芸能発表会があり、

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午後はサークルメンバーの地元で敬老会があってそこに呼ばれたので、二箇所で尺八の演奏をしました。

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掛け持ちなので芸能発表会の方は開始から2番目の出演です。
机椅子の設置準備の関係で、毎年、大正琴のサークルが1番に出演します。

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そして、reizanたちの次はハーモニカサークルです。 

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この発表を横目で見ながらreizanたちは車に分乗して次の会場に向かいます。

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次の敬老会の会場は毎年同じ小学校です。控え室の2年生の教室に入ってくるメンバーが次々に同じことを言いました。
「あれっ、机の数が減ってる。」
机の数は横に4脚×2列です。去年(2011年)は横の数ももっと多くて縦も4列で一部欠けるぐらいでしたから激減です。

会場の体育館を覗いたら小学生の歌がスタートしていました。

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舞台には18名の子供たちが並んでいます。背の高さから推測すると、この子たちが去年の2年生かもしれません。

ここで演奏した後は、メンバーの管理するお寺に移動して慰労会です。

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テーブルにはご馳走がたくさん並んでいましたが、目を引いたのは「おおまさり」(茹でる以外に食べ方のない大きなピーナツ)です。その時期になったのだということが分かりましたので、自宅用を仕入れるため、今度、自転車に乗って農家の産直販売所に行ってみようと思います。



 


 



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700円で築地市場に行ける [地域活動]

地元の福祉センターの催しで郊外研修の参加者募集がありましたのでreizanも2名分の申し込みをしました。

9時~9時半までが受付で、受付終了時に定員をオーバーしていたら抽選になるということです。9時に着いて30分待つよりもギリギリで待ち時間が少ないほうが良いと思って終了10分前に行ったら、その後は誰も来ませんでした。

定刻になって集計結果が発表されたところ、定員30名に対して32名の応募があったとのことです。reizanが申し込まなかったら全員が無抽選で参加できたので、誰かが外れたら恨まれるだろうなと思っていたら、主催者の粋な計らいで、同行の職員の方2名が補助席を使うことで全員が参加出来ることになりました。

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参加費用は一人700円ですが、このコースを公共交通機関でいくと割引切符を使っても一人4000円近くかかりますのでかなりお得です。

東京臨海広域防災公園は「そなエリア東京」のことで、地域の老人クラブの研修旅行で行ったところです。地震対策について勉強できる良い機会ですので、老人クラブに入れるのに歳なのに年寄りではないと言い張っている同行者にも勉強してもらいます。

昼食は築地場外市場で自由行動ですから美味しいものを食べようと思います。


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中学校の文化祭で二つの才能が光っていました [地域活動]

reizan宅から歩いて2、3分のところに公立の中学校があります。将来の人口増を見越して各学年に3クラス分の教室がありますが、現在の生徒数は3年生22名、2年生27名、1年生26名、計75名と少人数です。

地域の住民にとって学校が有ると無いでは大違いですからいろんな場面でバックアップして学校を盛り立てています。

地域の自治会を通じて文化祭の案内がありましたのでreizanも観覧させていただきました。文化祭の観客として頭数に加わるのも大事な役割です。
同じ日の午後に同校の創立20周年の記念イベントも予定されていましたが、比較的空いている午前中の文化祭に行きました。

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文化祭の主なプログラムは、「英語スピーチ発表4件」と「」吹奏楽部の演奏」と「学年対抗合唱コンクール」と「卒業生によるピアノミニコンサート」です。

英語スピーチはマイクを使わず肉声だったのでよく聞き取れませんでした。聞き取れてもきっと意味がわからなかったと思いますのでreizanにとってはどちらでも同じです。

英語スピーチが予定よりも早く終わって20分間の休憩になりましたので、校舎内に展示されている生徒さんの作品を見に行きました。そこで一つ目の才能に出逢いました。

支援学級のひとりの生徒さんの作品だと思いますが、これが一箇所にまとめて展示されていました。すごくいい感じだったので全体と一つひとつの作品を撮らせていただきました。

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他の生徒さんの作品も見学しました。

ある学年では竹林の墨絵を展示していました。

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この中で気に入った1枚はこれです。

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書道作品は十数名の優秀な作品が展示されていましたが、中でもこの4名の生徒さんの字が美しかったです。

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最初に紹介した支援学級の生徒さんの、青少年健全育成標語の佳作入選作品も紹介されていました。

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もう一つの光るものは合唱の時に気づきました。
合唱は各学年とも2曲で、課題曲「My Own Road ~僕が創る明日~」と学年ごとに選んだ自由曲です。

(YouTubeにこの曲の合唱がありました。)
http://www.youtube.com/watch?v=VVr9EK03UQI&feature=related My Own Road ~僕が創る明日~

最初に、生徒さん全員で課題曲を歌ってくれたのですが、その時に一人の3年生の女子生徒さんの歌声がダントツで光っていました。声質が良くて、伸びがあって、抜けが良くて、音程が正確で素晴らしい喉です。聴いていて心地よかったです。
この生徒さんの歌声は他の74名の生徒さんの歌声の総和を越えて響いていました。

3年生の皆さんが課題曲を歌った時の様子です。赤丸印がその生徒さんです。

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《歌が上手な生徒さん(中央)》

課題曲の途中で女声だけで歌う部分があるのですが、そこを彼女一人だけで歌うという演出をされていました。それがまたすごく良かったです。
兎に角、マイクがないのに体育館のなかで朗々と響き渡るのですから身体のなかにアンプとエコー装置が内蔵されているような感じでした。もっと長く聴いていたかったです。

合唱のあとは卒業生の方によるピアノミニコンサートです。本格的なドレス姿の女性が4名登場されました。

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左から2番目が卒業生さんであとの3名は高校の芸術科以来のお友達だそうです。それぞれが有名音楽大学の卒業生です。

プログラムの最後に、8手連弾というのを聴かせていただきました。連弾は知っていますが普通は二人ですから4手連弾です。ということは、8÷2=4。
そうです。1台のピアノを4名で弾くということです。曲目はラヴィニャックの「ギャロップマーチ」です。

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8本の手=40本の指で弾くと音に厚みが出るけどご覧のとおり兎に角窮屈だと仰っていましたが、見ていてもその通りだと思いました。

 



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鎌田實さんの講演CDに感動しました [地域活動]

reizanが所属している地域の老人クラブ月例会に参加しました。

今回は最新情報機器の話と鎌田實さんの講演CD鑑賞です。スマホやタブレットには関心がないし、パスしようかなと思っていたのですが後期会費の支払い日にもなっていますのでやむを得ず参加しました。

情報機器の話は聞く側のレベル・目的意識が違いますのでなかなか全員にフィットする話は難しそうな感じでした。

続いて鎌田實さんの講演CDを聞きました。こちらは良くわかりました。本人はおられないのに終了後に盛大な拍手が起こったのは話の内容に感動されたからだろうと思います。

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reizanが共感を覚えたのは最後の逸話です。鎌田さんの奥さんのお父さん(義父)が肝癌を患って亡くなるまでの話ですが、そのお義父さんの生き様というか死に様というか、それがreizanの理想にピッタリだったから本当に感動しました。

お義父さんは以前に胃癌が見つかり今度は肝癌が見つかったそうです。胃癌の時は手術をしたのですが、その後何年も生きてきたので今度は手術をしないとご本人は言います。

でもあと3年は生きたいということで、カテーテルで癌に繋がる血管を遮断することだけをしたそうです。
そしてお義父さんは亡くなるまでに見たいもの見、やり残したことをやり、家族らに伝えたいことを伝え、最後の最後まで自分の意思に従って生き、そして息を引き取られたそうです。

癌という病を患っていても、これはピンピンコロリだと思いました。いつかは死ぬ運命ですから死ぬのは仕方のないことです。死ぬまで自分らしく生きたい、ただ痛いのだけ除いてくれれば良いという考え方はreizanの日頃の思いにも通じます。

一緒に聞いているクラブの諸先輩方も揃って感激しておられました。

 



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700円で築地市場に行ってきました [地域活動]

普通に行くと3,350円かかる「そなエリア」と「築地場外市場」に700円で行ってきました。なぜ安く行けたかというと地元の社協の郊外研修プログラムに参加したからです。移動に使われたのは市有のバスです。

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研修の主体は「そなエリア」ですから、前回の地元老人クラブの事業で訪問して勉強したことを思い出しながら、改めてしっかり勉強しました。

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大地震が発生した場合、72時間(三日間)を自力で生きぬけるかどうかが生死の境になるそうです。その三日を生き抜くために必要な非常用食糧サンプルが展示されていました。これが一人分の最低限の量だそうです。

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勉強のあとは築地で昼食です。同行した家人が昼食は市場の外で食べようと言うのでバス駐車場の目の前の「すしざんまい」で簡単に昼食をとりました。

あとで築地場外市場を回ったら、そこにも「すしざんまい」の店が7軒もありました。場外市場のなかの混雑した店を避けた家人の判断は正解でした。

reizanとしてはプロの玉子焼に興味がありましたので、最初にテリー伊藤さんのお兄さんの店(丸武)に行ってみました。
そしたら、ひと切れ100円というのがありましたので買ってみました。

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甘ったるい、という印象です。

この店のすぐ先に「山長」という玉子焼屋さんがありましたので、ここでも100円でひと切れ買って食べました。

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こちらの店では甘いのと甘さ控えめがありまして、甘さ控えめに大根おろしをかけてもらったので「丸武」との比較はできませんでした。

筋向いに野菜屋さんがあって、茹でた「アピオス」を試食させてくれていました。じゃがいもの一種らしいのですが、落花生の「おおまさり」に似た味で、塩味で食べさせるものみたいです。好んで食べようとは思いませんでした。

場外市場には包丁の店や調理器具を扱っている店もありまして、そこで竹製のターナーを買いました。ホームセンター価格よりちょっと高めですが、ものが良さそうなので市場をひと回りして気持ちを落ち着け、まだ買いたい気持ちがあるかどうかを確かめて買いました。
 
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かなりの肉厚です。 

場外市場でラッキーだったのは「しらす家」の「十二品目ちりめん」を入手できたことです。テレビ番組で紹介されて狙っていたのですが、いつ行っても売り切れでした。今回も売り切れていたのですが、店じまい(飲食店以外は14時頃に店を閉めます)の前頃に前を通ったら翌日の分を作っているところでした。
訊いてみたら売ってくれるというので二つ買いました。一つは冷凍して正月用に使います。

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原材料名を見ただけでも美味しくないはずがないと思いましたが、ご飯に載せて食べてみると一瞬ことばを失うほど美味しかったです。


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小津安二郎監督の「麦秋」を観ました [地域活動]

地域の老人会の月例会で小津安二郎監督の映画を鑑賞することになり「麦秋」という作品を観ました。
麦秋という言葉には秋の文字がはいっていますが、英語ではEarly summerとなりますから意味は「初夏」です。

小津監督といえば国内だけでなく外国でも評価の高い映画監督ですが古い映画なのでこういう機会がなければ観ることもなかったと思います。観られて本当に良かったです。

物語は、原節子さん扮する間宮紀子の縁談話を中心に展開されますが、脚本がよくできていて脇の人たちもそれぞれに良い芝居をされていますので、単なる恋愛ドラマで終わらず家族の輪廻に思いを馳せられて感動しました。

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《淡島千景さん(左)と原節子さん》

時は終戦の6年後、紀子は北鎌倉で両親と兄夫婦とその二人の息子と7人で暮らしています。父親は植物学者で兄は医者です。そして、紀子は東京の会社に勤めていて専務秘書をしています。
縁談ばなしは、専務から自分の先輩はどうかと勧められたことがきっかけで、結婚について考えるようになり結局は妻を亡くした子持ちの近所の知り合いの男性と一緒になります。

でも、監督や脚本家の言いたいところはそういう恋愛の話ではないと思いました。両親が、戦争に行って戻ってこない次男のことを話す場面がありますがこれがキーポイントだと思いました。
戦後6年経っても消息がわからないからおそらく死んでいるだろうという話です。次男は画面には出てきませんがこの話によって紀子の家族は兄の妻やその子達と増えるばかりでなく、家族が減るという現実があったことを伝えています。

最後には、紀子は結婚相手の秋田転勤に同行し、両親はこの機会に故郷の奈良に帰り、北鎌倉の家には兄の家族だけが残ります。そういうストーリーを通じて人の離合集散の無常を伝えています。

家族が別れ別れになる前に集合写真を撮るところが印象的でした。

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笠智衆さんも出演されていますが、この映画ではおじいさん役ではなく、紀子の兄役です。写真では後列左になります。
その妻役は三宅邦子さんで後列右です。
前列のお母さん役は東山千栄子さんです。

終戦の6年後というとreizanはまだ3歳ですから映画に出ている人のことはほとんどわかりません。でも、周りで鑑賞している人たちは10年、20年先輩の方ばかりですから、役者さんが初めて登場するごとに、「原節子だ」「三宅邦子だ」「笠智衆だ」「東山千栄子だ」「佐野周二だ」「淡島千景だ」「杉村春子だ」と解説してくれるし、名前だけは前にも聞いたことがある人ばかりだったのでよくわかりました。

この文字が映ったらみんなから拍手が沸き起こりました。

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地域の一斉清掃に参加しました [地域活動]

年に2回、reizanの住んでいる戸建住宅団地の自治会で一斉清掃の活動があります。

地域にお世話になるばかりではいけませんから率先して参加しました。
服装は訓練校に通っていた時の作業帽と作業着と安全靴にしました。安全靴は長距離を歩くのには不向きですが、しゃがみ作業のときには足元がしっかり安定して疲れにくいという良さがあります。
それに、鋸刃付きの小さな鎌と根起こしを持参しました。

集合場所に着くと役員の方が軍手とビニール袋を渡してくれました。
それを受け取ってバス通りの受け持ちの区域に向かっていると何か雰囲気が違います。
バス通りは市道ですが、どうも最近草刈をしたばかりの様子です。

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これではやることがないので、皆が、ゴミや雑草を探して同じ方向に歩いています。

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《交差点の右が中学校、左が医療区域》

中学校のあたりまで来ると雑草がちらほら残っていましたので、reizanは交差点周りの立ちがれて根が残ったままの雑草をすべて処理しました。
それでも、ビニール袋の中はスカスカなので、その先に、伸びすぎたサツキを剪定している方がいらっしゃいましたのでそこに行って切り取った枝の回収を手伝わせていただきました。お陰でビニール袋は一杯になりました。

集合場所にビニール袋を持って行ったら役員さんがペットボトル入に入った飲み物を配っていました。お茶とジュースがありましたが、珍しいので「ナッちゃん」を頂いて帰りました。

今年初めての氷点下の朝でしたが作業している頃は陽の光りがポカポカと暖かくてからだを動かすのにちょうど良い気候でした。良いことをして心もからだも満足の一日でした。


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小学3年生の総合的な学習の時間を手伝いました [地域活動]

近所の小学校の3年生対象の総合的な学習の時間のテーマが「おじいちゃん・おばあちゃんの知恵袋」ということで、reizanの所属している老人クラブがボランティアで学習支援をすることになりました。

実施日は二日に亘っていてそれぞれ午前中の9時から11時までの時間が使われます。 
一日目は、
調理(蒸しパンづくり) 参加児童10名
工作(木工) 参加児童11名
手芸(お手玉づくり) 参加児童9名

二日目は3年生全員参加で、
グラウンドゴルフ 参加児童30名

reizanには木工の指導を手伝って欲しいという要請がありましたので喜んでお引き受けしました。

木工の担当はreizanの他に男性が2名です。この方たちは学習支援活動12年のベテランです。大工道具を持ったこともない3年生でもつくれるものをということで、児童に作ってもらうのは板材を使った船です。

板材をかまぼこ板ぐらいの長さに切り、舟形の型紙を当てて墨付けをして不要な部分を鋸で切り取ります。
次に紙やすりを使ってバリを取ったり舳先の形を整えます。それが終わったら、長さの違う2枚の板を本体の上に釘留めし、これに操舵室や客室の窓を書き込み、旗竿を立てて出来上がりです。

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《reizan作》

この学校には邦楽体験教室で箏の先生と一緒に一度訪れたことがありますが、工作室に入るのは初めてです。
室内には8台の工作台があり、それぞれに万力が二つずつセットされています。
隣の工具室には鑿や鉋はありませんが、児童用の小型の両刃鋸や玄翁などいくつかの木工具も備えられています。

最初は、長い板材を一人分づつにカットするところからですが、こういうのも生徒さんにやってもらいます。

船の先端部はカーブになっていますが、この部分も両刃鋸で加工します。過去の失敗作を見せてもらったら線の内側に切り込み過ぎてどうしようもなくなっているものがありました。
こういう失敗はさせたくないと思いましたので、線の外側を切ることと、鋸が動かせなくなったら別の部分から鋸を入れ邪魔な部分を切り取りながら進めることを教えてあげました。
少しぐらいの出っ張りは後からヤスリで修正できることを説明してあげたら、皆、失敗なく出来ました。

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あとの作業も問題なく進み、全員が立派な船を作ることが出来ました。 

終わったあとで参加してくれた生徒さんからお礼の言葉が有り、大きなサツマイモを数個と二種類の花の種をいただきました。
種を入れた手作り封筒にわざわざ手書きで絵を書いてくれていたので嬉しくなりました。

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今回の体験で3年生の子供たちは以外に力がないものだということに気づきました。
鋸を挽くときにときに力を入れるといっても力が入っている風ではありません。上滑りするので下向きにも力を掛けるように言ったのですが、見ていてもどかしくなるぐらい力がかかりません。それでも、時間はかかりましたがちゃんと自分たちで作業を体験してくれたので良かったです。 



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「学習プラザまつり」を覗いてみました [地域活動]

reizanがいつも利用させてもらう図書館は最寄駅前のビルの中にあります。このビルは市の所有で前は有名デパートがテナントとして入っていたのですが撤退してしまい、今はその6階が市の「学習プラザ」になっていて一角に駅前図書館があります。

図書館に行った際に、同じフロアの普段は空きスペースになっているところが衝立で囲われてなにか催しがあっているようでした。

掲示を見たら「学習プラザまつり」と書いてありました。この施設で行われている趣味の講座の受講者の人の作品展示会みたいです。

なかに入ってみたら、書道やペン字や切り絵やその他いろいろで結構賑やかな展示物の量です。
最初に目を惹かれたのは「折り紙」です。中にはアラが目立つ作品もありましたが、これはカラフルで本当に綺麗だと思いました。1個の大きさはゴルフボールよりひと周り大きいぐらいです。

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ほかも見て回ってもう一つ興味を持ったのは粘土細工です。小学校の児童が夏休みの特別教室に参加して作ったものです。ネームプレートを見たらそれぞれ違う学校名が書かれていました。

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どれも和菓子みたいで美味しそうでした。

プラザまつりが開催されていることを知りませんでしたが、偶然行きあわせてラッキーでした。


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うれしい手紙 [地域活動]

先日、近所の小学校の3年生を対象に実施された総合学習で「木工」の手伝いをしましたが、その時の生徒さんから4通の手紙が届きました。

内容は礼状です。思ってもなかったことなので嬉しくなりました。また機会があったら手伝いたいと思います。

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「はじめてふねをつくるからのこぎりのつかいかたがわからなくて のこぎりのつかいかたをおしえてくれてありがとうございます。ハンマーのつかいかたもおしえてくれてくださりありがとうございました。」

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「ぼくは船をはじめてつくるからきんちょうしました。ぼくはおくれていて○○先生(reizanのこと)がてつだってくれてみんなと同じようにつくれました。たくさんおしえてくれてありがとうございました。」

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「月曜日(26日)に工作でふねのつくり方教えて下さりありがとうございました。こんど自分でざいりょうを集めて作ってみます。お風呂でうかばしたらうかびました。」

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「11月26日ふねの作り方をおしえてくださりありがとうございました。ぼくはそのふねを自分のつくえの上にかざってあります。ぼくの家には木がないので作れません。だからいつもざんねんだなと思っています。また作りたいです。」

 
どれも素敵な手紙でreizanの宝物です。



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地域の老人クラブの忘年会 [地域活動]

reizanが所属する地域の老人クラブの忘年会に参加しました。入会して4年になりますが未だにreizanが最若年です。
一番上の方は99歳になられます。

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《初代会長から経歴を紹介される最長老》

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《花束贈呈》

次の写真は記念品の贈呈式ですが受けているのは現会長です。

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会員全員が最長老から白寿の記念品をいただきました。巳年の干支がデザインされた根付です。

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裏側には演技の良い文字があります。もしかしたら6億円が当たるかもしれません。

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式典の後は食事です。そしてその後が恒例の演芸大会になります。
reizanは、忘年会の時は流行歌のカラオケをバックに尺八を吹くことにしていて、今年は「涙をふいて」にしました。
ところが申し込んだあとで大変なことに気づきました。カラオケはあるのですが楽譜がありません。

家を出る時間まで耳コピをしたのですが完成しませんでした。仕方がないので、出来ているところだけ尺八を吹いてあとは肉声にしました。皆の前で歌うことだけは避けようと思っていたのですが、妙な切っ掛けで歌うはめになってしまいました。尺八演奏は平気なのですが恥ずかしくて上がってしまいました。

踊りでは「毒消しゃいらんかね」が面白かったです。

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会員ご夫妻の「50年目の浮気(三年目の浮気の替え歌)」には笑わせていただきました。いつも趣向を凝らして楽しませてくれるご夫妻です。

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最後に99歳の最長老が引っ張り出されてカラオケを披露してくださいました。音程も正しく歌詞もはっきりしていてとても年齢を感じさせません。こんな歳の取り方をしたいものだと思います。女性にもモテモテです。

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ローカル・ミュージカル [地域活動]

 

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地元の軽音楽協会主催の市制60周年記念ミュージカル「冬のオリヒメ」を観に行きました。
開演前の注意は「ストロボ撮影禁止」だけでしたので、舞台の写真も撮らせてもらいました。

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軽音楽協会長が知り合いで、オープニングに演奏する箏奏者の仲立ちを依頼されて紹介した手前、箏の先生の演奏を聞き逃すわけにはいきません。

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《二胡と箏でオープニング》

内容については地元の素人の学芸会だろうと思っていたら、なんのなんのreizanの認識違いでした。楽器、歌、ダンスを得意とする人たちが結集してすごいパワーを発揮していました。

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途中で太鼓チームの演奏がありましたがこれが大迫力で圧倒されました。

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舞台の前にいるこちら向きの人たちはオーケストラボックスの楽器担当の人たちです。

最後は主要キャストが総出演し、その後で黒子や伴奏の人たちも舞台に上がって感動のフィナーレを迎えました。

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《主要キャストとゴスペル隊》

 



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レインボー体操を体験しました [地域活動]

今回の老人クラブ例会の案内には、「体操をするのでタオルを持参してください」と書いてありました。

ちょっと面倒だなと思いながら参加しましたが、やってみたら楽しかったです。

会場のコミュニティセンターの建物に入ったところで先ず度肝を抜かれました。普段は広々としたロビーに何かがぶら下がって行く手を遮っています。

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よく見たら中央に雛飾りがありました。桃の節句の飾り付のようです。

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天井からぶら下がっているのは、「つるし雛」とか「雛のつるし飾り」と呼ばれているようです。

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Wikipediaによると、元は静岡県伊豆稲取で行われていた風習で、直径30cmの輪に5本の赤い糸を結び、それぞれに11個の飾りを吊り下げるのが基本だそうです。

この飾りをくぐり抜けて会場に入ったら椅子が準備されていました。体操といってもほとんどが椅子に掛けたままできるものでした。

最初は足踏みなどをして冷えた体を温め、それから本題に入りました。

先ずは頭の体操からです。指遊びに続いてじゃんけんゲームで頭を使います。

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更に、上半身から下半身へと体操を進め1時間半ほどの体操を満喫しました。

今回教えていただいたレインボー体操は、考案者の二宮ヤソ子さんという方がJA共済の組合員の方々の健康増進のために安全で楽しく続けることができる運動として開発したものだそうです。

YouTubeにレインボー体操の事例がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=YRhOqSLhJD4 レインボー体操
http://www.youtube.com/watch?v=1D3T37oRaa0 レインボー体操(椅子編)


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邦楽(三曲)の学校ボランティアに行ってきました [地域活動]

「尾上の松」の合奏練習が切っ掛けで参加させていただけることになった、小学校の邦楽(三曲)ボランティアに行ってきました。

ボランティア参加者は、絃方5名、尺八1名(reizan)、コーディネーター1名のチームです。

プログラムは、近隣中学校の箏曲部の生徒さんたちの演奏も加わって次のように進行しました。
  1. 「六段の調」(初段と三段)
  2. 6年1組体験学習
  3. 「妖精(エルフ)」=吉崎克彦作曲(中学校箏曲部)
  4. 「サラズマインド」=菊重精峰作曲(中学校箏曲部)
  5. 「春の海」(全曲)
  6. 6年2組体験学習
「六段調」はまあまあの出来でしたが、「春の海」のほうは練習の時は一音一音をはっきり吹けたのですが、絃方の先生がセミプロの方で仲間内で演奏するのと同じテンポで演奏されたのでついていくのに必死でした。

体験学習は、箏、三絃、尺八のエリアに分けて、5名ずつの班が順繰りに場所を移動しながら実際に楽器に触って音を出してみるという方法です。

reizanは、φ16とφ20の塩ビ管で作った尺八の管頭部をたくさん持って行ったので一度に10名ずつ引き受けて、トコロテン式に5名ずつ送り出すというやり方でバッファの役割も引き受けました。

女子の生徒さんも熱心に取り組んでくれました。

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箏は「さくらさくら」を弾いています。

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三絃は万一のアクシデント(撥で革に傷をつけてしまうと張替えに高額の費用がかかります)が怖くて触らせないことが多いのですが、絃方の先生のご好意でこれも体験してもらっていました。

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中学校の生徒さんたちは授業時間中ですので2年生の部員の皆さんだけが来てくれました。それでも20数名おられたので大迫力の演奏でした。

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この小学校は箏部のある中学校の校区ですから、6年生の生徒さんは春になったら中学生です。
ここで見たお姉さんたちのかっこいい演奏にあこがれて箏曲部に入る人がいるかもしれません。



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ふれあいまつり [地域活動]

reizanたちの民謡尺八サークルが毎週一回練習会場を借りている福祉センターの「ふれあいまつり」が開催され、我々のサークルも大トリで参加しました。

ちょっと早く会場に着いたら、reizanが加入している地域の老人クラブの仲間でいつも宴会を盛り上げてくださる二人の女性が踊りで参加されていました。

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また、reizanにとっては珍しい謡曲のグループも参加されていました。聴いていると、お腹から声を出しているのが良くわかります。尺八を吹くときのコツと同じだと思いまいた。

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reizanたちのグループは、「春のメドレー(春の小川、花、さくらさくら)」の尺八三部合奏と、吟入りの歌謡曲「古城」、それに民謡「白浜音頭」の3曲を演奏しました。

同じ会場に来ていた地域の老人クラブの先輩が写真を撮ってくれていて、それを頂いたのでアップします。

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この会が終わったあとは毎年恒例のサークルの懇親会になっています。reizanは乾杯のビールとコップ一杯の熱燗を飲みました。

コップ酒とは無粋ですが、猪口でいただくと飲んだ量が分からず、つい飲みすぎてしまいますので、それを防止するためです。
年寄りになると格好悪いこともやむを得ません。


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邦楽授業の学校ボランティア [地域活動]

邦楽(三曲)の学校ボランティアの第二弾に参加しました。

今回は「さくらさくら」が加わって、「さくらさくら」、「六段」、「春の海」、「楽器体験」というプログラムでした。

会場に早く入って一通りリハーサルをするのですが、今回は一年生の担任の先生がぜひ聞かせたいというので、一年生の生徒さんの前でリハーサルをしました。
生徒さんが列になって入ってきて、先生の合図で例をして座ったとおもったらほとんどの子供さんが正座をしていました。

reizanはリーダーではないのですが絃方の先生がどなたも声を出さなかったので、思い切って、「今から日本の伝統的な音楽を聴いていただきますが、かしこまって聴く必要はありません。体操座りでいいですよ。」 と言ってあげました。

それで一年生の皆さんが体操座りをしてくれたので、こちらもリラックスしてリハーサルができました。

本番は5年生が対象で、演奏だけは6年生と一緒にを聴いていただいたあとで、箏と三絃と尺八に場所を分けて順繰りに楽器体験していただきました。 
箏は6面、三絃は4棹、尺八は塩ビの頭部管を30個ぐらいを準備して臨みました。

尺八は、曲の演奏までは無理ですから、取りあえず音を鳴らすことを目標にしています。最初に吹き方の要領を説明して、注意事項として、一所懸命吹きすぎると一度にたくさんの空気を吸い込みすぎて血液の中の酸素濃度が上がって頭がクラクラするから必死になって吹かないこと、クラクラする前に休憩することをお願いしました。

音が出た生徒さんは2~3割はいたと思いますが、その中で一人の女子の生徒さんが芯のある本当の尺八の音を出していたのにはびっくりしました。
全くの初心者ですがアンブシュアも申し分なく、ご本人は意識していない様子でしたがちゃんと腹式呼吸で吹いていました。
こんな子が弟子になってくれたら教えがいがあるだろうなと思いました。

右端の女の子がその人です。ずっと音が鳴っている最中にシャッターを切ったのですが、口元を見ていただくと全然気負っていないことがわかると思います。

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箏の体験もしっかりやっているようです。

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三絃は教えるのに手がかかるため順番待ちの列が出来ていました。でも、普通は箏の絃に触らせても三絃には触らせませんから、順番の列に並んでも三絃にさわれるというのは貴重な経験だと思います。

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学校ボランティア(邦楽)が終わりました [地域活動]

「尾上の松」という三曲の大曲を合奏練習させていただいたご縁で、小学校の邦楽授業を手伝う学校ボランティアに参加させていただいておりましたが、今回の学校で24年度分は終了となりました。

最初の学校では張り切りすぎて家に帰ってからグタッとなっていましたが、三校目ともなると多少要領がわかってきて、頑張るところと力を抜くところのメリハリをつけられるようになりました。

今回、塩ビ管尺八を鳴らすことができた何人かの子供さんに口元の写真を撮らせてとお願いしたら一人だけがOKしてくれました。

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reizanが説明した通りに力まずに吹いてくれているのが写真からもわかります。
吹いているのはφ16の塩ビ管尺八です。一般に使われるのはφ20ですが、顔も口のサイズも成長過程の小学生の生徒さんにはひと周り小さい方が良いだろうというreizanの考えに基づいています。

この学校でのボランティアが終わったところで、絃方の先生が、最初に訪問した小学校の生徒さんが書いてくれた感想文集を見せてくれました。
絃方の先生方がご覧になったあとでreizanに下さるということでしたが、断捨離をかじったことのある身としては固辞して、代わりにデジカメで撮らせていただきました。

ボランティア授業の時は、模範演奏として「六段」と「春の海」を演奏し、その後で「箏」「三絃」「尺八」に別れて順繰りに体験学習をしていただきました。
感想文には模範演奏のことと体験学習のことが書かれていますが、演奏の感想だけを抜き出してみました。

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『演奏してくださった「六段の調」や「春の海」はとてもきれいな
演奏でした。琴のひびきや尺八のきれいな音で、とってもすて
きな曲でした。きれいで、また聞きたいなと思いました。
「春の海」は聞いたことがあって楽しかったです。』

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『演奏された「六段の調」は琴、三味線の弦楽器と木管楽器の
尺八がすごくきれいにひびいて感動しました。二曲目の「春の
海」は聞いたことがある曲で琴と尺八の音がきれいでした。』

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気恥ずかしくなるような褒め言葉もありますが、日頃、邦楽に接することのない子供さんにとっては、思った以上に貴重な経験だったのだろうと推察します。

reizanが一番嬉しかったのは、終から三つ目の感想文の中の言葉です。「六段の調べは琴や尺八のいい音色ですごくねむくなってしまいました。」
三曲で古曲を演奏するときは純正律に近い三分損益の法に従って演奏しますので、ピアノなどの平均律の楽器に比べると濁りの少ない良い響きがします。眠くなったということはその良い響きが伝わったということですからこれ以上の褒め言葉はありません。

「尾上の松」から「学校ボランティア」と進んで、今度は7月に「八重衣」の合奏練習をしましょうと絃方の先生から提案されました。勿論OKが尺八の手が複雑で難曲中の何曲です。
7月までに120日はありますから毎日一回吹けば120回は吹けます。(演奏時間25分~30分ですから何回も吹けません。)
だから、真面目に練習すればなんとかついていけるようになるのではないかと思っています。


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老人クラブの日帰り研修旅行(その1) [地域活動]

reizanの所属している地域の老人クラブで日帰りの研修バス旅行がありましたので参加しました。
報告文が長くなりそうなので2回に分けて報告させていただきます。

午前8時半に、地域のほぼ中央にあるコミセン(コミュニティセンター)に集合して、8時45分に市のバスで出発しました。

最初の停車地は、トイレ休憩も兼ねて大多喜の道の駅「たけゆらの里 おおたき」です。

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バスから降りて正面を見たら素敵な建物がありました。

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皆さんがそこに向かって歩いていかれるのでついて行ったら、左が無料休憩所で、右はトイレでした。
本体の建物は左を向いたらありました。

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ここで、「先の細くない竹製の菜箸」と「いちじくの入った手作りケーキ」を買いました。(結局、お土産はここで買ったものだけになりました。)

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次は「花野辺の里」というところに移動して、丘登りをしながら草花の観察をしました。

園内に入ってすぐのところは、金目孟宗の竹林です。竹の間に見えるのはお雛様たちです。

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ここを過ぎると緩やかな登り道になります。でも、ちょっと歩いてはガイドの女性の説明を聞くということを繰り返しながら進むので年寄りにも楽なコースでした。

丘の上の茶店のところまで行って下界を見たらいろんな梅がきれいに咲いていました。

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茶店の前には「河津桜」がありましたが、まだ三分咲きぐらいでした。

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花野辺の里を出たら次は待ちかねていた昼食です。

幹事さんが選んでくれた昼食の場所は、鴨川グランドホテルの筋向いにある鴨川グランドタワー1階の「生簀篭」という食事処でした。

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《鴨川グランドホテル》

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《鴨川グランドタワー》

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《生簀篭の入口》

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《昼食の御膳》

焦って写真を撮ったため、茶碗蒸しの蓋を取るのを忘れました。ご飯もよそおった方が良かったと思います。後から出てきた汁物も写っていません。省点の多い撮影でした。
料理はすべてが美味しくて完食しました。

グランドタワーはこの辺りでは珍しい高層建築物です。何階建てか数えてみたら32階建てでした。

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食事のあとは軽い散歩を兼ねてグランドホテルの裏に回って、鴨川の海を見に行きました。

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葛飾北斎が「神奈川沖浪裏」を描くにあたって影響を受けたと言われている「波の伊八」の地元なので、それらしい波が見られるかと期待したのですがそれほどでもありませんでした。

午後は研修の時間になりまして、「波の伊八」関連の場所を二か所訪ねました。その報告は次の機会にさせていただきます。



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老人クラブの日帰り研修旅行(その2) [地域活動]

先日参加した老人クラブの日帰り研修旅行の続きです。食事のあとに訪問したのは「鴨川市郷土資料館」です。

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参加者募集の案内を見たときに絶対行きたいと思ったのがここです。ここでは「波の伊八の作品を見学します」と旅程案内に書かれていたので楽しみにしていた場所です。

「波の伊八」の有名な作品に「行元寺」(今回は訪問していません。)の欄間彫刻「波に宝珠」というのがあります。
(「波に宝珠」は行元寺HPの歴史・収蔵品をご覧下さい。)

この「波に宝珠」は葛飾北斎の有名な東海道五十三次の作品の一つに大きな影響を与えたと言われています。

それは誰もが一度は目にしたことのある「神奈川沖浪裏」です。左側から大きな波が被さってきていて、その波間の遠方に富士山が見えているという構図です。
著作権の関係で二つを並べてご覧頂くことはできませんが、ここをクリックすると多分ご覧いただけると思います。

今回、波の伊八の他の作品を生で見られるとあって期待に胸が膨らみます。

郷土資料館の二階の一部に作品が展示してあって学芸員の方が説明をしてくださいました。

「波の伊八」と言われる方は五代続いていて、最後の五代目は昭和29年に亡くなられています。reizanぐらいの歳の人から見ると最近まで続いていたという感じです。

一番有名なのは初代で、初代の武志伊八郎信由が「波に宝珠」を彫っています。
郷土資料館には、寺院の欄間「七福神が宴会をしている構図」と個人邸の欄間「波に竜」が展示されていました。

七福神の方は若い頃の作品らしく伊八の特徴が見当たりませんが、「波に竜」は見事でした。幅二尺ぐらいの小品ですが特徴がよく出ています。初代を有名にしているのは波ですが、実際には竜を彫ったものが圧倒的に多いそうです。
内部は撮影禁止でしたが貰った資料に写真がありました。

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この稿を書くために調べていてわかったのですが、波の伊八の四代と五代は葛飾柴又の帝釈天(寅さんが産湯を使ったと口上している場所)の彫刻ギャラリーの装飾彫刻の制作に関っているらしいです。(今度、帝釈天に行った時に見てみようと思います。)

折角、帝釈天に行っても境内をぐるっと回って終わりという人が多いですが勿体ない。有料でありますがこの彫刻ギャラリーは一見の価値があります。reizanは東京に住んでいた時にサイクリングの途中で立ち寄って見学したことがあります。

http://www.e-ishiya.com/tera/katsusika/kanamachi/taisyakuten/tyoukoku.html 帝釈堂彫刻ギャラリー

 



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老人クラブの日帰り研修旅行(その3・E) [地域活動]

老人クラブの日帰り研修は鴨川郷土資料館で終わりの予定でしたが幹事さんの粋な計らいで、日蓮上人の生誕地に建つ「誕生寺」に立ち寄ることになりました。

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誕生寺には「波の伊八」の作品がありますから、そのつながりでの訪問です。

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《誕生寺仁王門》

同行の皆さんは目の前に見える仁王門を目指しそこから奥へと進んでいきましたが、reizanは仁王門の手前、左にある小さな建物(といってもreizan宅とたいして変わりませんけど)が目にとまり、そこから拝観することにしました。

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「誕生堂」という名前のようです。
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もうこの場所から「波の伊八」ワールドの入っているようです。扁額の縁は竜の彫り物になっています。
下屋(扁額の手前)を見上げると

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立派な2匹の竜の彫刻がありました。右の大きい方を見ていただくと顔の下に腹があります。しかし、腹からすぐに頭につながっているわけではなくて、首につながる胴体は、一旦後ろに出て反時計回りに回って顔の下を通って腹につながり、それからさらに後ろを回って左端の尻尾へとつながっています。

実際にはそれほど厚みのない彫り物で厚みを感じさせるために、竜自身の体を交差させて遠近感を表している、というのは鴨川郷土資料館の学芸員さんに教えていただいた「波の伊八」の特徴です。

reizanはこれを見られただけでも大満足です。見逃した人がかわいそうでなりません。

仁王門を通って右側に鐘楼がありました。大工の勉強をした時に実習した「柱建て四方転び」になっています。

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正面の建物は「祖師堂」です。他の宗派の本堂に当たるものらしいです。ここにも立派な彫り物がありました。

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《表側》

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《裏側》

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外観を見学したあとは祖師堂に上がって、そこから奥の本堂、それから客殿(昭和8年建造)を見学しました。客殿は宮家の接待所として建てられたもので、reizanから見ると異次元の世界のようでその雰囲気に圧倒されました。

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客殿の浴室が公開されていましたが今時流行りの一坪浴室なんて目ではないです。浴室だけで八畳ぐらいはありそうでした。ただし、浴槽は純和風檜造りの小さなものでした。(内部は撮影禁止でしたので写真はありません。)

京都の社寺も良いですが、ここも一生に一度は見ておいて良いところだと思いました。

老人クラブに入っていると、自分だけではできない催しや旅行があるので楽しいです。団塊の世代の加入者がほかにいないのが不思議です。


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老人クラブの総会・懇親会・演芸会 [地域活動]

reizanが所属している地域の老人クラブの総会・懇親会・演芸会に出席しました。

今回が15回目の総会です。今までの延会員数が130数名で、現在会員が80名だそうです。
年寄りの集まりですから亡くなった方もおられますが、14年間の間に50名も亡くなられたわけではありません。高齢になって子供さんと同居するために引っ越した方などもあるそうです。

総会では事業・決算報告、役員改選、事業計画・予算承認が粛々と進められました。reizanの関心事は今年度の事業予定です。

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今年度もいろいろな事業を計画していただけるようで楽しみです。

総会のあとは幕の内弁当を食べながら懇親会です。今は珍しくなった瓶ビールもいただきました。

そのあとは演芸会です。reizanは尺八で「青い山脈」を吹きました。藤山一郎さんの歌を流しながら尺八で伴奏するという演出の予定だったのですが、準備の段階でちょっとつまずきました。

藤山さんのキーに合わせるためには2尺4寸管か1尺2寸管でなければなりませんがどちらも持っていません。
藤山さんの歌を機械的に4律下げたら1尺6寸管で合わせられますのでやってみたら、美声がおっさんの声になってしまって興ざめでした。

手持ちの塩ビ管尺八の最短が1尺4寸ですので、2律下げてこれで演奏しました。

いつも踊りを見せてくれる女性会員の方たちは今回も艶やかでした。

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この他に、ハーモニカ演奏と民謡とカラオケの出し物がありました。

最後は全員で、「ボケない小唄」と東日本大震災復興支援ソングの「花は咲く」を歌ってお開きになりました。

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1番の歌詞はreizanのことを歌われているみたいでドキッとしました。

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老人クラブの映画会と著作権 [地域活動]

若い頃、reizanは自治体のフィルムライブラリーを利用させてもらうために「16ミリ映写機操作講習修了証」というのを持っていましたが、最近は映画もデジタル化されていてフィルムを使わなくてもパソコンとプロジェクターとスクリーンがあれば本格的な映画が観られるようです。

reizanが所属している地域の老人クラブでも映写会の時はDVDです。メンバーの中に電気や工作に詳しい先輩がおられて、その方がクラブのイベントの設備関係を取り仕切ってくださっていますのでreizanの出番はありません。いつもお客様でいられるので楽です。

毎月の例会の中で年に一度だけ映画鑑賞会があります。今回の映画は東宝の映画でした。

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前回の映画は小津作品の「麦秋」でしたからスクリーンはスタンダードサイズでしたが、今回は木枠を組んでワイドスクリーンがセットされていました。

上映された映画はこれです。

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「ニッポン無責任時代」。1962年の作品ですからreizanが14歳の時です。
もし封切りのときにこの映画を観ていたら、その後のサラリーマン人生はもっと面白かっただろうと悔やまれます。

YAHOO映画のユーザーレビューも高評価です。reizanも実際に観せてもらってそう思いました。

ところで、映画を観ながら気になったのが著作権の問題です。

ソフトのパッケージには、大抵、「このDVDビデオは、家庭内での個人的視聴を目的とした販売に限定して許可されています。上記目的以外の上映は法律で固く禁じられています。」という趣旨の注意書きがあります。

家に帰って調べてみたら、注意書きの文章は読んだ人が誤解して過大に自己規制するような文章だということがわかりました。

著作権法第38条に次のような規定があって、今回の無料上映会は抵触しないようです。

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《著作権法第38条第1項》

そういえば、今は作曲家・編曲家をやっている人が若い頃、当時のヒット曲をピアノアレンジして町のピアノ教室の発表会で演奏されることになりました。
著作権法に触れてはいけないというのでJASRACに問い合せたら、口頭で、「入場無料のピアノ教室の発表会であれば問題ない」とお墨付きを頂いたそうです。 

これも第38条第1項を知っていれば問い合わせるまでもなかったようです。


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「ふれあい芸能発表会」を観に行きました [地域活動]

「ふれあい芸能発表会」は、市内の老人クラブが連携する長寿会の行事です。

先日、地域老人クラブの例会の際に隣に座った人が配車表を見ていたので、何事か尋ねたら「ふれあい芸能大会」に行くための配車でした。

元々ひとりでバス・徒歩で行く予定でしが、その方が自分の車の座席が一人分空いているから乗れるよと誘ってくださったので便乗させていただきました。

スタートは会の役員さんによる「なのはなシニア音頭」です。

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続いて登場したのはカラオケで歌う女性です。歌も上手でしたが、着物の襟元の朱色が印象的でした。

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観ていると、生涯大学校の時の同期生が何人も出ていて懐かしかったです。

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花笠音頭には3人の同期生が出ていました。

生涯大学校には銭大鼓のサークルもありましたが、このグループには知っている人はいませんでした。
銭大鼓の動作が綺麗に揃っていて周りのお客さんのひそひそ話で同じ評価でした。

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この催しには名物夫妻が出演されていて、お客さんは毎年楽しみにされているようです。
今年は、おヨネさんと松っあんの「麦畑」と下の写真の「安来節」で会場を爆笑させてくれました。

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我がクラブからは踊り上手のお二人がお馴染みの「毒消しゃいらんかね」を可愛く踊ってくださいました。

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朝9時15分に出発して4時近くまであるので途中で抜けて帰ろうと思っていたのですが、プログラムを見たら便乗させてくださった方の出番が終わり近くでした。これを観ずに帰ったら義理を欠くと思って最後まで鑑賞しました。
その方は「千年の古都」という難しい歌を歌われました。



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「歳の差は縮められないけど経験の差は埋められる」と思うのですが [地域活動]

reizanが所属する地域の老人クラブの最長老は今年100歳を迎えられます。初代自治会長の大先輩は86歳です。そしてreizanは未だにクラブの最年少ですが65歳になりました。

それぞれの方とreizanの歳の差は35歳と21歳です。この歳の差は縮めようがありません。

でも、年齢を引き算でなく、割り算で考えてみると少し見方が変わってきます。

100歳の方が36歳の時、そして86歳の方が22歳の時、reizanは1歳でした。その時点での人生経験の違いはそれぞれ36倍と22倍です。赤ん坊の自分を想像すると間違いなくそのぐらいの差があっただろうと思います。

それが今はどうでしょう。
たった1.54倍と1.32倍しかありません。reizanもそれだけ人生経験を積んで先輩方に近づけたと思うと嬉しくなってしまいます。

だから、いつまでも先輩方を敬いその生き方に学ぼうと思っています。 良いリーダーとメンバーに恵まれた老人クラブって本当に楽しいですよ。



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秋は恒例の長寿を祝う会 [地域活動]

reizanが住み、所属している地域の自治会主催、老人クラブ共催で「長寿を祝う会」が開催されたので参加しました。

昨年までは祝う側でしたが今年からは祝われる側に立場が変わりました。でも未だに参加者の中ではほぼ最若年です。
reizanは60歳になったときに、これから先は地域の一員として楽しく生きなければならないと考えてすぐに入会したのですが、世の中にはそう考えない人の方が多いみたいです。

会は、セレモニー、会食・懇談、演芸会の順に行われました。
セレモニーでは自治会長、老人クラブ会長の挨拶に続いて、市長(所要で高齢者支援課の課長が代読)、地元の県会議員、市会議員の方々から祝辞をいただきました。

続いて、地域の民生委員さんが紹介されました。主に75歳以上の方を対象に活動されているそうですので今のところお世話になることはありませんが、将来お世話になるかもしれませんのでお顔を拝見しただけでも良かったと思います。

会食・懇談の時間には、主催者が準備してくださった「ちらし寿司弁当」を美味しくいただきました。

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カロリーが表示されていましたが、reizanの摂取カロリーの目安が1,300kcal/日ぐらいですから昼食としては高カロリーなので少し残させていただきました。

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演芸会の部では来賓の方も一曲ずつ歌われました。なかでも、市長さんの代わりでこられた課長さんがセミプロ級に上手くて驚きでした。課長さんは公務中ですのでその後で退席されました。

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我が老人クラブの最長老は今年の暮れに100歳を迎えられますが、お元気で演芸会ではカラオケで「長良川艶歌」を披露してくださいました。応援団が多くてこの方が歌うときには舞台の上が賑やかになります。

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reizanは最初に、箏の先生と92歳になるお弟子さんと箏2、尺八1で祝儀曲の「八千代獅子」を演奏させていただきました。

また、カラオケの上手な先輩会員の方が東日本の大津波に因んだ「いっぽんの松」という曲を尺八だけの伴奏で歌いたいと所望されていたので、伴奏をさせていただきました。
千昌夫さんの原曲と同じキーでしたので1尺9寸管と1尺4寸管の尺八譜を作りましたが、4寸管の方が音に張りがあって吹きやすかったです。


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映画鑑賞は「お茶漬の味」 [地域活動]

reizanの所属する地域の老人クラブは年間の事業計画を作っていて毎年この時期には映画鑑賞会があります。

昔だったら市の視聴覚センターから16ミリ映写機とフィルムを借りて実施するところですが、今はパソコンとプロジェクターとスクリーンでことが足ります。

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照明が消されたら上映開始です。作品は小津安二郎監督の「お茶漬の味」(1952年)でした。61年前の作品です。

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reizanが4歳のときの作品ですから観た記憶もありませんし、実際に見ていないと思います。100歳の先輩は39歳の時、85歳の先輩は24歳の時の作品になりますからご覧になっていたかもしれません。

出演者の方のなかにはテレビが普及してからテレビドラマでも活躍された方がたくさんおられました。若い時の姿や歌声を見聞きできて良かったです。特に淡島千景さんの歌が良かったです。

主な出演者の方は次のとおりです。(敬称略)
  • 佐分利信
  • 木暮実千代
  • 津島恵子
  • 鶴田浩二
  • 笠智衆
  • 淡島千景
  • 十朱久雄
  • 三宅邦子
特別出演で、上原葉子という方が出ておられましたが、誰かと思ったら加山雄三さんのお母さんの小桜葉子さんが、上原謙さんんと結婚されて特別出演という形で出ておられたのでした。

若大将シリーズが流行った頃に加山さんのお母さんとしてテレビで紹介された小柄な小桜さんしか知りませんでしたが、お若い頃は洋風の容貌が印象的な美人だったのですね。他の女性出演者に比べると大柄に見えました。

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また、石原裕次郎さんの奥様の北原三枝さんの名前があったのですが、端役の女給役でどこで出てこられたのかもわかりませんでした。大女優にもこんな時代があったのですね。

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小津映画の特長であるローアングルから撮った画面と、木暮実千代さんがご主人を騙して女友達と修善寺旅行をして家に電話を入れる場面で、中央奥にいる木暮さんが電話のある左手前の場所に移動した時に、左に居た淡島さんが中央に自分の位置を変え、木暮さんが元の位置に戻ったら淡島さんも元の位置に戻ったのが印象的でした。
どの瞬間をとっても画面が一つの絵画のようになるように計算されているのだと思いました。


 











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立冬に、柚子風呂 [地域活動]

冬至に柚子風呂はつきものですが、ちょっと早取りをして立冬の柚子風呂に入りました。身体中が良いエキスで包まれていくようで爽快でした。

これにはちょっとした経緯があります。地域の老人クラブの例会に参加したら、会員の女性が自宅で成ったものだといって柚子を配ってくれました。

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実は前日に、そろそろ「大根の千枚漬け」でも作ろうかとスーパーに立ち寄って野菜売り場を覗いたら、柚子1個が250円もしていて買うのを諦めました。

そして、翌日の例会で柚子を頂いたという流れです。
早速、大根を買って美味しい大根の千枚漬けを作ろうと思ったら口の中にはもう涎が出てきました。

下さった方が「はなゆず」と仰っていたので念のためネット検索してみたら、「柚子」に比べて香りが弱く柚子大根には向いていないと書かれているではありませんか。

ここで諦めるか、敢えて果敢にチャレンジしてみるか判断をしなければなりません。reizanは前者を選んで「ゆず風呂に」しました。入浴しながら少し握ってやったらゆずの香りが染み出してきて良い感じでした。最初の目論見からは変わってしまいましたがこれで元気に過ごせそうです。

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邦楽体験のボランティア [地域活動]

小学校6年生の邦楽体験教室の手伝いに行ってきました。
会場は学校の音楽室で、カーペット敷の三段のフロアが緩い段々畑のようになっています。

コーディネーターの方に組んでいただいたプログラムに従って、生徒さんの入室に合わせて「春の海」演奏を始め全曲演奏しました。次に尺八と箏の楽器解説をし、続いて「六段の調」の一段と三段を演奏しました。

「春の海」は箏1・尺八1ですが、「六段」はオールスターキャストで箏3・三絃1・尺八1で演奏しました。

そのあとはお待ちかねの楽器体験です。グループごとの講習時間は10分程度ですから尺八は音を出すことだけを目標に、reizan特製の塩ビ管尺八の頭部管を使っチャレンジしてもらいました。

音出しの成功率は50%ぐらいです。中には6人中4人まで成功したグループもありましたが、これはこれで気を使います。
音の出ない女子が涙目になっていたりすると、自分の指導力の無さを責められているようで申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

生徒さんは交代で箏と三絃の音出しにもチャレンジしていましたが、こちらは弾けば音が出るのでストレスは低いようでした。

体験が終わったあとは、邦楽器の伴奏と生徒さん全員の歌で復興支援ソングの「花は咲く」 を演奏して終了しました。



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